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2009.10.29

なにげない絵なんだけど

R0015286

どんなに安いホテルに泊まっても、たまにこうして壁に絵が掲げてあって、そして私はこういうときに出会う、「あたりさわりのない絵画」が妙に好きなのである。
このあたりさわりのなさ、いい意味での無個性な感じが、無性に落ち着く。

それとよく似た嗜好として、100円ショップでしかもはやお目にかかれないような、前時代的な文房具にデザインの一環として書かれている文字なりフレーズなりも、大好きだ。まったく深い意味がなさそうな、テキトーな感じがするのがグッとくる。でもそういう乾いたフレーズを、真摯に信じたくもなってくるわけだ。単なるノートブックに「HAPPY DAYS」とか「miracle of life」などと書かれていたりするような、その無邪気でポジティブなノリを。

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Comments

100均のそれ!!
かなり、気になってました。
私の使ってるダイアリー
“A near friend is better than
a far-dwelling kinsman”
って、書いてあります。さすが100均。

Posted by: aina | 2009.11.05 23:28

aina>でもそれってかなり文章としてしっかりしているというか、メッセージ性が高いというか、かなり優秀なほうですよね(笑)
これとよく似たものとして、昭和の時代に作られた自転車のフレームにシールで貼られている英語のフレーズたちです。

Posted by: HOWE | 2009.11.07 21:52

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