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2010.02.17

プログレはどこへ行った?

HOWEを創刊号から読んでくれている数少ない人物であるM・フィオリオ氏から、最新号のHOWE19号についての「書評」が手紙で送られてきた。
今回のHOWEを読んで「昔から標榜していた『プログレッシヴ』という理念はどこへいった?」という感想を持ったようで、非常に的確な批判が展開されていた。あまりに見事で、かつ笑えて、フリペよりも面白いんじゃないかと思える内容だった。さすがに創刊号から読んでいるだけはある。

 フィオリオ氏いわく、まるで19号は「商業主義に走って、毎年、毎年、シングルカットされたCDを寄せ集めてつくったアルバムを発売しているグループ」のようであり、サッカーにたとえると「個々のプレーはすばらしいが、全体にまとまりがなく、内容は圧倒的に押しているのに、スコアレスドローという、男子の日本代表」のようであるとのこと。確かにそうかもしれない。とにかく今の自分は「フリペを出すことそのもの」にこだわっているので、プログレッシヴ・ペーパー・メディアと標榜していた時代のHOWEにあった何かを犠牲にしている。
 ちなみに今回HOWEの表紙に、いつもと違って「パンクでありたいフリーペーパー」とだけ書いたのは、確かにそういう意識がどこかにあって「これはプログレ、といえるほどの内容じゃない」という思いがどこかにあったのは事実で、しっかりそこを読み取られていた。実際にプログレ・バンドをやっていた人がパンクに転向していったかのような流れをうまく指摘してくれている。

あと秀逸だったのが、僕が「隣に座っているフィンランド人らしき青年」と書いた部分について「スカンジナビア人と表現しておけば良いのに。フィンランド人とノルウェー人とスウェーデン人の区別がつくのか!」というツッコミ。たしかに・・・

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Comments

お送りした書評をもう一度読み直しました。
「パンクでありたい」と読み取り、
「プログレ」を標榜していないともわかってもいたのに、
それでも「プログレはどこへ行った?」と言っているあたりに、
Howe19号に対する私の複雑な思いを
あらためて感じさせられています。
自分が書いた感想が元なのに。

Posted by: M.フィオリオ | 2010.02.17 at 22:23

フィオリオ>でもそういう複雑な気分を感じさせたというあたりで、密かに「してやったり」とか思ったり思わなかったり(笑)

Posted by: HOWE | 2010.02.18 at 22:55

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