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2010.07.21

月をみながら

広報誌『チャカル』の入稿を終えたらしき学生チームの面々が、入り口の段のところに座り込んで、横並びに静かにたたずんでいるのを見かけた。
空を見上げて「月がきれいだ」とか言っていて。

「いいなぁ」と思った。
セリフひとつぶん、「いいなぁ。」と。素朴に、その一言。

こういう時間の過ごし方には昔も今も憧憬の念を覚える。
と同時に、二度と同じ時間が味わえないことの、あたりまえすぎるそのことの、冷静なる事実を思いつつ、あらためて「今という瞬間の連続を精一杯生きることの美しさ」を、セリフひとつぶん噛みしめてみる。


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Comments

ちょっと照れくさいですね。
あの時はすごく月がキレイに見えました。

Posted by: ほっしー | 2010.07.22 22:30

ほっしー>ああいう時間のことをなるべく覚えておいたほうがいいよ・・・って先輩目線でつい言ってしまうのが悪いクセですが。

Posted by: HOWE | 2010.07.26 21:53

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