柳月堂 名曲喫茶
先日、林さん、ガンビィさんらと「フリペ・ミニコミとか、あれやこれやを延々語るミーティング」をさせてもらう。
最初にガンビィさんと別件の打ち合わせのために使ったお店が、京阪の出町柳駅ちかくにある「柳月堂」という有名なパン屋さんの2Fにある名曲喫茶。
こんなところにこんな喫茶コーナーがあったのか、と初めて知った。
そういえば、昔好きだった人が「出町柳駅のちかくに、すごい本格的な名曲喫茶があった」と教えてくれたことを思い出したが、まさにここのことだろうと思った。
入るなり店員さんが、「お話されますか?」と訊いてきた。これは店員さんとおしゃべりをする・・・のではなくて、自分たちは「語る客」なのか「音楽を聴く客」なのかを宣言しないといけないのであった。
当然我々は語るために集まったので、「語る用の部屋」に通された。そっちは普通の喫茶店のようになっていた。
「聴く用の部屋」からは、クラシック音楽がもれ聞こえてくる。その部屋の様子は、トイレにいく途中に伺い知ることができた。
大きめの空間に、大きい一人がけのソファが、すべて同じ方向に並んでいた。
私語厳禁で、ひたすらスピーカーから流れる音楽に、お客さんたちは身をゆだねていた。
たまに生演奏もあるのだろうか、部屋の前方にはステージらしき部分がしつらえられていて、ピアノが置いてあった。
ちょうどトイレの入り口までさしかかると、そのピアノの全体像が視界に入るのだが、そこで「!」となった。
ピアノに座って譜面代に向かっているのは、大きいクマのぬいぐるみだった!!
しかもすごい猫背で、力なくグッタリとして、ピアノの鍵盤によりかかっていたのである。
そんな脱力クマの姿を眺めながら、黙って真剣に音楽を聴いているお客さんたち。
その日の我々のトークの端々において、あのクマのぬいぐるみが何度もネタ扱いされていたのは言うまでもない。
ちなみに「語る用の部屋」でも、1時間半ぐらいしゃべっていたら、店員さんがやってきて「これ以降は『ミュージック・チャージ』の追加料金が発生しますが」といわれた。カラオケボックスみたいだ。
「ミュージック・チャージ」っていうコトバをはじめて聞いたので、このコトバもまた、この日の我々のトークのネタと化した。
あと、我々の席にあった犬の置物が
なぜかそろって背中を向けていて、ウェルカムさを感じさせないオブジェと化していた。
そして、お手ふきなどが入ったグラスが運ばれてきたのだが、
この赤いハサミの使い道が結局最後まで分からず、店員さんに尋ねることもできなかった。
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Comments
なかなかインパクトのある喫茶店でしたね~。写真でみると、やはりおもしろいです。
あの界隈の喫茶店をどんどん開拓していきましょう!
あと、JR茨木駅の近くに「給食当番」という、給食が食べれる店があるらしいで、次回のミーティングはそこでやりませんか~?
Posted by: GUMBY | 2010.04.15 09:12
GUMBY>給食トークもとても興味深かったので(笑)、次回はそこですな!茨木集合!
Posted by: HOWE | 2010.04.15 21:18
ハサミはお手拭きの袋を切るためじゃないんですか?
Posted by: MSK | 2010.04.16 01:10
MSK>たぶんそうなんだろうけどね。でもわざわざハサミであけなくてもっていう(笑)
Posted by: HOWE | 2010.04.16 22:15