長い一ヶ月と、チャットモンチーと
ほんとうに、長い一ヶ月だった。
ありとあらゆることが、いろいろな形を変えてしまって、
当たり前にあると思っていたものが、あたりまえではなくなっていく、
そういうことがたくさん積み重なっていった一ヶ月だったように思う。
そんななか、今日はうちの大学が誇る3ピース女子バンド「おまめ3」が、京都mojoでチャットモンチーのコピーバンド同士が集うイベントに出るというので、行ってみた。
うまくてキラキラしていて、そして213tkは頭をふりながらギターをかき鳴らして歌いまくっていて、ロックだった。
聴きながら「自分たちが『青春』を代表するんだ」っていうフレーズを思いついた。
毎回同じ事を書くが、自分がチャットモンチーというバンドを最初に知ったきっかけは、その初期のプロデューサーである「いしわたり淳治=スーパーカー」の存在があったからで、言うなれば自分にとっての「青春的ロック」の「地続き」みたいな感覚を期待させてくれるものであった。
で、今日のライヴを観ていて気づいたのは、彼女たちと同い年ぐらいのときに私はちょうどスーパーカーのデビューアルバムに衝撃を受け、おそらく人生で最初で最後だと思うぐらい、彼らのライヴに足しげく通ったわけだ。そうして今、チャットモンチーの曲をこの世代が楽しんで演奏をしている光景に立ち会っていて、うまくは言えないが、なんだか感慨深いというか、誇らしいというか、ステキな循環のなかに生きているんじゃないかっていう気分でいた。
「つまらない日なりに
笑い合う隣に
名曲が似合ったってだけ
行こう、手の鳴る方へ!
名曲から今日も
自分らしくいようって、
イタイくらい届いてるわ!」
(スーパーカー『FAIRWAY』)
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Comments
supercarは本当にいいバンドだったよね。
私も大好きでした。今でもグッとくる。
Posted by: emi | 2011.04.14 13:01
emi>コメントありがとうございます。解散は早すぎたと思います・・・
Posted by: HOWE | 2011.04.14 22:15