ひとりアウトドア趣味
ミニコミ『野宿野郎』編集長として知られる(私は勝手に一方的に「恩師」と呼んでいる)かとうちあきさんが『野宿入門』という本を書かれていたことを、あるオシャレ本屋で知る。「あああすいません知りませんでしたこれは買わねば買わねば」と思ってレジにいく。きっとオシャレ本屋の店員さんには「この人、野宿好きなんだ」と思われたことだろう。
ちなみに私の野宿体験は、1996年から1998年のあいだに、秋に2回、夏に1回程度である。それなりに自分にとっては、あれは大きい体験でもあり、くわしい説明はここでは省かせてもらうが、たしかに野宿は人を成長させてくれるような気がする。
こうして、最近の「焚き火」にたいするマイブームとあいまって、いよいよタテーシ的アウトドア実践へのステップが着実に進行しているかのようでもある。「焚き火」と「野宿」が、アウトドア趣味のなかでどのように位置づけられるのかはさておいて。
(ちゃんとした)アウトドア趣味をお持ちの上司のSさんからは、車がないのなら、自転車に一人用の荷物を積んで、1日程度の近距離でのアウトドアを実践したらいい、というアドバイスを先日いただく。なるほど自転車で遠出をして、一人で野宿して帰ればいいのか。そういうふうに言われるとなんだかカジュアルな趣味のように思えてきて安心する。ひとりアウトドア。そうして、行った先で途方にくれるのもきっとオツな体験であろう。
(あ、でも一人で焚き火をするのは、焚き火初心者としては危険な行為なので、そのあたりは慎重にならないといけない。そういった謙虚な姿勢は『焚火パーティーへようこそ』の本を読んで、しかと認識している)
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