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2009.11.01

Far away, So close!

知り合って20年ちかくになる友人、なおぴよの結婚式。
最後に用意された、出席者の名前が流れるエンドロールの映像のなかに、僕らのことを「戦友」と紹介したあと、亡きお母さんの名前に添えられた「Far away, so close!」の文字に感極まるものがあった。そのフレーズは僕らが文字通り青春をぶつけまくった高校時代のときの文化祭のテーマであった。「遥か遠く、すぐそばに」。その言葉をこの場において思い出させてくれたことに感謝したい。まさにそのテーマに込めた想いを、こうして僕らは年を重ねながら実感している。僕らにとって「文化祭をつくること」は単なるお祭りのことを指すのではなく、高校生活を通して築き上げてきたひとつの生き方の実践であったのかもしれない。


Far away, so close・・・U2の曲からとった。ヴィム・ヴェンダースの同名映画の主題歌でもあるんだけど、内容が天使についての作品なので、なおさらにグッとなる。

そしてなおぴよとはもう一方で、「バナナワニ」というバンドを組んで文化祭に出たことも大事な想い出である。
そうしていたら、新郎新婦の子ども時代からの写真が流れるスライドショーのBGMに、当時みんなで練習していたL⇔Rの『Lazy Girl』が流れたので、うれしくなった。当時この曲を演奏しながら、まさになおぴよのキャラクターを歌っている雰囲気だなとそれとなく感じていたが、その確証を14年後に得ることになるとは。そしてこの人は、いつまでもブレていないなーと、妙な感慨を覚えた。

でもここまで書いておきながら、「あれ、この曲って本当にレパートリーに入ってたっけ?」とか記憶が怪しくなってきている(笑)。でもとにかく当時、やたらこの曲をくりかえし聴いていたので、たぶん、練習していたと思うんだが。ふはは。

そして、この結婚式に際して、私の「この秋の工作」も添えることができて本当によかった。

ウェルカムボードを作らせてもらったのだ。

R0015301

Tシャツにシルクスクリーンの手法で二人の似顔絵を印刷して、それをアクリル板で挟み込んで、さらにカッティングシートで文字を配した。

手前味噌ではあるが、「無事に出来て本当によかった」と思える作品だ。
アイデア段階では、本当に出来上がるかまったくの未知数だったからだ。

おかげで、昔からやってみたかったTシャツへの自作シルクスクリーン印刷の手法を体得できた。
なので明日以降のブログの記事で、シルクスクリーン印刷の方法についてのDIY的メモを記せればと思う。

それと、旦那さんが所属している草野球チームの名前が「ピストルズ」っていうあたりも個人的にうれしくなった。

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Comments

ブログの題名に惹かれて、久しぶりに読みにきました('∇`)

なおぴよ…結婚したんだっ(*^o^)/\(^-^*)
知らなかったよー☆☆

おめでとう☆☆☆

やっぱり、この言葉"Far away, So close"には、私たちを引き付けるものがあるんだなーって思った(^-^)b
今、私の頭の中には高校時代の思い出がよみがえり、アマかった自分に優しくしてくれたたくさんの仲間に感謝してます(_´Д`)ノ~~

なおぴよにメールしよ。

ちょーさん、ありがとね

Posted by: ピーチ | 2009.11.01 21:26

ピーチ>コメントありがとう。そうだったのですよ、目出度いことです。ちなみにさっきサンマを食べました。お父さんのことをいつも思い出します(笑)

Posted by: HOWE | 2009.11.01 22:26

ありがとうございました。
ほんとに、ありがとうございました。
母のことを思い出すときには、いつも
あのフレーズがくっついて出てきます。
あのころを一緒に、そして今まで一緒に生きてくれたみんなに感謝です。

Posted by: なおぴよ | 2009.11.01 23:29

なおぴよ>こちらこそありがとうございました。そして、おめでとう。時間を共有できたことを誇りに思います。

Posted by: HOWE | 2009.11.03 18:14

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