珍プレーの元祖
今日のデイリーポータルZのべつやくれいさんの記事『養命酒ケーキをつくる』(こちら)のなかで、懐かしの80年代のヤクルトスワローズのユニフォームを着たべつやくさんが登場している(べつやくさんはヤクルトファン)。
でもよくみると一人だけ、昔の中日ドラゴンズのユニフォーム、しかも背番号7が小さく描かれていて「!!」となった。そうか、これはあの「宇野勝の伝説のヘディング」を表現していたのか! となる。(こういう、どうでもいいところで細かいネタを描きこむのがべつやくさんらしい)
なので久しぶりに「宇野のヘディング」を観たくなった。
便利な世の中になったもんで、YouTubeで検索するとすぐに出てくる。
あぁ、もう、なんなんだろう。この破壊的なおかしさは。
単なる「頭にボールが当たった」だけでは済まないファニーさがここにはある。
ボールが飛んでいく方向も見事だと思う。カメラの向きに対して、綺麗に真横にボールが飛んでいったわけで、この軌跡ももはや芸術的。
たしか、「珍プレー」という概念はこのプレーをきっかけに生まれたとか。
そういう意味では、「宇野のヘディング」は日本のスポーツ界において歴史的なヘディングなのである。そういう偉大なヘディングが、サッカー選手ではなくプロ野球選手の頭から放たれたというのもまたオツなのである。
中日ドラゴンズでここまでの笑いを取れるのは、ドアラか宇野勝か、っていうところだよな。
いつかドアラにも宇野をリスペクトして「ヘディング」をやってみてほしいぐらいだ。もはや伝統芸能として。
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Comments
ずるいよ。このネタは食いついちゃうよ。
意外にもあの落合を超える中日歴代最多のホームランを打っているのはうーやんらしいです。
すごい人なんです。
Posted by: suzaken | 2009.06.05 00:46
久しぶりのコメントです。
宇野のヘディングも素晴らしいですが、
最近、総合格闘技のDREAM.9でチェ・ホンマンと
対戦してKO負けしたホセ・カンセコの、宇野と
同じように外野フライをおでこにぶつけてホーム
ランにするというヘディングシュートも秀逸です
映像万歳。
Posted by: alteisen | 2009.06.05 23:18
suzaken>そうだったのか! そんなに中日時代にHRを量産していたとは! そういう意味でも偉大すぎた選手ですな。
alteisen>コメントありがとうございます。カンセコのそのプレー、映像で探して見ます。
Posted by: HOWE | 2009.06.08 21:44