ガッツポーズを、楽しむ
今日のデイリーポータルZ、小野法師丸さんの「努力しないで達成感」(こちら)。
かつて12年前に『HOWE』の第7号で「ガッツポーズを楽しむ」というネタを書いたことがあって、それを思い出した。ガッツポーズをすれば良い気分になれるのだから、特別嬉しいことが起こったときだけガッツポーズをするのではなく、何も良いことがなかったとしても、もっと日常生活のなかで積極的にガッツポーズを取り入れて楽しんでもいいはずではないか。そして、それにうってつけなシチュエーションは「電車に乗っていて、つり革に手をかけているとき」ではなかろうかと提唱した記事だ。
えーと、いまでも時折、ほんの時折、そういうことをしている、と白状しておこう。電車のなかで、知らない人に囲まれた状況で、ひとりガッツポーズ。そういう気分になっておく。それがポイント。
だからこの小野さんの記事を読んでいて、私はまことにストレートに「そうそう、その意気だよな」と思うのであった。たしかに努力しない人はガッツポーズをしても空しくなるばかりだが、それでも小野さん自身が楽しそうなので、努力をしなくても少なくとも楽しさは得られている。それって「バカらしいから何もしない」という選択肢と比較しても、すごいことだと思う。
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Comments
こないだ、電車で俺だけ座って寝ていた間、
あんたはガッツポーズをしていたんだね。
Posted by: ヒロポン | 2009.03.09 22:46
小野さんって、すぐ上の上司に激似なので、今日こそ我慢できずに、この記事を仕事中同僚に送りつけてしまったわ~
そんな楽しい遊びをしてたなんて!あたしもやろ~(笑)
Posted by: usamame | 2009.03.09 23:03
ヒロポン>あの日は、そういう遊びを取り入れる精神的余裕はなかった(笑)
usamame>みてみたい! その上司。なんだか仲良くなれるかもしれない(笑)
Posted by: HOWE | 2009.03.11 23:17