15年後のテーブルを囲む
昨日は高校の仲間で集い、Sくんの壮行会。夢を現実にしていく人を応援する会、なわけだ。
だいぶ長いこと居酒屋にいた。
その空間にどこか親しみを覚えるのは、なんだかこの顔ぶれで一台の大きいテーブルを囲んでいると、高校時代のあの部屋で、ビニールクロスのかかったデスクを囲み、とりとめのない話題だったり重いテーマだったりを延々話し合った日々を、ほんのりと想起させたからかもしれない。
ただあの頃と違うのは、集まったメンバーの学年の幅がちょっと拡大されていることと、テーブルに置いてあるのがコーヒー牛乳や紙パック入りゲータレードではなく、生ビールと梅酒だったりすることとか。
そして僕らは15年ぐらい年をとっていた。
確かにこうして人生は続くし、そして自分を信じていくことや、目標に向けてがんばったりすることの本質は、僕らのおかれた状況がどのように変容していったとしても、色あせていないと信じていたい。
U2の『Walk On』。
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自分からみて、「お、こいつやるな!」と思えるほどの「メモ魔」には、日ごろなかなか出会えない。
つまり、それだけ「メモをとる」ことを攻撃的なまでに実践する人は少ない。
以前参加した京都精華大学の公開講座で、講師のK先生は、フリートークのなかで私が発言したことを、カバンから手帳を取り出してすかさずメモっていた。そのとき喋った内容は、たしかに「自分より先に、他人の言説において引用されると悔しいぐらいの、“おいしいネタ”」だっただけに、やはりそこをメモるか! やるな! と、思った。なので、自分もおいしいネタに出会ったら、それが他人の発言であれ何であれ、迷うことなく自分のメモに書いてやると意気込むようになった。
メモ魔はメモ魔を挑発する。
それに関連して今日かなりショックだったのは、自分の使っているソフトバンク携帯電話の「メモ帳機能」が、「データが満杯です」となったことだ。
備忘録とか、ちょっとしたメモを、最近では携帯電話にちょこちょこと書いておくパターンが増えてきた矢先のことである。
携帯電話で画像とか動画をあまり撮影しないので、そういうデータを保存する余裕はまだたっぷりあるくせに、データ量がそんなに要らないはずのテキストデータを保存する余裕はもう無いと言い張る、この携帯電話のバランス感覚の悪さに、
「イー!!」ってなった。
SDカードも装着しているのだけど、そっちのメモリーに向けてダイレクトに新規登録でテキスト文書が入力できないみたいで、なおさらに「イー!!」となっている。
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Comments
そっか~そんなことしてたんだね。
たのしそうだなぁ。
何かをやりだすのには、年齢は関係ないのね~。はじめはおどろいたけど。
Posted by: usahana | 2009.03.29 02:19
usahana>そうですね、年齢は関係ない! ・・・と思いたいです。いろいろと。
Posted by: HOWE | 2009.03.29 20:17