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April 2011

2011.04.29

ウイリアムくん独身最後の遊びは

結婚おめでとうなウイリアム王子、挙式2日前に与えられた自由時間でやった「独身時代最後の遊び」は、バタシー・パークでサッカー、とのこと。

ますます親近感、わいた。

やっぱり公園でサッカーというのは、王子であろうが移民の子だろうが、おもしろいのだ。

「スヌーカー」とか「映画観賞」とか「パブでどんちゃん騒ぎ」とか「ラジコンヘリ」とかではなく、公園でサッカーだ。しかもかの火力発電所の近所で有名なバタシー・パークだ。たぶんその気になれば、いまロンドンを旅しているSくんだって一緒にサッカーができたかもしれないっていうぐらい、超普通なシチュエーション。

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2011.04.28

ロイヤルウェディングをひかえて/欧州CL準決勝1stレグ雑感

 たまたまこのブログでついこの前、COMPLEXのことについて書いて、左のサイドバーにも「BE MY BABY」の動画を貼り付けているのだが、今日のニュースで「COMPLEX、21年ぶり始動! 7月30日チャリティーライブ」とあって驚く(こちら)。些細なことだけど、ちょっとしたタイミングの良さにグッとくる。
 いずれにせよ、「BE MY BABY」のプロモーションビデオが(ムダに)再び脚光を浴びてくれればいいと思う。

━―━―━

 学生のSくんが、いまイギリスを旅している。
 Sくんはビートルズなどの古いロックが好きなので、つい私も(当然のごとく)「ロンドンいいよ~」と言い続けていたわけである。すると本当にSくんはイギリス渡航を決めたので私もうれしかったのだが、我々はSくんがロンドンに滞在している期間にウイリアム王子とケイトさんの結婚式が行われることに気づくのが遅かった。
 「歴史的イベントの空気に触れられるのはおいしいけど、おそらく旅行者にとっては、やっかいな事態に巻き込まれやすいかもしれないから注意しないといけないよなぁ」と渡航前に話をしていた。

 で、この数日BBCワールドを見ていると、ロイヤル・ウェディングの話題が当然でてきて、バッキンガム宮殿前にレポーターがライヴでリポートをしていたりする。それを見ていてなんとなく分かってきたのは、だんだんと一般市民のなかに王子たちのパレードを見るべく沿道で「テント暮らし」をする人が増えてきたようで、さながらロンドンの一部分は「野外パーティー的」な雰囲気になっているっぽいことだ。当然警戒レベルは最大限に引き上がっている情勢でもあるだろうけど、でもこのテント暮らしの人々の存在は、ひるがえって、とてもピースフルなものを醸し出しているかもしれない。みんなでロンドンのど真ん中でテント暮らし。ステキな光景だ。

 さらにそのうえ、この時代においてはツィッターやYouTubeというツールがあるのだ。この手のシチュエーションにおいては、たとえパレードが見れなくっても、「参加すること自体」が楽しいはずだ。しかもその舞台がロンドン。手頃な広さに、手頃な広場(公園)があちこちにあって、交通網もうまく広がっていて・・・あぁ、この目でいろいろ見ておきたかった。Sくんには「とにかく、どうでもいいようなシーンでも、こんな機会はめったいにないから、マメに写真撮っておいて!」とお願いしてあるのだが、どういう光景を彼は観てくるのか。

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 さて今シーズンは思うところもあって、スカパーで追加料金払って欧州チャンピオンズリーグをわりとライヴで見続けている。今週は火曜日水曜日と準決勝のファーストレグが行われたわけだが、以下はその感想。

 ★内田ラウールノイアーシャルケ×ルーニー・ユナイテッド
シャルケはまったくいいところなくホームで痛い2失点。ルーニーが、くやしいけど、やっぱりうまい。顔に似合わず、とても味方の動きに気をつかった丁寧なプレーをするんだな。そして37歳ギグスが先制点をあげたわけだが、こういうベテランの存在がいま世界中でもっともうまく機能しているチームがここだ。ディフェンスの間をサッと抜け出して、ワンタッチでGKの股下にシュートを合わせるという、この大舞台でそんなことをあっさりやってのけるギグスは来年も現役続行とのことで、「文句はありません」といいたくなる。
 あとファーガソン監督、試合終了直前にえらく陽気な表情をみせていて、このオジさん本当にわかりやすい人。だから敵ながらどことなく憎めないキャラなんだよなぁ、と思った。

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ファーギー。


 ★レアル・モウリーニョ×FCメッシ
 いやおうなく注目の集まるこのカード、前半はレアルがカウンター狙いでベタベタに引いた状態で、ハーフウェイラインを超えたところでガンガンプレスをかけてバルサのパスワークを完全に封じ込めることに成功。勝利のためにクソつまらない戦術をスタープレーヤーたちに徹底して強要させるモウリーニョ監督の手腕には相変わらず脱帽だ(決してケナしていませんよ! ほめています!!)。しかし後半になって空気の読めない審判が、レアルの守備の要であるペペを一発レッドにして退場させたあと、バルサはメッシの個人技でまさかのアウェイゴール2発。これでセカンドレグの逆転はかなり難しくなってしまい、今年の準決勝はどちらの試合も「もうセカンドレグ観なくてもいいかな」という展開に。や、まぁ、サッカーは何が起こるか最後まで分からないので、奇跡の大逆転劇も期待したいわけだが・・・(とくにシャルケ)。
 個人的にグッときたのは、審判に暴言を吐いたモウリーニョ監督は、退席を命じられ、ベンチの近くの鉄柵に「隔離」されてしまったが、なんだか「鉄格子の似合うサッカー監督」としてもモウリーニョの右にでる人はいないよなぁ、っていうことを感じてしまった。や、決してケナしていませんよ私はモウリーニョ監督のことを! チェルシーのサポーターは総じてモウリーニョ監督を尊敬していますから、ええ!!

Mourinho_gesture_hor
尊敬してます。

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2011.04.26

サイゼリアの子ども向け「間違い探し」が人生最大級に難しかった件

去年の話だったが、サイゼリアで一人で時間をつぶすことになって、テーブルに置いてあった子ども向けメニューを適当にみていたら、

Machigai

こういう「オリーブオイルができるまで」というイラストの説明が載っていたのであるが、この左右のページが「まちがいさがし」になっていて、10個のまちがいがあると書いてあった。

で、ヒマだったのもあって、何の気なしに探してみたのだけど・・・

Ruud_v_n

超、ムズイ。

1時間近くがんばったのだが、たしか8個か9個で限界だったのだ。
10個すべてを見つけることは最後までできなかったのである。

去年の暮れの話なので、いまサイゼリアに行っても同じものがあるのかどうかは分からないが、この間違い探しにトライするために、この連休中にサイゼリアに立ち寄ってみる価値はある、と私は断言しておきたい。
たとえて言えば「男の子の髪型の線のひきかたが1本だけ違う」とか、マジでそんなレベルですから。


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2011.04.25

「脱力系フェスタ:障害と病いの祭典」のチラシつくりました

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「脱力系フェスタ:障害と病いの祭典」という、すごい名前のイベントが5/14に大学で開催されるにあたり、チラシづくりを担当させていただく。「障がいを持っているからといって、『キラッと生きなきゃいけない』なんて誰が決めたのか!?」というコンセプトがとても共鳴を覚える。なのでこのイベントのトップには「キラッと生きない!」と掲げられている。NHKで放送されている番組「きらっといきる」という名前の逆だ。

で、このチラシとなった。
上司のUさんからは「渾身の脱力感」というステキなお褒めの言葉をいただく。


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2011.04.24

イベント:5/28(土)第2回フリーペーパー選抜甲子園2011(フリペ日本一を【勝手に】決める闘い!)

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(クリックしたら大きくなります)

『京都ワッチャーかわら版』の作者ヤマモトさんが以前開催した『フリーペーパー甲子園』が、おなじみ「紙の音楽会」にて復活!
フリーペーパー日本一を(勝手に)決める熱い闘いです。
ヤマモトさん、蒼室さん(『断片くん』)、猫町さん(『自分毒』)、タテーシ(『HOWE』)が「いまもっとも熱いと思うフリーペーパー」をこぞって紹介し、来場者のみなさんに投票してもらうというものです。

この会場でしか配布されない限定版の4人合作フリーペーパーも制作決定です。

日時は5月28日(土)、13:30開場、14:00プレイボールです。
場所はいつものホームスタジアム、梅田のコモンカフェ。(ワンドリンクおねがいします)
できれば予約をお願いします(ブログのタイトル付近に掲載しているアドレスにメールをいただけると幸いです)

甲子園だけに、野球ノリでいこうということが、今日の打ち合わせで決まりました・・・ていうか、打ち合わせの時点で何かひとつのイベントが行われたような感じがして、もはやお腹いっぱいなほどに充実した時間を過ごさせていただきました。つねづね「日本は自主制作のインディーズ的フリペやzineはあまりない」と思っているのですが、そうじゃない、ということを痛感しました。探せばたくさんあるんだな、という状況にいま生きていることを実感します。そして、くやしいぐらい、オモロイのが確実に、ある。

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あと蒼室さんに関しては、新作zineとCD(奥歯抜三バンド)のお披露目ライヴが神戸のトンカ書店で5月21日(土)に開催されます(こちら)。
こちらの新作zineに私も少し参加させていただきました。
いつもながら、蒼室さんの旺盛な活動力は感服させられます。

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それにしてもひさしぶりに大阪駅にいったら、大規模な工事が終わって、まるで別の都市にきたかのような、まったく違う空間がデカデカと出来上がっていて、うろたえまくりである。なんなんだろう、あのまったく知らない大阪の風景は。

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2011.04.23

悪魔のトースター

最近、当ブログで盛んにプッシュしている、唯一無比のパンクなサッカークラブ、ザンクト・パウリFC(こちら)の画像を検索してみたら、こんなチームグッズがあった。

Images

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「イメージロゴのドクロマークが焼けますトースター」!!

なんじゃそりゃあ!!(笑)

しかも、あまりドクロマークがくっきりと焼けていないのが、またツボ(笑)
いいなぁ、ノリで作っちゃった感。
単にネタ的にやりたかっただけだろうこの商品、っていう。

でもたぶん、うちの次姉なんかはこれを見たら絶対欲しがる気がする。
ロックテイストでモノトーンなグッズに囲まれて暮らしていて、インテリア雑誌で紹介されてほしいぐらいの、感心してしまうほどの徹底ぶりだからだ。子どもの学習机も何もかも真っ黒。きっとこのトースターが導入されたら、甥っ子や姪っ子たちはドクロマーク入りのパンを食べて育っていくのだ。ロック万歳。

ちなみにこのチームのキャプテンが腕に巻くキャプテンマークも
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やっぱりドクロマークだった(笑)。何のマンガだよ、っていいたくなるほどの。

そんなザンクト・パウリFC、ただいまドイツ一部リーグ降格争い中。がんばって~。
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2011.04.22

おらがムラのチーム

スロベニアに、「ムラ」というシンプルな名前のサッカーチームがあることを、たまたま知る。
NK Mura。
Nk_mura
1924年創設。

ムラだけに、「おらが村のチーム」って感じがする。
ちなみに「NK MURA」と表記されると「ナカムラ」にも見えてくるな。

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ムラの応援風景。

こういう話をしたくなるのは、サッカークラブって大きいのや小さいのも含めて世界中に星の数ほどあって、それらひとつひとつをたどることは人生ではほぼ不可能なんだろうけど、出来る限りコネタを集めるかのように探索していきたいからだ。

「スロベニアには『ムラ』というサッカークラブがある」なんて、トリビアにもならないぐらいどうでもいい情報かもしれないが、こういうしょうもないところからサッカーを愛でていくのが、私にとっては楽しい。

━―━―━

ふと思い立ってYouTubeで調べたら、動画があって感激した。
大学生の頃に流れていて、生涯忘れられないであろうテレビCMのひとつ。

ソニーのMDウォークマンのCMで、奥菜恵と、デュラン・デュランの最高傑作と思える曲『オーディナリー・ワールド』の組み合わせ。

この組み合わせは今観てもグッとくる。「鮮烈な印象」というのはまさにこういうことなんだと思った。あらためて。
『オーディナリー・ワールド』は歌詞もすばらしくて、「いまそこにある『日常』を大事にして、そしてサヴァイヴしよう」というメッセージ。

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2011.04.21

「子どものなかの子ども」、そしてサッカーのチカラ

上司のSさんのお子さんは、かつて幼稚園の先生から
「この子は『子どもの中の子ども』です」
と評されたらしい。なんか笑ってしまった。そして清々しく思う。「子どもど真ん中」な生き様。ザ・子ども。

さて、いまリアルタイムに千葉で地震があったり、
ツィッターでは放射能についてちょっと不安になるニュースが飛び交っていたり、いろいろであるが。

今日は早朝に起きて、トッテナム×アーセナルのノースロンドンダービーを途中から観ていた。
裏番組でチェルシーが試合をしていたとしても、やはりこっちのダービーマッチを観るしかない。
しかし時間通りに起きられず、気づいたときはすでに1-2でアーセナルがリードしていた。
でもそのあと試合は動きまくり、3-3になる。
やはりノースロンドンダービーは裏切らない、と思った。熱い。2008年の時は4-4なんて試合もあった。
横になってテレビをみていたので、やはり案の定、そのあと眠ってしまっていて、気がつけば試合が終わっていた。
スコアはそのまま3-3のまま。うっかり眠ったことを悔しがりつつ、ちょっとホッとしたり。こういう試合の得点シーンを見逃すほど悔しいことはない。

職場にきて洗面台でうがいをしていると(そう、『うがいマニア宣言』以後、しっかりうがいをするようになった)、別部門で働くNくんがたまたま入ってきて、まさに早朝同時刻にWOWOWでやっていたバルサ×レアルマドリーの国王杯決勝のことについて話をした。Nくんはレアルファンで、レアルが延長の末に勝ってうれしそうだった。そしてやはり彼も朝3時に起きて試合の中継をしっかり観ていたらしい。お互い苦笑い。これだからサッカーファンってやつは。

そして今日は思わぬところから「サッカーが好きでよかった」と心から思うメールもいただく。
そしてあらためて、自分はサッカーを応援し続けようと、祈りに似た誓いをたてつつある。
Jリーグの「再開幕」は今週末。
これは単なる「再開」というよりも、ひとつの時代の転換期のようにも思う。
サッカーのある日常を取り戻そう。そういった「日常」のすごさを思い起こそう。
ボールを蹴り合う人々に、ありったけの想いや声援をぶつける営みを取り戻そう。
何も得るものがなく、何も生み出さず、何も起こっていなさそうにみえる、そのグラウンド上に展開されている様相から、いろいろなものを見出して受け止めていけるだけのアンテナを磨いていこう。

そんな気分が高まっていたので、たまたま相談事でやってきてくれた学生さんと話をしていると、つい(いつものことでもあるが)サッカーのたとえ話をしてしまう。
そうしてしまいに「サッカーファンっていうのは、最後まであきらめないから」とか言ってしまった。
それは自分にたいして言い聞かせたいセリフだったんだろう。
学生さんは「何を言ってんだこの人は」とか思ったかもしれない。
でも本当に、それはサッカーに限らず、生きるうえで真剣にそう思い、願っていることでもある。

このあいだの長居のチャリティーマッチに際してセルジオ越後が言っていた
「倒れた人のぶんまで走るのがサッカーだ」
という言葉を、最近よく想起している。

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2011.04.20

WIRED日本語版がふたたび

雑誌『WIRED』がまた日本語で読めるっぽい。6月から(こちら)。
「さっぱりついていけない領域」の話と、「かろうじてついていける領域」の話がまぜこぜになっていた気がする。昔読んだWIREDは。
でも多少、年を重ねると、たぶん今だったら「分からないかもしれないけど、分からないなりに、ついていきたい領域」みたいなものがあって、そういう些細なポイントにおいて、雑誌というメディアが今後も必要とされていくんじゃないかという予感もある。ピンポイントに追いかけたい領域なんて、もはやネットで能動的に自発的に自然発生的に収集されていっているので。そうじゃない部分を補完するために、雑誌や新聞といった「あいまいな感じ」が必要な気がしている。


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2011.04.18

ペン好きが高じて作ったサイト「Pen Addict」

上司のSさんが教えてくれた海外のサイト。
文具、とくにあらゆるペンのマニアの人が作っているっぽい。
その名も「The Pen Addict」(こちら)。
そしてこの人は、私もずっと愛用しているゼブラのSARASAに高評価を与えていて(こちら)、そしてこの人のサイトをみて初めてサラサに0.3mmバージョンがあることを知った次第。いずれにせよ、私はかれこれ10年以上は確実にサラサを使っている気がするのだが、私の信じていた道は間違いじゃなかったとすら思えてくる。

ちなみにこの人のサイトから関連して、今度はシャープペンシル専門のマニアの人のページ『Dave's Mechanical Pencils』も教わった(こちら)。
あまりシャーペンって外国人の人が使っているイメージはないのだが、とにかくこの人もいろんなシャーペンをレビューしている。
そしてもうひとつ私が感じ入ったのは、この作者がシャーペンを紹介するときに撮影しているいろいろな写真の「見せ方」である。
ぜひこのリンクをたどって、何ページか見て欲しい。
「そうか、こういうモノの見せ方もありか!」と開眼してしまった。ちょっとクセになるミョーなテイスト。
どこかで今後マネしてみたいぐらいだ。

あとついでに、このサイトで面白いアクセスカウンターを知ったので、さっそくこのブログでも取り入れてみた。『Flag Counter』(こちら)。一番右下のところに表示されている。
世界中のどこの国からアクセスがあったかを知らせてくれるというもの。
まぁ、このブログはほとんどが日本からのアクセスであるのであまり使う意味もないだろうけど、小さい国旗が表示されるのがなんだかファニーなので。

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2011.04.17

Harukana Show 第3回、雑誌『Make:』や『Craft:』のこと

 イリノイ州UrbanaのコミュニティラジオでMugikoさんとお送りしている「Harukana Show」での一部分をポッドキャストで配信していただいている。今回私が出させていただいた第3回のトーク部分については(こちら)で聴けます。
 ちょうど現地で「Mini Maker Faire」というイベントが開催されるということで、雑誌『Make:』や『Craft:』についての話をさせてもらった。オライリー社のつくるこの雑誌たちはDIY精神の面白い部分を提供していて、『Make:』は電子工作やパソコンがらみ、『Craft:』のほうは文字通り手芸などのクラフト系のネタで、一風変わったプロジェクトをこれでもかと紹介しまくる雑誌である。2007年にシアトル・ポートランドを旅したときに『Craft:』に出会って、そのアイデアの斬新さやポップでユニークなものづくりの指南の数々に衝撃を受け、帰国後しばらくは定期購読で取り寄せていた。しかし最近になって残念ながら廃刊?になってしまった。『Make:』のほうは最近になって日本語版も発行され、日本でも「Maker Faire」のようなイベントも行われるようになった。『Make:』日本版の公式サイトは(こちら)。

 いままであまり『Craft:』のことを表立って言ってこなかったのは、あまり安易に人に教えたくないほど面白いネタの宝庫だったからというのもあるが、結局そのシアトル・ポートランドの「DIY旅行」についてのミニコミzineを作ってからの「次のステップ、次の領域」のヒントみたいなものがそこにあるような直観があって、そのためのネタとしてストックしていたい気分があったからだ。しかしこのブログで何度も書いているようにご存じの通り、そのミニコミzineはいまだ完成しないままズルズルとひきずっていて、結局自分は2007年で時計が止まってしまっていて、その間にどんどん事態が進行し、Do it Yourselfという言葉もあちこちで見受けられ、そして姉妹誌『Make:』は日本語版もでるような時代になっていったのである。

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2011.04.16

伝説のバンド「UK」がいつのまにか再結成して、しかも先日32年ぶりに来日公演もやっていたことをさっき知って驚いている件

さっきまで知らなかったのだが、
70年代英国プログレッシヴ・ロックの最後の「きらめき」ともいうべき伝説のバンド「UK」が、いつの間にか再結成していたようで、しかも昨日まで川崎のクラブチッタという会場で32年ぶりの来日公演を果たしていた。

ちょっとダサいポスター? がネットで見つかった。
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つい先日のブログで、かのジミー・ペイジが今回の原発問題についてのイギリス政府の通達を受けて、長崎でのイベント出席を取りやめたことをお知らせしたが、なんとUKの面々は、よりによって「UK」というバンド名をひっさげつつも、そんな政府の言うことなどおかまいなしに日本に、しかも関東地方に来ていたとは!! やるなぁ!! ていうかよっぽど日本が好きなんだねジョン・ウェットンは! そしてお約束のMC「キミタチサイコダヨ」を言いに来てくれたんだね! でも今回はそのセリフをそっくりそのままあなた方にお返ししたいよ!!
ていうかなんで川崎で2公演だけなんだ。せっかくなら関西にも来てほしかったよ!!

メンバー的にはジョン・ウェットンとエディ・ジョブソン、そして新規のプレイヤー2名を連れての編成であるが、しかしまぁ、この時代においてUKが活動を再開するとは・・・ひたすら驚くばかり。

さっそく動画を貼り付けておきたい。「ギターがなくても、ここまでロックはできる」という実例、曲は『シーザーズ・パレス・ブルース』だ。


時間のない人は2分25秒あたりからみてほしい。

ギターではなく、電子ヴァイオリンという楽器のロック的使用における可能性を示していた貴重なバンドだったわけだが、活動期間の短さゆえに、なおいっそうプログレ好きのオールドファンの世代においては、やたら熱く語られるバンド、それがUK。

もう一曲貼り付けておきたい、『ランデブー・6:02』。

この曲の何がプログレか? と思われるだろうが、ジョン・ウェットンがベース弾きながら歌う曲はすべて「プログレ」なのである(強引)。
ちなみに私ははじめてロンドンを旅したとき、この曲にちなんでウォータールー駅へ出向いて「6時02分」の瞬間に駅舎の時計の写真を撮影しにいったことがある。ちょっとバカっぽい行為だが。

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2011.04.14

「現実が夢を壊すことがある。だったら、夢が現実を壊すことがあってもいいじゃないか」

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「現実が夢を壊すことがある。だったら、夢が現実を壊すことがあってもいいじゃないか」っていう、アイルランドの小説家、ジョージ・ムーアという人の名言のことを思い出した。

なぜか私たちは、「夢/現実」という、対立軸でこのふたつを捉えがちになっていないだろうか。
「夢を取るのか、現実を選ぶか」みたいな。

「現実を見ろ」っていう人がいる。
もちろん、それを否定するわけにはいかない。実際に現実を見ないといけない。日本はいま、がれきの山から考え、動かないといけない局面に立たされているわけで。

でもだからといって、そこですぐに「夢」を否定するのも、もったいない気がするわけだ。

なので、「夢をかかえながら、現実を見ていく」という作法ができればいいな、ということだ。
欲張りかもしれないが、夢も現実も大切にしていこう、と。
もちろんそのためには、かなり大変な道のりを歩むことになるのかもしれないし、才能や努力も必要かもしれない。
でも「夢を選ぶか、現実に生きるか?」っていう「Which」よりも、「夢も現実も、どうやって生きる?」っていう「How」の考え方を志向し続けることのほうが、より可能性や面白さやパワーが秘められているような気がする・・・へこたれても、煮え湯を飲まされても、地面に倒れても、なお「エヘヘヘ」と笑いながら立ち上がってヨロヨロと前のめりに歩き続け、「それでもやっぱり夢は大事」と言い切り続けるような・・・これこそ自分にとっては「パンクの実践」イメージでもあるんだけど、まぁ、とにかく、そんな感じ。

それに、だ。
「現実をみろ」っていうその人が日頃から享受しているあらゆるモノやサービスというのは、そもそも誰かが『こういうのを作りたい』って思ったから出来上がったものだと考えることができる。ギターも自転車も、自分を取り囲むありとあらゆるモノたち、それは「夢」を基点としてわき上がるアイデアや意欲や行動力が結実した結果だとすれば!! そう思うと、やはり「夢」を捨てるわけにはいかない。この世のすべては「夢のおかげ」で成り立っている。そんな気がする。

サッカーにたとえると、「現実を見ろ、堅実に生きろ」だったら、やるべきことは11人のプレーヤーをゴールマウスに密集させて、どんなボールがきても全員で防ぎ続けて90分間を耐えればいい。少なくとも引き分けには持ち込められる。
でもそれはサッカーの試合として、何も生み出さないと思う。
サッカーというスポーツが面白いのは、前を向いてゴールを狙い、何らかの果実を得るためには、「どこかで誰かがリスクを負う」というアクションを起こさないと、自分たちを取り囲む世界が変化しないということを、ボールと人の動きの連動性で表現していくことにある。それはまさに人生を生きるうえでの知恵をみんなで考え合う取り組みだと思う。少なくとも私はいつもサッカーをそのように捉えている。

というわけで、こういうことを考えるときは、たいてい私はひきつづき、「夢をかなえる人が必ず通り抜けるであろう『愚か者や変人の道』の話」とか、「『夢』という日本語が持っているある種の弊害や問題についての話」をしたくなるのだが、それについてはまたいつかじっくり書いてみたい。


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2011.04.12

チェルシー11/12シーズン新ユニフォームのお披露目写真にツッコミを入れたくなる件

つい今し方、チェルシーFCからのメールに「11/12シーズンの新ユニフォーム」についての情報が送られてきて、画像をみると、

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なんだか、

ファストフードチェーンの広告か、

っていう写真(笑)

ドログバ 「この街にもマクドができたぜ!!」
  ランパード 「やった、マックシェイクが飲みまくりだ!」
   テリー 「オレはビッグマックで!」
    トーレス 「でもピクルスは抜いてね!」

・・・まぁ、来シーズンのことだから、今はとやかく言うべきではないのかもな。よりによってあと5時間後には今シーズン最大のクライマックスがキックオフ。朝3時半に起きれますように。

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2011.04.11

長い一ヶ月と、チャットモンチーと

ほんとうに、長い一ヶ月だった。

ありとあらゆることが、いろいろな形を変えてしまって、
当たり前にあると思っていたものが、あたりまえではなくなっていく、
そういうことがたくさん積み重なっていった一ヶ月だったように思う。

そんななか、今日はうちの大学が誇る3ピース女子バンド「おまめ3」が、京都mojoでチャットモンチーのコピーバンド同士が集うイベントに出るというので、行ってみた。
うまくてキラキラしていて、そして213tkは頭をふりながらギターをかき鳴らして歌いまくっていて、ロックだった。
聴きながら「自分たちが『青春』を代表するんだ」っていうフレーズを思いついた。

毎回同じ事を書くが、自分がチャットモンチーというバンドを最初に知ったきっかけは、その初期のプロデューサーである「いしわたり淳治=スーパーカー」の存在があったからで、言うなれば自分にとっての「青春的ロック」の「地続き」みたいな感覚を期待させてくれるものであった。
で、今日のライヴを観ていて気づいたのは、彼女たちと同い年ぐらいのときに私はちょうどスーパーカーのデビューアルバムに衝撃を受け、おそらく人生で最初で最後だと思うぐらい、彼らのライヴに足しげく通ったわけだ。そうして今、チャットモンチーの曲をこの世代が楽しんで演奏をしている光景に立ち会っていて、うまくは言えないが、なんだか感慨深いというか、誇らしいというか、ステキな循環のなかに生きているんじゃないかっていう気分でいた。

「つまらない日なりに
 笑い合う隣に
 名曲が似合ったってだけ

 行こう、手の鳴る方へ!
 名曲から今日も
 自分らしくいようって、
 イタイくらい届いてるわ!」

 (スーパーカー『FAIRWAY』)

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2011.04.10

「左京ワンダーランド」公式パンフをたくさんいただきました

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「左京ワンダーランド」の公式パンフをガケ書房さんでたくさんいただきました!

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タテーシの4コママンガも!!

というわけで、とくに宇治市槙島町界隈でご希望の方々は、一声かけてください。お渡しいたします。

期間中、参加店にこのパンフを持って行くと、スタンプが押され、3つ目を集めたお店で特典が受けられる。
ざっと見てみると、かなりお得なサービスが展開されているので要チェック。

━―━―━

そんなガケ書房では、「ガラクタを想像力に変える投げ銭市」が行われていた(ステキなネーミングだと思う)。
店の外のちょっとしたスペースでフリーライヴが開かれ、古本や食べ物が販売されていた。
たくさんの人がお店を取り囲んでいて、白川通りを走るクルマの音が、ときおり音楽を消したりするのだけど、でも音楽というのは多少の騒音のなかでも、ちゃんとした秩序があって、それなりにムードをかもしだし、聴き入ることができるのだった。
コントラバスってこんなに音が通るのか、という発見があった。
ていうか、まるでニューオーリンズみたいではないか、と思ったり。行ったことはないけど。コントラバスとかのジャズ演奏が、屋外の夕暮れの街中で流れているイメージ。

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ちなみにガケ書房のうめの氏と食事をご一緒させてもらったのだが、「前から気になっていて」という北白川の御蔭通の住宅街のなかにある「武川」というお店に入った。ここは大学の先生だった人が住んでいるという非常に古い洋館で、もともとゼミ生が集えるように増築したという部分を今はお店にしているらしく、この界隈ではもっとも古い洋館のひとつらしい。そして歴史を感じさせる店内は、バーカウンターがあって、ボトルキープ用の古い木製の見事な棚が壁を埋めていて、ママさんが一人でやっていて、リアルに地元密着のお店なんだけど、ご飯を食べるだけの我々もとても居心地がよくて、常連のおじさんから「私の話を聞いてくれたから」といってお酒をごちそうになった。知らない人からお酒をごちそうになるなんて人生で初めてである。ちなみにそのおじさんは、「いちばん美味しいうどんは『能古うどん』だ」と力説していて、福岡に旅行とかで行った際はぜひ能古島に立ち寄ってみたいと思った次第である。
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そして手作りのハンバーグがおいしかった。

やはり左京区は、ディープだなとつくづく思う。あちらこちらで。

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2011.04.09

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ちょっと前にこのブログで紹介したアストン・ビラにも似ているが、最近のナイキ社のユニフォームはなぜ急にシンプルかつオシャレなデザインが散見されるのか。

オランダの強豪PSVアイントホーフェンのアウェイ用ユニフォーム。

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まぁ、単に私は黒いサッカーユニフォームが好きなだけなのかもしれないが。

ここはひたすらアイントホーフェンに本社があるフィリップス社のロゴがずっとスポンサーになっているから、会社のロゴそのものがPSVというチームを示しているぐらい馴染みがある。他の例でいうと長友のインテルにおけるピレリ社みたいな。

━―━―━

ちなみに先日ツィッターで報告した、ロンドンの古いフットボールクラブ、フルアムFCのスタジアムに建設されてしまったマイケル・ジャクソンの銅像の写真。

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チームオーナーのアルファイド氏がマイケルジャクソンと懇意だったらしく、でもってもともと所有していたハロッズデパートに本当は設置するらしかったが、最近ハロッズを売却したらしい。だからといって自分の持っているサッカークラブのスタジアムに設置すんなよ、と言いたいが(笑)。
あぁ、イングランド屈指の「古くて味のあるスタジアム」であるクレイブン・コテージ(本当に『コテージ』の名にふさわしい雰囲気なんよ)に、なんでマイケルなんだよ。

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クレイブン・コテージ。

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2011.04.08

地震時の映像のあの閃光はなに

おそくに帰ってきて、まずスカパーをつけてBBCワールドをみたら、日本の地震のことをやっていて焦ってNHKを確認したり。
いまとても気になっているのは、BBCのほうで何度も繰り返し流れている映像が、地震当時の東京(追記:あとでみたら、これは仙台らしい)の夜景を映した高い位置からのカメラなのだが、地震で揺れているときに遠くの方ですごい閃光がひろがっていて、これって電線とかがショートしたような光なのかどうか、でもかなり巨大な閃光なんでいったい何の光なんだよこれは的な気持ちになっている。
ひるがえってNHKに切り替えると、そういうたぐいの映像はいまだ確認できず。(地震発生直後には流れていたのかも)

ひとまずデジカメで撮ってみた

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<追記>いまツィッターで出ていた情報:仙台での発光現象が心配されていますが、送電線が切れたことによるアーク放電とのこと。その後、仙台市内の停電が報告されています。東北電力に寄れば、女川原発に異常はないと。

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2011.04.06

『左京ワンダーランド2011』公式パンフに参加させていただきました

Sakyowonderland

京都市左京区のいろんなお店37店舗が参加するスタンプラリーなどのイベントで展開していく「左京ワンダーランド2011」、今年は5月8日~6月5日まで開催されるようです!
こちら)の公式HPをチェック!

そして、このスタンプラリーの基本となる公式パンフレットに、ひょんなことでフリペ「HOWE」の作者としてタテーシも参加させていただきました! なんとまぁ、4コママンガを描かせてもらったのです。
パンフレットは公式HPからダウンロードが可能です。
また、参加店舗でもパンフレットが配布されるようです。ぜひ現物も入手していただければと思います!

いやはや。
マンガの出来映えはともかくとして、
左京区を愛する者として、光栄であります。

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2011.04.05

ロンドン五輪サッカー、およびコパアメリカ辞退について

クリケットのワールドカップが開催されていて、インドが優勝したとかですごい盛り上がりのよう。
でもクリケットのことがいまだによくわからないので、ニュース映像でみてもどこで盛り上がるのかがいまいちつかみきれないのでくやしい。野球のルールにしばられすぎているのだろうか、どうしてもツボがおさえられなくてもどかしい。
まぁ、インドがクリケットに注力してくれているおかげで、サッカーのワールドカップではアジア予選で日本もそれなりに勝ち進むことができているのだろうな。

さてそんななか、今年サッカー日本代表が招待されていた南米選手権(コパ・アメリカ)だが、震災の影響でリーグ戦の消化スケジュールがずれこむなどの理由により、日本サッカー協会は出場辞退を決めたらしい。
もったいない・・・。
多くのサッカーファンがそう思っているであろう。
A代表がダメなら、U-22代表で出場してもよかったはずだ。今年はロンドン五輪の予選があるのだから。
絶好の強化試合のチャンスを逃し、ここからどうやってチームを強くしていけばいいのやら。

ちなみに五輪代表は今後、6月19日、23日に2次予選が始まるのだが、つい先日対戦相手がクウェートに決まった。
実はこの2次予選は「ホーム・アンド・アウェイ」の2試合で勝ち上がらないと最終予選に進めないのである。
これはある意味でスリリングなのである。
あまりこのことは知られていないかもしれないので、この場を借りて大声で言っておきたい。今回のサッカー五輪のアジア予選の2次予選は「たった2試合のホーム&アウェイの試合で次の最終予選進出が決まってしまいますよ!」と。かなーり、これはヒヤヒヤする試合になりそうなのだ。要チェック。
なんだかんだ今回のロンドン五輪世代は(予選では選出されてこないだろうけど)香川だったり宇佐美だったり宮市だったり、結果的に面白そうな選手がそろっているのであるから、なおさら注目したい。

さらにいうと、ロンドン五輪のサッカー競技というのは、唯一ロンドン以外の都市で開催されることになっていて、スコットランドのグラスゴー、ウェールズのカーディフのスタジアムなども使用される。
イングランド国内でもマンチェスターユナイテッドのホームスタジアムだったり、北部のニューカッスルのスタジアムだったり、普通だったらメンバー会員じゃないとチケットの取れない超人気チームのスタジアムで試合をやるので、実はロンドン五輪の時期に関しては、混み合ったロンドン市内を観光するのではなく、サッカーを観るためにイギリス北部~中部へ行くのはとってもアリな展開で、楽しそうなのである。

ちなみにすでに南米からはブラジル、ウルグアイが出場決定。
あとは「サッカー英国代表」としての編成問題がどのように決着するか、だ。
意地でもウェールズやスコットランドはイングランドとは一緒にやりたくないらしく、ウェールズの新星ギャレス・ベイルの国際大会でのプレーを観たい私としては、非常にその頑固さが歯がゆい。

では今日は早く眠って、欧州チャンピオンズリーグにそなえます。


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2011.04.04

COMPLEX『BE MY BABY』のPVをあらためてじっくり観てみよう

1988年に結成され、日本ロック界にそれなりのインパクトを残したであろうユニット、COMPLEX。
吉川晃司と元BOØWYのギタリスト・布袋寅泰が組み、結果としては3年間で2枚のアルバムを残して解散している。
で、最近テレビでたまたまデビュー曲の『BE MY BABY』のプロモーションビデオをフルで観る機会があったのだが、これは自分がかつて認識していたよりも、相当に見応えのある作品だということに気づいた。

あらためて、ぜひ観てみてほしい。
そして、「これを撮影するために、どういう苦労があったか」というのを想像してみてほしいのだ。

wikipediaでもこのPVについて「白地のバックに固定されたカメラの前で2人が演奏するだけという超シンプルなものであったが、迫力・存在感は日本音楽史上に残るクオリティになっている」と評されている。それは当然、この2人のパフォーマーとしてのもともとの高い能力ゆえなのだが、しかしそれ以上にこのPVはもっと評価されうるすごい作品ではないかと思うのだ。

というのも、この作品、二人のミュージシャンは「画面で切れることなく、激しく動きつつもしっかりフレーム内に留まり続ける」という難解なパフォーマンスをこなしていることに気づかされるわけだ。

白いバックがかなり画像処理されているとはいえ、おそらくこのときの現場の床には、いわゆる「バミり」の印みたいなものがたくさんつけられていたのではないだろうか。そうじゃなければ、こんなにきっちりとカメラのフレーム内で収まる動きができないような気がする。布袋寅泰がバックステップでギター弾いたりとか、一気にバッと前に乗り出してくる、その足の置き場所とか、上半身の動きとか持っているギターの写り込み具合のサイズの収まりとか、あらゆるモーションが絶妙なのである。そして吉川晃司の動きも同様に、非常に豊富な動き方の引き出しが駆使されているのだが、どの動きもちゃんとカメラのフレーミングに適度な収まり具合をみせていて、すごい。
それに、確かにカメラの位置がその場所の「中心線」を定めているとしても、二人の(しかも大柄な)男が動き回っている状況では、どこかで中心線がズレそうになりやすいのではないか。そういうこともこの映像ではクリアされていて、最後まで芯はブレないような感じになっているのだ。

なのでいずれにせよ、このPVを撮るには「相当な回数の練習」が行われたのではないかと思う。

そういう意識でこのPVを繰り返し観ると、なんだかこの人たちの血と汗と涙的な努力を想像してしまうわけである。

ちなみにYouTubeでこの動画をみると、案の定というか、とある大学の映画制作サークルの学生さんが、このPVをマネてつくった動画が「関連動画」としてアップされていたりする。ぜひ観てみてほしい。

いいなぁ、こういう学生ノリ。そしてわりと細かい動作とかを(思い出したかのように)繰り出していたりして健闘している気もする。でもいずれにせよ、本家のPVを再現するのはやはり相当難しいということもこれで分かる。


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2011.04.03

世界旅行、Tシャツ、テキストエディタ、について

パソコンメーカーのDELLが「世界旅行」というキャンペーンで旅行プランを募集している(こちら)。
以前から漠然と温めているネタがあるので、応募してみようかと思っているところ。

━―━―━

先日、大学の仕事で、在学生が次々と受付にやってきて、学生証を確認しながら書類を渡していく仕事をやっていたときのこと。
面識のない女子学生の着ていたTシャツのデザインが、ローリング・ストーンズの有名な「ベロ」のマークに、内部にユニオン・ジャックがあしらわれたもので、いまネットで画像検索すると
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ちょうどこのような感じに近いデザインで、今まであまり見たことのないパターンだったこともあり、
思わず仕事の手を止め
「 む っ ち ゃ そ の T シ ャ ツ か っ こ い い ! ! 」
と言ってしまった。
言われた本人は驚いていたが(そりゃそうだろうな)、悪い気はしていなかったようで、安心した。
でも本当に自分も欲しいと思ったなぁ、あのシャツは。

まぁ、最近はあまり「あ、そのTシャツいい!」と思うことが減ったなぁという気もしていたので、これからは積極的に、知らない人が着ているシャツでも、それが良ければ、素直に「良い!」と言ってしまおうかと思ったり。
ステキなTシャツを、もっとほめよう。

さらにいうと、もっと自分でシャツのデザインを自作したいな、うむ。

━―━―━

先日「lifehacker」で紹介されていたテキストエディタ、「Ommwriter」を試しにダウンロードしてみた(紹介記事はこちら)。
「集中できるのに癒される、今まで見たことないタイプのテキストエディタ」と紹介されていて、あまりテキストエディタって使わないのだけど、なんとなく試してみたら、「おおお、そうか、こういうテキスト入力のあり方も悪くないな」と思った。
動画でもデモンストレーションがアップされている。

なんかこう、アンビエント・ミュージックを演奏しているような、そういう感覚でテキストを打てる。
つまり「ポエジー」な気分になるわけだ。
仕事の文章というより、趣味のための文章を打つときに使ってみたくなるソフトだ。
「あ、テキストエディタって、単なる利便性だけを追求しているものばかりじゃないのか」という新たな発見でもあった。遊び心で開発されているエディタっていうのも、これ以外にいろいろあるのかもしれないなと思うわけだ。

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2011.04.01

ラジオでしゃべります(ただしイリノイ限定)

アメリカのイリノイ州にUrbanaという地域があり、そこのインディペンデント・メディア・センターにて放送されているコミュニティ・ラジオの一番組に、スカイプから参加させてもらうこととなった。
番組名は「HARUKANA SHOW」。遙か日本からイリノイと結んでお送りするDIY精神あふれるラジオ番組となる予定。
放送開始はイリノイ時間の4月1日金曜日18時~19時。番組ブログは(こちら)。
タテーシも可能な限り毎回出演させていただきます。日本のこと、震災のこと、DIYのこと、パンク精神とか大学でのあれこれなど、いろいろ語らせていただきます。

私のような駆け出しの芸人にとってラジオのレギュラー出演は貴重ですからね、ええ。

ただし現時点では、ポッドキャスティングとかでネット経由で番組を聴くことはできないので、今はイリノイのUrbanaでしか聴けません。
イリノイにお住いの方はぜひ聴いてください。

ちなみに、これはエイプリルフールのネタでもなんでもなく、本当の話です、念のため。

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