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April 2010

2010.04.30

情報・印刷産業展

関西地区限定な話。

フリーペーパー「SCRAP」が京都のMETROで「フリーペーパーってどうなっちゃうんだろう会議」をやる、まさに同じ日にインテックス大阪では「情報・印刷産業展」という見本市があり、そのなかの催しのひとつに「紙メディアフォーラム」っていうのがあるらしく、開催日時は5月22日(土)11:00~12:50で、

関西の大学生が発行しているフリーペーパー15誌を会場内に展示し、コンテストを行う。「より善く伝える」ために、コンセプトやクロスメディアの仕組み等を、石原卓氏、江弘殻氏など著名な編集者が審査し表彰すると同時に、「紙メディアの未来」についての印刷業界と大学生とで行うパネルディスカッションも必見。

とありますよ、ほっしー君よ(←名指し)。

たまーに、この手の硬派な「見本市・展示会」の情報を検索するのが、面白い(こちらのJETROのページより)。参加資格に「業界関係者のみ」とあるイベントが多いのもグッとくる(そういうのに限って、すごく観に行ってみたい見本市だったりするのが悔しい)。

11月に開催の「第28回 インターナショナルメガネファッションフェア (IMF展) 」も気になるな。

あと、てっきり業界関係者だけを対象としているのかと思いきや、10月の「計測展」は一般参加もオッケーらしいで!

Keisoku

計測機器が見放題っすよ! って、デイリーポータルの林さんぐらいしか食いつかなさそうなイベントかもしれないが。



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2010.04.29

本を読んでいて久しぶりに心底驚いたこと

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この本、『ピンク・フロイドの狂気』を読み始めたところ。実質的に「上巻」にあたるこの本では、ピンク・フロイドの結成にいたる話から、1973年発表の代表作『狂気』をリリースするところまでの史実が書かれている。やがてバンドの存続をめぐって泥沼の争いが起こって崩壊してしまう運命にあるモンスター・バンドに対する著者なりの郷愁を帯びつつ、冷静な観点から歴史を掘り起こして書き進められている本だ。

そしてこのバンドの初期を語るうえでは、この表紙カバーにも登場している「狂ったダイアモンド」、シド・バレットのことが中心になってくる。彼が放っていた不思議な魅力が、周りの人たちをひきつけ、そこを基点としてひとつのバンドが生まれて花開き、その道半ばでシド・バレットがだんだんとおかしくなって、バンドから「切り離されて」いくというエピソードが淡々と綴られている。

あらためてこの本を読むと、シド・バレットって、人の注目を集めやすい謎なオーラをふんだんに持っていた人だったんだろうと思う。バンドをはじめる前のバレットが無名時代のローリングストーンズのライヴを観に行ったとき、終演後にミック・ジャガーが客の誰にも目をくれずに、まっすぐバレットのところに近寄って話しかけたことがある、なんてエピソードは、なんだか印象的である。

で、この本によると、シド・バレットの実家は、一時期いろんな人に空き部屋を貸していたらしいのだが、何が驚いたかって、そこで暮らしていた学生の一人が






















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ハーイ

1960年代初頭にイギリス留学をしていたときの小泉純一郎だったっていう!!

すごい話や。

小泉さんは、エルヴィスのCDを出すぐらいなら、もっとブリティッシュ・ロックのほうに知見を広げるべきだったんじゃないか。シド・バレットですよ。同じ家に住んでいたはずなんですよ。ロックファンに一生自慢できるネタですよ。そもそも果たして本人はそのことを知っているのかどうか!


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2010.04.28

ウズラの卵を盗んでまで人に投げていた少年

先日のニュースより。

卵窃盗:容疑で逮捕の少年「通行人に投げるため」/広島

 南区で2月下旬から、通行人にウズラの生卵を投げつけるいたずらが相次ぎ、広島南署が今月13日に窃盗容疑で逮捕した高校1年の男子生徒(15)が、調べに対し「投げつけるために卵を盗んだ」と供述していることが、捜査関係者への取材で分かった。

 同署によると、少年は南区内の大型ショッピングセンター1階食品売り場でウズラの卵1パック(98円相当)を万引きした窃盗容疑で逮捕された。

 卵の投げつけは2月下旬から今月上旬にかけての夜間、同じショッピングセンター周辺で10件近く続いた。2人乗りした自転車から投げつける手口で、服や顔が汚れる被害が続発。同署が暴行容疑で捜査していた。

 捜査関係者によると、2~4人組の少年グループとみられ、別の1人からも事情を聴いているという。

いろいろ思うことが浮かんでくるわけだが、
まずは「人に投げるぐらい気合いが入っているのなら、武器となる卵ぐらい自分で買えよ」っていうこととか、
「どうしてウズラの卵なんだろう。普通の卵のほうがもっと破壊力はあるってのに」っていうこととか・・・あ、白い大きい卵だと、携帯性に不便だったりするから、自転車に乗りながら投げつけるとすればウズラの卵が適していたのかもしれない、っていうこととか。

でもよく考えてみたら、卵を万引きした理由を問い詰められて、「人に投げるために・・・」と、さらなる罪を露呈してしまった少年は、きっと素直な性格なのかもしれない。本当のことをポロッと言っちゃったわけだ。
「どうしてもお腹がすいていて、ウズラの卵をいっぺんお腹いっぱい食べてみたかった」とか、「次の新しいアート作品のために、どうしてもウズラの卵が大量に必要だったため」とか、リスクを最小限に抑えるための言い逃れ方は他にあったにも関わらず、だ。

━―━―━

シーズン残り2試合となったサッカーのプレミアリーグにおいて、我らがチェルシーFCは優勝するかしないかのギリギリの状況でロンドンでも白熱しているわけだが、そんななか、なぜか来シーズン用の新しいユニフォームが発表されており、この大事な時期になぜそんなタイミングで選手をモデルにユニフォームの撮影をさせていたりするのか、ちょっと理解に苦しむ。

でもそれ以上に、肝心のユニフォームデザインっていうのが

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うん、ビミョーだ。
来シーズンも、ユニフォームに関してはスカッと期待を裏切ってくれている。
チェルシーのユニフォームに赤色の差し色を入れてくれなんて誰も頼んでいないぞ。
最近のアディダスはなぜか無謀なデザインで、ファンたちの戸惑いを誘発しまくる。あぁ、ちょっと前まではまだマシだったんだが・・・
(でも考えてみたらチェルシーのホームのユニフォームって、あまり良い感じのものが今までも少ない気がする)

それにこの写真のポーズとか照明の具合とかも、なんだか逆の意味で心をとらえて放さない。

あぁ、残り2試合ですってば、大事なのは! 試合に集中!

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2010.04.27

スープ・セッション Soup Session

雑誌『QUOTATION』の古い号に載っていた、ちょっとした記事のことがずっとひっかかっていた。
それはロンドンのクリエイターが集まって「スープ・セッション」と称し、鍋に手作りのスープをたくさん作って、みんなで食べ物をもちより、スープを飲みながら語り合って、アイデアを出したりするというパーティーのことだった。

そういう集いかたには以前から興味があって、ちょっとした企画も温めていたりもするのだが、これを読んで「なるほどー」という気分がしたと同時に、しかしすぐに「でもこの形式って、日本でいえば、『鍋もの』を囲んで飲み会をするのと変わらないんじゃないか」という印象も受けたのであった。

ただ、ついさっき考えたことなのだが、「鍋パーティー」は、やはりこの「スープ・セッション」とは違うんじゃないかということだ。

というのも、「鍋もの」というのは、みんなで作りながら食べるという、その一連のアクションが「ひとつのエンターテインメント」と見なすことができるからだ。「一緒に作る」そして「美味しいものが食べられるという期待を込めて、みんなで動く」というのは、十分なエンターテインメントであり、食べること(および飲むこと)に意識が集中せざるを得ない。そうなると、クリエイティブなアイデアを、だらだらと語り合うなかで紡ぎ出していくことを目的として集まる場合、「鍋を囲む」というのはあまり適した状況じゃないかもしれない。そうなると、「作り置きのスープ」ぐらいでお腹を満たしつつ語り合うぐらいのレベルが絶妙なのかもしれない。
あくまでも語り合うことが目的だから、食べ物は脇役でいいという発想だ。

むぅ、「スープ」という選択肢、これはなかなか面白いチョイスかもしれない。やるな、ロンドン。
(まぁ、ハナからイギリス人たちが、鍋ものを囲む発想になるかどうか、というツッコミはさておき)

あと私なりにずっと思っているのは、そういうミーティングでは絶対アルコールを摂取しないほうがいいということだ。なぜなら、話し合いの流れが論理的でなくなっていく可能性があるからだ。あくまでもシラフで語り合う。その方向性は、以前からずっと自分のなかで決定済みだったりする(笑)


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2010.04.25

ラップトップ・スキンは自作できるのか?

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これは、近日(また)来日するらしい、あのスティーヴ・ハウも在籍するスーパー・プログレ・バンド(と言い切ってしまおう)「ASIA」の公式サイトの物販コーナーでみつけたものだ。
「ラップトップ・スキン」という商品名で、こうしてノートパソコンに、1982年のファーストアルバムのイラストをドカンと貼り付けて、過剰なまでのファンぶりをアッピールしつつ、最新のパソコンを一挙に80年代臭くできるグッズとなっている。

「ラップトップ・スキン」というコトバを初めて知ったので、そういったものはこうしたキャラクターグッズ向けだけでなく、一般的なものなのかどうか分からなかったので検索すると、ほかにも同様の商品がみつかる(こちら)。

Laptopskin36s

こういうデザインのやつとか

Laptopskin17s

こういう写真系のもある。

まぁ、いずれにせよ、今後もこの手のグッズが出てきそうな勢いだ。

場合によっては自作できそうなキットも売られていそうだが・・・いま探した限りでは、そういうのがなくって、きっと自作する場合は、プリンター用紙でシールになるようなやつを用いれば早いのかもしれないな。

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2010.04.24

ヒラヤマ~

ちょっとしたきっかけにより、思いつきのノリで、タスク氏とホッシーとFくんというメンバーで万博記念競技場、ガンバ大阪×FC東京を観戦に。
万博に行ったの本当にひさしぶり。

メインスタンドの端、FC東京のサポーター席寄りに座ったのだが、噂通りFC東京の応援はちょっとクセになる。
とくにフォワード平山相太への応援歌(チャント)。
歌詞が「ヒラヤマー・ヒラヤマー・ヒラヤマー・・・」と、誰でもが歌いやすい歌詞。ひたすら名字連呼かよ、と。
「もっと他にかけるべきコトバはないのかい?」となってしまう、その劇的なまでの単調さゆえに、なんかこう、FC東京のサポーターたちにとっては、ひょっとしたら「まぁ、実はそんなに平山に期待していないんだけど~」みたいな気分が込められたチャントなのか? と裏読みしてしまう、そういう「妙な深みのある味わい」すら感じさせる。

そう思うと、このチャントが流れるたびに笑えてきて、おかげで耳から離れなくなった。

それでですよ、いまYouTubeで探したら、案の定応援歌がアップされとりますよ!(笑)

あ、ちなみに試合は2-0でガンバがなんとか勝ちましたが。
それにしてもヒラヤマ~ですな。やはり今日は。

やたら寒かったのですが、みなさんおつかれさま・・・。

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2010.04.22

Amsterdam Zine Jam の様子

 ちょっと前に紹介した、アムステルダムで開催されたZINE JAMの主催者からメールが届いた。あらゆる地域のミニコミ・ZINEを展示するというイベント。そして僕も『HOWE』を出展したのである。無事にイベントが終了したようで、メールに会場の様子を写した画像が添付されていた。

とても良い雰囲気だったようで、ここですべて転載。
よーーーくみると、自分の送った『HOWE』(17号のやつ)もちゃんと展示されていることが分かって、うれしくなった。(写真をクリックするとちょっと大きくなる)

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まだ行ったことがないアムステルダムに、自分の作ったフリペは先にお邪魔している。そのフリペは日本語でつぶやきつづけている異質な紙としてそこにある。不思議な気分。
海の向こうでも、自分と同じようなことをしている人たちの存在を知るのは心強いものである。同時代的にDIY精神でクリエイトして発信するノリを共有しているという、そういう感覚を強く意識するようになったそもそものきっかけは、2005年の2度目のロンドン旅行中にたまたま出くわした「ZINEシンポジウム」にちょっとだけ参加したことだった。まったくもって英語が聞き取れなかったのだが、その場にいるだけで何かしらの刺激があって、あれがあったからこそ、「もうちょっと気合い入れて何かを作り続けよう」とも思えたわけで。今回の写真をみながら、あのときの感覚がよみがえってきた。

あと、フリペを天井からぶらさげて展示していて、やるなぁー、なるほどなぁーと思った。会場的にそれが可能であるならば、こういう見せ方もアリだな。吊していたフリペがからまったりしてゴチャゴチャになるのもたぶん計算のうちかもしれない。

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2010.04.20

わたしにとってのブルースおよびロックおよびプログレ

同僚のタスク氏と「ブルースとは」という話になる。
たしかにいざ問うとなると難しい話かもしれない。

まず私が思い浮かぶのは、ジャニス・ジョプリンだ。白人女性として、黒人のブルースを独自の解釈で消化して、圧倒的な存在感のボーカルで歌いきった人であるが、「これぞ」と思う曲はやはり『Summertime』だ。

で、最近ローリンス・ストーンズを再評価していて好んで聴いてたりもするのだが、彼らやレッド・ツェッペリンなどはモロにブルースの影響を受けていることが感覚的に分かってきて、そのおかげでブルースが最近好きになった。
とくにレッド・ツェッペリンの『Since I've Been Loving You』は、そのギターの旋律が「完璧」だと思える名曲。私にとっての「ブルース・ロック」の基準はこれになる。



時間のない人は最初の3分ぐらいをせめて聴いてみてほしい。


前にも書いたかもしれないが、私はどうしてもジャズには親しめなくて、その理由は「洗練されすぎていて、かっこよすぎる」からだと思うのだ。その点、ブルースやロックは、どちらかというと「汚らしい」感じがあって、さらにいうと「バカっぽく振る舞っても似合う音楽」となる。そこがいい。

つまり「バカっぽさ」を極めた先に、私は1970年代のプログレッシヴ・ロックがあると思っている。プログレは、「芸術的」だったり「叙情的」だったりもするかもしれないが、少なくとも私にとっては「まじめに芸術性やテクニックを追求しすぎて、その結果誰にも到達できない領域までバカっぽくなってしまったロック」だと思えるわけだ。

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いつもジェネシスを引き合いに出して申し訳ないが、これってバカだと思うだろう?(笑)
昔のプログレッシヴ・ロックが私にとって面白いのはそういう事情にある。
マジメにがんばりすぎて、気がついたら誰にもマネできないほどにヘンなモノと化していったロックである。

なのでついでに、このジェネシスの最高傑作、そして個人的にも「プログレ究極の1曲」と常々思っている長編大作『Supper's Ready』のラスト7分あたりの映像を紹介。とくにこの冒頭の「ドラムが手足バラバラ」の見事すぎる怒濤の変則リズムがすばらしい。かのフィル・コリンズですよ、このときのドラム奏者は。



ただでさえ気持ち悪そうな感じの演出が見受けられますが、2分30秒あたりに、だめ押しのごとくヘンなボーカリストが登場します。
や、でもこの曲は本当によくできていると思う。30分ちかい曲だが、聴き終えたときの達成感といったら(笑)。

こういうのを真剣に楽しく聴いていた影響で、高校生だったころの私は、なぜか「自分でフリーペーパーをつくろう」という気分になったわけです。

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2010.04.19

10分で3得点

状況がまったく追えてはいないけど、欧州の空港閉鎖騒動は、まだちょっと長引きそうだが・・・次第にモノの物流に関しても深刻な影響がでそうだよな。

━―━―━―━―━―

近所のスーパーは、毎週火曜日に「火曜市」として食料品が安くなる。さっき月曜日の閉店間際に行ったら、すでに売り場は明日の火曜市の準備がされていて、看板やら値札やらが「火曜市」モードで、いつもすぐ売り切れるタマネギやニンジンなどが大量に並んでいたりして、結局その安い値段で野菜が買えたりもする。

つまり月曜日の夜は「フライング火曜市」と化していて、こういう話がわたしは好きだ。


━―━―━―━―━―

土曜日に生中継で観ていたマンチェスター・ダービーでは後半ロスタイムに1点決めてユナイテッドが勝って、ツィッターで「これだからイングランドの根性サッカーはおもしろい」とつぶやいてみたりしたが、翌日のウィガン(降格争い中)×アーセナル(優勝争い中)は、0-2でアーセナルが余裕で勝つかと思ったら、残り10分+ロスタイムでウィガンが3点取ってしまうという、アンビリーバボーな試合をやらかしてしまった。なかなかありえない光景で、自分なんかはどーせアーセナルが勝つんだろうと思ってラスト20分ぐらいから生中継で適当に観ていたクチだったのだが、トイレから戻ったらなぜか同点になっていたりして、「あーあ」と思ってロスタイムを迎えたときに、スコンと3点目が入ってしまったもんだから、本当にびっくりした。
弱いチームであれ何であれ、「最後まで絶対にあきらめない」という、まさに「根性」を追求していくノリが、もう、まぶしい。

あ、ちなみに土曜日はチェルシーも見事な負けっぷりでした。我らがキャプテンのPK献上、その後カード2枚で退場そして完封負けという、ひさしぶりに昔のドンクサイ感じのチェルシーが戻ってきたような雰囲気だったので、楽しかったです。シーズンも大詰め、このまま独走するかと思いきや、今年のチェルシーはムダに優勝争いを最後まで面白くしてくれています(負け惜しみ)。


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2010.04.17

アイデアが浮かぶ自画像

ある日、衝動的に、「メモをとっている自画像」の絵が描きたくなった。

そういう不可解な衝動には素直に従っておいたほうがいいような気がしたので、さっそくスケッチブックに油性ペンで輪郭を描く。

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そして、水彩で着色しようと思った。

自分で水彩画を描くなんて、中学生以来じゃないかと思う。

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この日着ていた服(無印のタートルネックシャツ)を忠実に描く。

R0018897

このような絵ができて、そして数日間「どこかにいい額がないかなー」と思って、ヒマをみては探し歩いていた。

で、このあいだ林さんとガンビィさんに連れられて歩いていた京都某所にて、たまたま額縁屋さんがあったので入ってみると、まさに自分が思い描いていたイメージどおりの額が手頃な価格で見つかったので嬉しかった。

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これを眺めて暮らしていれば、なんだか良いアイデアが浮かびそうな気がしてくる。


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2010.04.15

カジツ

本当は、ゴールデンウィーク連休が終わってからの次の土曜日・日曜日が実はいちばん楽しみに感じられたりしないだろうか。

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先日、蒼井優のインタビュー記事をなんとなく読んでいたら、
「雑学にくわしい男性が好み」
とか答えていて、ちょっと自信を取り戻した。

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元スーパーカーのフルカワミキがツィッターで紹介していたので知ったのだが、新体操における鹿児島実業高校の演技が毎回すごいことになっている。

たぶん、これは「体操界におけるプログレッシヴ」を行っている。
アニメソングをバックに新体操をするのであった。

YouTubeで検索したら、いろいろあります。

これは、誰しもがファンになってしまうな。

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2010.04.14

柳月堂 名曲喫茶

先日、林さんガンビィさんらと「フリペ・ミニコミとか、あれやこれやを延々語るミーティング」をさせてもらう。
最初にガンビィさんと別件の打ち合わせのために使ったお店が、京阪の出町柳駅ちかくにある「柳月堂」という有名なパン屋さんの2Fにある名曲喫茶。
こんなところにこんな喫茶コーナーがあったのか、と初めて知った。
そういえば、昔好きだった人が「出町柳駅のちかくに、すごい本格的な名曲喫茶があった」と教えてくれたことを思い出したが、まさにここのことだろうと思った。
入るなり店員さんが、「お話されますか?」と訊いてきた。これは店員さんとおしゃべりをする・・・のではなくて、自分たちは「語る客」なのか「音楽を聴く客」なのかを宣言しないといけないのであった。
当然我々は語るために集まったので、「語る用の部屋」に通された。そっちは普通の喫茶店のようになっていた。

「聴く用の部屋」からは、クラシック音楽がもれ聞こえてくる。その部屋の様子は、トイレにいく途中に伺い知ることができた。
大きめの空間に、大きい一人がけのソファが、すべて同じ方向に並んでいた。
私語厳禁で、ひたすらスピーカーから流れる音楽に、お客さんたちは身をゆだねていた。

たまに生演奏もあるのだろうか、部屋の前方にはステージらしき部分がしつらえられていて、ピアノが置いてあった。
ちょうどトイレの入り口までさしかかると、そのピアノの全体像が視界に入るのだが、そこで「!」となった。
ピアノに座って譜面代に向かっているのは、大きいクマのぬいぐるみだった!!
しかもすごい猫背で、力なくグッタリとして、ピアノの鍵盤によりかかっていたのである。
そんな脱力クマの姿を眺めながら、黙って真剣に音楽を聴いているお客さんたち。

その日の我々のトークの端々において、あのクマのぬいぐるみが何度もネタ扱いされていたのは言うまでもない。

ちなみに「語る用の部屋」でも、1時間半ぐらいしゃべっていたら、店員さんがやってきて「これ以降は『ミュージック・チャージ』の追加料金が発生しますが」といわれた。カラオケボックスみたいだ。
「ミュージック・チャージ」っていうコトバをはじめて聞いたので、このコトバもまた、この日の我々のトークのネタと化した。

あと、我々の席にあった犬の置物が

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なぜかそろって背中を向けていて、ウェルカムさを感じさせないオブジェと化していた。

そして、お手ふきなどが入ったグラスが運ばれてきたのだが、

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この赤いハサミの使い道が結局最後まで分からず、店員さんに尋ねることもできなかった。

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2010.04.13

春の休日

今日は休みをとる。
朝から、行くべき場所へいき、やるべきことをやったあと、
別にやらなくてもいいことをダラダラとしたくなって、川沿いを自転車で走り回ったり、桜の木の下でオニギリを食べたりした。

あー、桜の花びら1枚1枚も、物質としてムダなものはひとつもないんだよなぁー、っていうことを、たいていスカパーでやっているような宇宙についてのドキュメンタリー番組を観た次の日とかに思ったりする。

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京都市市民生活センター。

Nazo

うん、なんだかこのマントの人物が一番怪しいし、悪質っぽい雰囲気をただよわせている気がする。

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2010.04.11

チャットモンチーのPV

前から曲が好きだったのだが、チャットモンチー『世界が終わる夜に』のPVがかっこいいことを知る。
ベタなんだけど、2000年代の東京風景って感じで。


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2010.04.10

アマゾンのレビューみたいな記事になったが、最近読んだ本

『日本の「食」は安すぎる』 山本謙治・著 講談社

以前、食品偽装したミートホープの社長が、「消費者も悪い」と発言してたたかれていたが、著者は自身も含めてすべての消費者がその発言について考えなければならないと主張している。
農業流通のコーディネーターの立場から、「安くて品質がいいもの」を過度なまでに求めることがいかに現実的でないラインまで生産者を苦しめて、その結果消費者が求めていないような生産方法・保存方法を採用せざるを得ないかの実例が、いくつかの品目別ごとに紹介されている。
なのでキーワードとしては「買い支える」ということで、よい品質のものをちゃんとした価格で売っている食品をできる範囲で応援してほしいというメッセージが訴えられている。

というわけで、最近では買い物をするときに食品表示をちゃんと見ようとがんばっている。分からない表示があればネットで調べてみてもいる。こういう場合、最近のモバイル環境の向上で、買い物をしながら手元で食品表示をうまく読みこなせやすい状況にはなっているのかもしれない。そこに何らかの可能性を見いだしたい。

(そういえば、高校生の頃って吉野屋の牛丼って400円だったよな。なんで今こんなに安くなって、しかもさらに値下げ競争をしているのだか)


『ジャンボ機長の状況判断術』 坂井優基・著 PHP新書

奇しくも、さっきのニュースでポーランド大統領専用機墜落事故というのを知って驚いていたわけだが。
航空機のパイロットは安全のためにあらゆる工夫とルールに基づいて行動するわけだが、言うまでもなくそのメソッドは、われわれ一般人の日常生活にだって応用がきく。なのでいろんな危機管理系の本をこの機長さんは執筆しているようだ。
でもそこで語られていることの本質はいたってシンプルで、自分なりに解釈すれば「確認をしっかりとること」に尽きるわけだ。憶測で動いたり、あと人目を気にしたり、見栄をはったりするのではなく、「分からないことは分からないと認める」ことや、「常に自分の独断は間違っているという前提で、慎重に推測する」ということができれば、あらゆる危険は回避できるのではないかということだ。
個人的に改めて意識するようになったのは「空振りでいいから、念入りな対策をとる」という姿勢で、「やるにこしたことはない」というスタンスである。それが後々になってムダで過剰な防衛策だったとしても、何もしないよりかはしておいたほうが安全でしょ、ということだ。当たり前なのだが、普段の仕事とかではついつい忘れがちになる姿勢だと思う。飛行機の世界では、野球にたとえると「空振りはしてもいいが、見逃しはだめ」ということだ。

それと、何気なく重要なことが書かれているとすれば、日本人的なモノの決定プロセスとして「みんなの意見を聞いて、みんなの合意で決めました」的なやりかたが持つ危なさといったものへの指摘である。みんなの意見を聞いていくことは大事だとしても、最終的にはリーダーの立場の人が責任を取って決断しなければならず、飛行機では機長が副操縦士やその他スタッフの意見をしっかり聞きながら(意見が言いやすい雰囲気を作るのも大事)、それでも必ず最終決定は機長自身の責任のもとで下さなければならないことが述べられている。

あと、いままでは飛行機に乗るときに、客がすべて搭乗してから滑走路を離陸するまでに、むちゃくちゃ長い時間がかかってイライラすることもあったのだが、それはまったくもって正当な時間がかかっているのだと納得した(笑)。安全に飛ぶためにギリギリまで念入りな確認を要しているわけだな。

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2010.04.06

英国・ポーツマス大学のZINEコレクション「Zineopolis」のことと、ポーツマスでの父との想い出のこと

Zineopolis

ポーツマスといえば12月のイギリス旅行の際に訪れた場所である。
そこにあるポーツマス大学に、よりによってZINE(ミニコミ・フリペ)を収集しているプロジェクトがあったなんて・・・。最近まったくの偶然で知り得た情報。ちょっとしたシンクロニシティを感じる。
ホームページは(こちら)。今のところ収集した現物は当大学の学生さんにしか公開されていないようだが、ネット上では表紙画像も含めたデータベースが公開されていたりする。ここに「HOWE」を送ったらどうなるんだろう。どちらかというとビジュアルカルチャー寄りのZINEを主に集めていく方針である、みたいなことが書かれているが。

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ちなみに今回の「HOWE」で父とのイギリス珍旅行について書いたわけで、ポーツマスを訪れたことにも触れているが、なぜかそのとき書き忘れていたエピソードをひとつ。

Externaltower_2

この写真がSpinnakerタワーなのだが、夕暮れのポーツマスの波止場まで来て、このタワーをみつけ、父親が「あれに上ろうや」というので、ロビーに入って、二人分のチケットを買って、さぁ入場だ、というまさにそのとき、


父「実は俺、高所恐怖症なんや」

Inzaghitukkomi_2


って、チケット買ってから言うなよ!!!

ていうか、いままで生きてきて、

初めて知ったよ、そんな情報!!!


ということで、「父親が高い所を苦手とすることを32歳にしてイギリスの港町ではじめて知る」という体験をさせてもらった。
ほんと、親との旅行というのは、先が読めない。ある意味スリリング。まさに「突発的すごろく」。

それでもいちよ(チケットも買ったし)タワーの展望台まであがって、ザッと夜景をみたわけだが、父親が本当につらそうになってきたので、すぐに降りましたとさ。

ちなみにタワーの屋上にエレベーターであがる直前に記念撮影をされたのだが、そのあと帰りがけに通りがかった「写真プリント販売」コーナーのブースのモニターに僕らのデジカメ画像が映し出されていた。でもあまりにベタな合成写真で見事に買う気がまったく起こらなかった。
でも今思えば、あの写真は買っておくべきだったんじゃないかと、実はすごく後悔している。写真では、案の定私はわざと変な顔をして写っており、隣の父は、いつも通り無表情で写っていた。その組み合わせが妙に今思うとグッとくる。

そういう想い出のあるポーツマスである。
でもって、もう一つの想い出でもあるサッカーのポーツマスFCはもはやプレミアリーグからの降格が決定的となり、もうおそらくスカパーとかの日本のテレビでこのチームの試合を観ることは今後できないんじゃないかという状況だ(たぶん二度とプレミアには上がってこない気がする。チームの存続自体が危ぶまれているぐらいなので)。
このチームが今シーズン直面した様々な出来事についてはまたどこかで書いておきたい気がする。


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2010.04.05

100かいから目薬

昨日の記事について、T氏からの情報提供(こちら)、およびあのLilmagの野中モモさんからまでツイッターでリアクションをいただいたり(こちら)、ネットってすごいなぁと実感。ありがとうございます。残念ながら私の探しているその人ではなさそうなんですが、いずれにせよ、こういう似たような事例があることが、そもそも面白い。

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昨日の記事を書いたあと思い立って、以前からやってみようかなと気になっていたYahooの知恵袋のコーナーで、ちょっとした質問(オスカー・ワイルドの名言の原文テキストについて)を出したら、一晩で回答が得られたりして、これもこれですごく驚く。
なので、さらにさっき別の質問を出してみた。これは長年探していてもみつからない音楽の題名とアーティスト名なのだが、これが分かったら狂喜乱舞するよなぁ、っていう(スカパーがはじめてサッカーの欧州チャンピオンズリーグの放送権を取った2003-2004シーズンのときに、生放送のあとの時間を埋めるために欧州の都市の映像を流していたのだが、その映像の最初にいつも流れていたBGMの曲)

で、自分も誰かの質問に答えてみようといろいろ検索したり回答したりするうちに、ちょっとハマりそうな予感。考えてみたらニフティサーブのパソコン通信のときから同じことをやってきているはずなのだが、こうして自分の持っている知識がネットで誰かの役に立つかもしれないということの面白さを、あらためて実感しつつ。

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デイリーポータルZの「おぎわら遊技場」で久しぶりに面白いと思ったゲーム。「100かいから目ぐすり」。これ、私は1回だけプレイしたのだが、なんだかんだ33階までクリアして、いまだにトップページのランキングに「HOWE」の名前が入ったまま。このランキングっていつもすぐに追い抜かれるので、ここまで残るのは珍しい。そんなに難しくもないはずだし。

それで思い出すのは、大学のときに友達と「2階から目薬」が可能かどうか実験をしたことだ。ちなみにそれを心理学のインチキ論文風にまとめて学内向けのゲリラ・フリーペーパー向けに原稿を作ったのだが、そのフリペは結局発行させることができないまま、お流れになってしまった。この、自分の実行力のなさが悔やまれる。

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2010.04.04

昔の「なるほど!ザ・ワールド」で紹介された、有名人と一緒に写真に収まることに執念を燃やしていた男の人のこと

むかし「なるほど!ザ・ワールド」というクイズ番組(愛川欽也と楠田枝里子が司会していた)があって、未だに忘れられないのが表題の件である。(ブログのタイトルに出ている言葉は、グーグルで検索されやすいので、あえて長ったらしいタイトルにしてます)

その人(仮にボブさんとしよう)は子ども時代に、地元の高校のスポーツチーム(バスケットボールだったと思う)のことが新聞に写真入りで掲載されたとき、たまたまボブさんも写真に収まっていたことから、「メディアにのる」楽しさを味わい、その後もいろんな手を使ってテレビや写真に有名人とともに収まることを生き甲斐にしている、という話だ。

たとえば、アカデミー賞とかの有名な授賞式にもぐりこんで、賞を受賞するであろうと予想した映画監督(たしかそのときはオリバー・ストーンだったと、なぜか鮮烈に記憶している)の、すぐ近くの座席に陣取るわけだ。で、いざ賞の発表のときに「受賞者はオリバー・ストーン監督です!」となってテレビ中継が客席のストーン監督をアップにすると、よくある光景として、本人は座席から立ち上がって礼をしたり手を振って、そしてその周囲にいる人たちから祝福されて、握手とかを受けるわけだが、ちゃっかりボブさんも、まるで業界関係者のように、当たり前のようにストーン監督に「おめでとう~」といって握手をしていて、それがきっちりとテレビに映るわけだ。(あまりに自然な振る舞いだったので、やたら面白かった記憶がある)

そのほか、ボブさんはタキシード姿にカメラを隠し持って、そのままセレブの集まるパーティーなどにうまいこと潜入し、いろんな有名人と2ショットで写真に収まるということをやってのける。この場合、今でいう「携帯電話のカメラの自分撮り」みたいな手法になるので、自分の手の長さにピントを合わせておく、という小ワザも紹介されていたことを私は覚えている。で、左手にいつもカメラを仕込んでいて、どこかで以前出会った業界人であるかのようなノリで有名人に気さくに声をかけて近づいて、サッと肩を組んで「ハイ・チーズ」とやるわけだ。

で、ボブさんがすごかったのは、そうやって撮影した「有名人との2ショット写真」をまとめて写真集にして出版したことなのである。
私はその写真集が未だに見たくてしょうがないのである(笑)
というのも、私がツボに入ったのは、いつもシャッターに近い左手にカメラを仕込んで2ショットを撮影していたボブさんは、どのページの写真にも登場するわけで(当たり前だ)、次々と写される多彩なセレブのなかにおいて、ボブさんの顔(とサイズ)だけがいつも同じ一定の調子でズラーっと並んでいるわけである。そこが子供心に鮮烈な印象をあたえたのである。

記憶力の悪い私がここまで鮮明に覚えているということは、よっぽどボブさんの奇行が面白かったからであろう。いったいあの写真集はどうやったら入手できるのか。ていうか今、ボブさんはどうしているんだろう。

この件について「Yahoo質問箱」とか「教えて!goo」とかに投稿しようかどうか迷っているぐらい、このことを数十年抱えながら生きている。

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ちなみに、2月のトークライヴに来ていただいた方々はおわかりの通り、私は明らかにボブさんの影響を受けているフシがある。
以下ネタバレになるが、あの日の最大のネタ動画については、YouTubeで「chelsea our 50 years」で検索すると出てきますので、もう一度観たい方はどうぞ。


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2010.04.03

SCRAP 34号 特集「どうなっちゃうんだろう、これからのフリーペーパーは。」

Scrapvol34_2

京都のフリーペーパー「SCRAP」の最新号がリリースされていた。
特集が「どうなっちゃうんだろう、これからのフリーペーパーは。」

私の答え: どうにもならないから、心配しなくていいよ。

というのも、何らかのメディアとして「これが今後のフリーペーパーだ」という機能が定義されても、それをスルリとすり抜けていくからこその「フリー」なペーパーなのだと思うのだ。
「どうなっちゃうんだろう」というのは、まさにSCRAPという会社がフリーペーパーやイベントを作る組織であるがゆえに出てくる実感なのだろうと思う。「これからのフリペはどうなっちゃうんだろう」という問いは、つまりは「これからのSCRAP社はどうなっちゃうんだろう」という意味なんだろう、という感じがする(ちなみにこの企画に連動したイベントが5月に開催される模様)。

特集のなかでフリペの制作者へアンケートが実施されており、『ぱんとたまねぎ』のハヤシさんも登場していて、「フリペというメディアは今後どうなるか?」の問いに、「いままでとそんなに変わらないと思います。」と回答されていた。インディーズの立場で作っている人の実感としては、やはりそういうことなんじゃないかなぁ、と。

というわけで、次のあたらしいフリペにむけて、何でもいいからジタバタしていく、ことに変わりはないのだろう。
ハヤシさんもアンケートの最後に「一旦始めたら細く長く続けてみてほしいです。」と書いていた。まさに。


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2010.04.02

単調な作業をここまでアートに

都築響一さんのブログで紹介されていたネタ。
ガーナの郵便局で、消印を押す作業に従事している人たちが、単調な作業を楽しくするべく、口笛を吹きながら、ハンコを押すリズムを工夫して、ひとつの楽曲としてつくりあげている。くわしくは(こちら)。

音源がアップされている。

作業のリズムがアートとなっていて、すごい。
自分たちの工夫で状況を楽しく意味付けしていく。これぞDIY精神。

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2010.04.01

『人が集まる!行列ができる! 講座、イベントの作り方』

仕事なり個人活動なりでイベントに関わる機会も多くなったが、そういうタイミングで先日いい本に出会って、「イベント」についての自分なりの考え方にこの数日影響を及ぼしている。

『人が集まる!行列ができる! 講座、イベントの作り方』
牟田静香、講談社+α新書 2007年

まったくの素人だった著者が、区役所の主催する公開講座の企画を担当するようになり、それまでの失敗例や成功例をあげながら、具体的に「講座・イベントのつくりかた」をアドバイスする本だ。

この本で強調されているポイントを2つあげるとすると、
(1)来て欲しい客のターゲットをしぼる
(2)イベントのタイトルを工夫する
という点に尽きる。

つまり、
「誰が来てもいいイベント」というのは「結局、誰も来ない」と断言している。
そしてタイトルも、「そのイベントタイトルをみて自分が客として行きたいかどうかを問うべき」とのこと。
この2点がこの本でもっとも強調されている。(まぁ、この本では主にカルチャー・教養講座系のイベントを主軸に置いているのであるが)

よいイベントというのは、「自分がいくべきイベントだ」と思わせることができるかどうか、ということだ。
そして主催者側の押しつけがましさを匂わせてもダメである。

そのほか、ダメなタイトルのパターンとして挙げられているケースが参考になる。
(1)法律、条例の文言をそのまま使う→「男女共同参画セミナー」とか。
(2)社会背景表現型 →「格差社会のゆくえ」とか。「だからどうした」といいたくなるような。
(3)疑問をなげかけるタイトル→「いまこの不況にどう立ち向かうのか?」っていうような。
(4)認知率の低い言葉、専門用語をつかう→「アサーション・トレーニング講座」とか。これはありがちな失敗。
(5)受講者の立場を否定するタイトル→「おやじ改造講座」など。これもよくやってしまいがち。
(6)レッツ系→「~しよう」みたいな。あぁ、そういうのあるある。 
(7)受講することを、あまり人にはいえないタイトル→「DV被害者セミナー」とか。もしそれなら「DV支援者セミナ-」に変更すればいいというアドバイスは、なるほどと思う。

そして、「お、これは今まで思いつかなかった!」と唸った点を、以下メモ的に列挙。

・シニア層には縦書きデザインのチラシもウケる

・連続講座などの場合、前回の参加者の感想をチラシにいれると効果的

・チラシ折り込みで広報する場合、A3やA4サイズは埋もれるのでB4サイズがいいらしい

・往復ハガキの抽選の場合、はずれた場合でも、「そのほかの講座の案内」を印刷するなど、「もらってうれしいハガキ」にする工夫をこころがける。

・講師の知名度が低くても、肩書きのところで工夫する。「評判のカラーセラピスト」とか。

・受講者アンケートに「普通」の選択肢はいらない。良いか悪いかのどちらかできく。

・連続講座で「グループ討議・発表」など書いてしまい、手段を全面に出すのはだめ。何について話し合うのかを書くべきだし、なによりこれを読んで「勉強したことを発表させられるのか」と緊張してしまい、人が来なくなる。


といったところで、こういう本をベースに「素敵なイベントって何だろうかね」と話し合えたら面白いかもしれない。

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