結局マラドンが話題をさらう
サッカーのワールドカップ南米予選で、なぜかマラドーナ監督が率いてなぜか劇的に弱くなった強豪アルゼンチンが、先日のウルグアイ戦を1-0で勝って、かろうじて本選出場を決めた。
1人退場者を出して10人になったあと、劇的なゴールを決めて勝ったそうで。
そのまえの試合、先週のペルー戦は、たまたまテレビで中継をやっていてラストの10分ぐらいを観ていたのだけど、ありえないほどの暴風雨のなか(普通だったら試合中止じゃないか、っていうぐらい。さらにいうと、カメラが風で揺れて、ほとんど放送できるレベルじゃなかったぐらい)、1-0でアルゼンチンが逃げ切って予選通過へギリギリ留まるか・・・っていうとき、試合終了直前にペルーに同点ゴールを決められて、私は手をたたいて不謹慎なほど色めき立っていた。や、だって予選最下位のペルーが、あの猛風雨のなかまったくあきらめずに攻めの姿勢を崩さずにアルゼンチンのゴールをさんざんおびやかして、最後の最後でスコンと点を入れちゃうもんだから。笑うしかない劇的な同点弾。カメラは何度もマラドーナ監督の凍りついた表情をぬく。うわー!アルゼンチンがワールドカップに出られないなんてー! と私は不謹慎すぎる笑みを浮かべて画面を見つめていた。
ところがところが、このまま試合が同点で終わるかと思えたロスタイムに、アルゼンチンが奇跡的なゴールを決めちゃうもんだから、もうお祭騒ぎ。あの風雨のなか応援していたサポーターたちはすごい。
そんな試合のあとだったわけで、そこへきて先日のウルグアイ戦。ギリギリの勝利で、さぞかし盛り上がったかと思う。
そして恐らく世界中で多くの人が感じているかもしれないことを、僕もいま感じている。
それは、きっと来年のワールドカップ本選の決勝戦とかよりも、今回のアルゼンチンのドタバタのほうが、よっぽどエンターテインメントとしては盛り上がってしまった感があるということだ・・・(大苦笑)。
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ちなみに来年のワールドカップの見所のひとつは、イングランド代表の、ユニフォームだ。
小学校の体操着みたいなのである。
話題のベッカムがもし晴れて代表にカムバックしても、待っているのは体操着だ。アディオス。
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