スカパーのカモ
DIYが反消費主義だとか言っておきながらも、「スカパーがないと生きられないかも」とか言っているタテーシでございます。
妙なドキュメンタリー番組の麻薬的な面白さだったり、好きなときにいつでも詳細な天気予報が観られるチャンネルの便利さに慣れてしまっている。
あとBBCワールドの、たどたどしい同時通訳の妙な日本語にもグッとくる。
ただひたすら世界各地の風景や宇宙の映像がダラダラと、癒しの音楽とともに流れている「エコミュージックTV」チャンネルは、自分にとってもはや生活必需品扱いとなっている。
そして何より、そう、8月になればイングランドのサッカーシーズンが始まる。
たとえ今後スカパーの視聴料が値上がったり、パックセットの編成が変わってしまったとしても、最低限上記のチャンネルは試聴しつづけるのであろう。
完全にスカパーのカモにされている。
デイリーポータルの林さんもスカパーの愛好者らしく、自身のブログ(こちら)で先日書いていた話が面白かった。
自宅ベランダにスカパーのアンテナを立てているのだが、ベランダの前にある木が茂って、アンテナを邪魔して受信できなくなったとのこと。あれこれアンテナの位置をずらしてみるがうまくいかず、「いっそあの邪魔な木の枝を切ってしまおう」と思うわけだ。しかし日ごろ「ナショナルジオグラフィック・チャンネル」などで、自然をテーマにしたドキュメンタリーをよく観ている自分が、その放送を観るために木の枝を切ってしまうのはどうなんだ、それは風刺みたいだと思い悩む、というオチ。人生ってそういう奇特なシチュエーションに満ちているよなぁ、と。
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