日本×コートジボワール
なんだか最近、やたらとマジメにサッカーのことを書いているが、ワールドカップゆえに許してください。
さきほどのテストマッチを見終わったところ。
後半しかちゃんと観ていないのだが、
まず思ったことは・・・
・俊輔よ、黄色いスパイクはダサいから、やめたほうがいい
や、そういうところばかり観ているわけではない。
もっと日本代表の本質的なところを論じなければ・・・
・岡田監督、ジャージかスーツ姿か、どっちかに決めてくれ。
つまり「一貫性のない指揮官の身なり=一貫性のない采配」みたいになる・・・という強引な理屈。
まぁ、それはそうとして。
・ドログバと今野のケガの状態が気になる
これは本当にマジに重要なポイントだ。ドログバは負傷退場したらしいが、じっさいに映像で観ていないのでなんともいえないのだが。
個人的には、みなさんにはルーニーとかメッシとかロナウド以上に、ドログバに注目してほしいのだ。チェルシーファンとしても応援しているが、彼はいま地上で1,2を争うスーパーなストライカーなのだ。
・いつのまに、なぜ、長谷部がキャプテンなん?
たとえば今回のイングランド代表は、チェルシーでも主将を務めるジョン・テリーからリオ・ファーディナンドにキャプテンが交代したわけだ。テリーの不倫騒動という、そういう(情けない)要因でキャプテンの資格が剥奪され、そのことが延々とイングランドではトップニュースになっていたわけで、それぐらいに「誰が代表のキャプテンを務めるか」は重要な話なのである・・・だって優勝したときにワールドカップを最初に掲げるのはキャプテンの役目だから。今回の日本代表は中沢がキャプテンじゃなかったのか。その「一貫性のなさ」はどうなんだ。どうして急に長谷部になったんだ。合宿中に選手たちがよく遊ぶらしい「UNO」で負けたのか中沢。
左が新キャプテンのリオです。よろしく。怖い顔していますが、とても良い人らしいです。
(追記)で、いまブログ書いたあとにBBCニュースのサイトをみたら、リオがケガしたとかなんとか。ガーン
さて、もっと大事な点は、
・4バックのシステムを採用しておいて、サイド攻撃がほとんどないということは、そのフォーメーションは不適切であるということだ。
これはもう、大昔から主張していることなのだが、やっぱり日本代表のベストなフォーメーションは3-6-1だと思うわけだ。トルシエ監督時代の日本代表をお手本に、ディフェンスは3バックで(中沢・闘莉王・今野)、両アウトサイドに長友と内田でいったほうがいいのではないか。いくら世界的に4バックがトレンドとはいえ、そんなものに追従するのではなく、地味に3バックで、かつトルシエが推し進めたように「オフサイドトラップで逃げまくる」というような(ある意味セコい)戦法を極めていくことこそ、日本代表が世界で勝つための方略だと信じてやまない。
なので、せっかくのテストマッチなのだから、試合中にディフェンスのシステム自体を変更するとか、そういうやり方もあれこれと試行錯誤してみてほしかったのだが。
ちなみに
・スイスのスタジアム、とてもキレイ
ここも忘れてはいけない論点だ。背景にひろがっていた風景も含め、スタジアムの芝生の感じとか、とてもキレイでよかった。欧州サッカーの序列からいえばマイナーな国ではあるものの、でも今回だってW杯には出場しているし、スイスも相当な国なのである。
ひとまずそんな感想で。
■■■■
« 人生には、なぞなぞが行き交う | Main | 追記 »
Comments
こんにちは。昨日は私も帰りが遅くなりましてリアルタイムで観れませんでした。ケガのニュースの続報などで、いま残念な気持ちでいっぱいです。ドロさん~(;д;) そしてリオ、大打撃ですね。。
たしかに関心のない人にとっては、日本代表はみるけど、、てなると思うけれど、ワールドカップって、もっと特別ですてきな機会なんだと思います。オリンピックみたいに、あからさまに国力を競う、ていうじゃなくて。うまく言えないけれど。
だからタテーシさんの注目ポイントにみなさん注目してください(笑
引き続き、よろしくお願いします( ̄ー ̄)ニヤリ
Posted by: きり | 2010.06.05 14:00
きり>応援演説をありがとうございます。僕の周囲はあまりサッカー観ない人が多いので、申し訳ないなと思いつつもブログで妙なポイントをつついては興味を誘おうと必死です(笑)。オリンピックとワールドカップって、協賛企業にとっては似ているイベントかもしれないけど、どこかなんともいえない違いがあるのも確かで、それはたしかにコトバにしにくいところでもありますね。
Posted by: HOWE | 2010.06.05 22:15