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2010.02.23

久しぶりに携帯から更新

『月刊島民』という中之島地域から発信されているフリーペーパーの製作者さんの話を聴きに行った。
電鉄会社からの温かいサポートと理解を得て活動していて、かなり夢のような好条件(と言っていいと思う)で毎回自由なテーマで発行を続けている。
そして特定の地域をネタにすることで、オーディエンスとのよい関係も築かれていた。
特集のネタはまず街歩きからひねりだしていく、というスタンスで、はじめに会議で『特集ありき』じゃないと述べた点がポイントかと思う。ゆえに私は質問として『編集会議ってどうやってるのか』を尋ねた。というのも、いっそそこまで地域の人々や場所と関わっていくことを重視するなら、編集会議だって中之島のあちこちで開いてみて、いろんな参加者を募ってやってみても面白そうかな、と思ったからだ。ただしこういう意見はビジネスとして雑誌づくりをしたことのない側の妄想にすぎないんだろうけど…

実はその質問のもうひとつのバックボーンには、今度うちの研究所でやるシンポジウム(今度またあらためて至急お知らせします!)のゲストが、あるインタビューで『雑誌をつくるうえで、そもそも編集会議というものは必要ないのでは?』というラディカルな意見を発しているのを見つけてしまい、この数日そのことの真意をぼんやりと考えていたのである。
まだちゃんと論じることはできないのだが、たしかに会議をすることがあまり意味をなさない活動やタイミングとか状況とかってあるよね〜、という感覚的な印象を語るにとどめておく。

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