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2009.11.19

ノミカス

確実に、あれは小学校一年生のときだったと記憶している。なぜか知らないが、どこかの音楽団が学校にやってきて、演奏会をしていた。そして余興として、児童生徒とともに楽器を演奏する、みたいなことになったんだと思う。
そこでリーダーのオジさんが、自分たちでも作れる楽器を紹介してくれた。
それを僕らは一人ずつ作った記憶がある。

それはどういうものかというと、ヤクルトの小さい容器を2つ用意して、そのへんに落ちている小石などを少しいれ、ビニールテープでフタをし、そしてその容器の口と口をあわせてビニールテープで巻いて留める。それで完成。
つまり、振るとシャカシャカと音が鳴る。マラカスみたいに。

そしてリーダーのオジさんはこう言った。「この楽器の名前は、マラカスならぬ、“ノミカス”」。
「飲んだあとのヤクルトのカス=ノミカス」である。
くだらないギャグであろうが、当時の私は「なるほど!」と思ったわけだ。だから今でもこうして覚えている。

たぶん、「DIY精神」というものに触発された最初の体験がそれじゃないか、と最近ふと思った。あのオジさんは今頃どうしているんだろう。

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