携帯電話向けCiNii(論文情報ナビゲーター)
今日はじめて知って驚いたことは、学術論文の検索を行ううえで最もメジャーな、国立情報学研究所のCiNii(サイニィ)に、「携帯電話向けサービス」が開始されていたことだ。
「いつでもどこでも論文が検索できる」と紹介されていて、なんだか妙な可笑しさがある。可笑しいというと語弊があるが、携帯電話をいじりながら論文を見つけるなんて、数年前では考えにくいシチュエーションである。
ちなみにアドレスは(こちら)。
とくに理系の研究者は、競争が激しいため、自分より先に同様の研究成果を出している人がいないかどうかチェックするべく、毎日論文検索しないと気がすまないという人もいる、と聞いたことがあるが、なるほどそういう領域だと、携帯からアクセスできるのは理にかなっているわけだ。
でもなぁ、どうしても、「レジャー中の海辺で、ちょっと学術論文調べてみました」みたいなシーンを思い浮かべてしまう。なぜか。
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Comments
もはや携帯は研究に不可欠なガジェット。
携帯からでも蔵書データベースにアクセスして、
本屋で同じ本をまた買ってしまわないようにするとか、
既にコピーした論文をまたコピーしなくてすむように
チェックするのは、研究者には良くあることだったりしますよ〜。
Posted by: T氏 | 2009.07.29 03:06
T氏>すでにコピーした論文をまたコピーしなくて済むように・・・っていうのは、携帯電話でどうやって確認すればいいんでしょうか。自分のもっている論文のコピーリストをテキストデータなりで保管しておく、という感じかな?
Posted by: HOWE | 2009.07.30 21:54
それだとメモ機能と変わらない…。
市販のデータベース構築のアプリにはモバイル版もあるし、
webからデータベースにアクセス出来るように設定も。
忘れがちですが、繋がるのはなにも
世界の裏側だけではないんです(苦笑)
出先での利用はごくごく一般的なことですよ〜
Posted by: T氏 | 2009.07.31 00:20