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2011.02.09

『松浦弥太郎の仕事術』

最近、何回か『暮らしの手帖』編集長の松浦弥太郎の本を読んでいて、あれこれとグッときたり「そうかー」となったり。

『松浦弥太郎の仕事術』より、要約抜粋。

「遊ぶために働く」とは、先の楽しみのために苦労と我慢を重ね、その埋め合わせとして遊びで発散するニュアンスがあります。一方、「働くために遊ぶ」とは、まず楽しみながら自分を豊かにし、その豊かな自分を使って仕事というさらなるチャレンジをするというニュアンスがあります。仕事と遊びは厳密に線引きできるものではなく、つながっていると僕は考えます。仕事が我慢と苦労だけだったら、どうして一生懸命にやれるでしょうか。仕事には仕事の喜びと、おもしろさがあります。何より、自分を社会に役立てて人を幸せにするという目的があります。これほど価値があるものを、同じく価値ある私生活ときっぱり区分けする人生など、ずいぶんこぢんまりして、つまらないと思うのです。

あと、最近ことに肝に銘じていることが次のコトバ。

体はいかなる高級車よりも長く使うし、はるかに価値があるものです。このシンプルなのに忘れやすい事実を思い出しましょう。いいものを食べて、できるだけ注意深く、自分という車を良質の燃料で動かしてやろうではありませんか。

いいもの=別に高級食材である必要はなくて、「適切な食べ物」という感じで。
なかなかそれが食べにくい昨今。コストは多少かかるだろうけど、出来る限りちゃんとしたものが食べたい。最近はそう強く思うようになった。

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Comments

無職とバイトを行ったり来たりしていますが、私の場合、

プライベートの割合が増える
→遊びが貴重でなく、楽しむ意気込み減
→自己発見を別の場で生かす事もない
→外での自分を想定しなくなる
→自分の心身が求めているものや体調を意識しなくなる
→いざ仕事を始めると、環境の変化で心身に不調をきたす
=仕事への意気込みも減

ということを、ここ2年ぐらいで体験しました☆
うまくバランスを取れればいいなと思います

Posted by: イノウオ | 2011.02.10 13:50

イノウオ>その分析力に脱帽! ポイントがあるとすれば上から5番目の「心身が求めているもの・・・」あたりでしょうか。

Posted by: HOWE | 2011.02.11 13:48

自分という車を大事に、適切な燃料で動かそう、という言葉に、強く共感します。食生活は、普通に思われているよりはずっと、人格を含めたヒトというもの全体に関与しているような気がします。

Posted by: αω | 2011.02.14 21:57

αω>いやほんとそうだと思います。最近すごく食生活を意識しているのですが、おかげで調子はいいです。気分的にも。

Posted by: HOWE | 2011.02.14 22:02

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