イギリスのツボ
予定を変更して、今日はこのニュースのことを書いておきたい。
英国の犯人が手配写真を自ら提供、警察は謝意
11月8日16時5分配信 ロイター
[ロンドン 7日 ロイター] 英国で住宅強盗の容疑で警察から追われていた男が、警察が捜査のため公開した手配写真が気に入らないとして、地元紙に自ら自身の写真を送り付けた。
サウスウェールズ警察は、スワンシーで起きた住宅強盗事件で指名手配しているマシュー・メイナード容疑者(23)の写真をメディアに公開。サウスウェールズ・イブニング・ポスト紙にその写真が掲載されたが、メイナード容疑者は、警察車両の前に立つ自分の写真を同紙に送り、同紙がその写真を1面に掲載した。
警察は「スワンシーの人々は、現在の彼(同容疑者)がどのような風貌(ふうぼう)なのかを知ることができる」とコメント。捜査に協力したとして同容疑者に謝意を表明した。
さすがモンティ・パイソンやミスター・ビーンを生んだ国である。
この、倒錯気味のブラックユーモア的な、なんともいえない余裕たっぷりのエレガントな対応というか、ともかくこういうポイントにおいて、私はイギリスという国に一目置きたくなるのだ。
最後にはやっぱり笑いのチカラが勝つのだと、そう信じたい。
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