
フライヤーやフリーペーパー、そしてZineなどを集めてきては、その置き場所に困ったりもするし、中にはずっと飾っていたいような見事なものもある。
そういうのがついつい散逸しやすい状況を少しでも解消すべく、このような棚を作ってみたので、今回はその報告。
といってもものすごく簡単な作りであるが。
まず設置したい場所の大きさを測り、有孔ボードを購入。
カラーの有孔ボード(黒色)を探していたのだが、意外にホームセンターでは見つからなかったので、ネットで購入(こちら)。
カットサービスがあるので、あらかじめ大きさを指定してオーダー。今回はたて91cm×よこ70cmに指定。あまった板は、この棚づくりが成功したら第二弾を作るときに使おうと思った。
このボードの大きさに合わせて、フライヤーを支える部分を木材にしようと思い、ホームセンターで細長い木材(ヒノキ)を購入。そのとき、四角い断面の木材ではなく、二等辺三角形の木材があったので、「こっちのほうがかっこいい」と思い、それを購入。長さ90cmなので、それを4等分してカットすればいいやと思った。で、レジで会計を済ませたあとにサービスカウンターでカットサービスをお願いしようと思ったのだが・・・「すいません、三角形の木材はこちらで切れません」とのこと! どうやら、専用の機械で木材を固定してカットをするようで、三角形の断面だと木材が割れてしまうらしい。これは人生で初めて知る情報だったので、ここに記しておく。以後気をつけよう。
ということで、仕方なくその場でノコギリを借りて、仕事帰りの格好のままで店内でノコギリ作業をするハメに・・・。
技術家庭科の先生には笑われるかもしれないが、三角形の木材をキレイに切るのは難しく、購入した3本の木材のうち、1本は確実にダメにした。その失敗を踏まえてようやく2本目以降がまともに切り離せるようになったのだが、この無駄な買い物は授業料だと思うようにしよう。
なのであらためて自宅ベランダで木材をヤスリがけすることに。

木材の準備ができたら、それをマットブラック色のスプレーで塗装。
接着面のところを土台に、ガムテープを巻いて固定し、宙に浮かせるようにした。

そしてスプレーを吹き付ける。

そしてボードのどこに木材を接着すべきかを検討。
この棚に乗せるもののなかでは映画館のフライヤーが一番大きいと思うので、その大きさをガイドにして考えたらだいたいこんな間隔であろうと判断(このあたりいいかげんです)。

で、木工ボンドで木材をはりつけ。

余った板を使って、雑誌などをつみあげて「重し」にして乾燥。だいたい半日ぐらいこの状態。

さて、有孔ボードにした理由は「好きなところでゴムひもを通せる」というカスタマイズ性の高さにある。
手芸屋にいき、ゴムひもを買う。
かなり大きめの手芸店チェーンを訪れたが、案外ゴムって種類がとぼしかった。

このゴムひもで、大きいフライヤーも小さいサイズのフリペも落ちないように、好きな場所でとめていく。
ゴムひもの結び方はかなり適当。


こうして完成。たぶん接着剤の乾燥時間を抜きにしたら、総作業時間は1時間もかかっていないのでは。
最近は、海外旅行に行く人に「現地のフライヤーとかとにかくいろんな紙モノ類を持って帰ってきてください!」と図々しくお土産をリクエストさせていただいてるのだが、このあいだYさん(ベルリン)やSくん(ロンドンとリバプール)からいただいた現地のフライヤー類がどれもこれもオシャレだったので、まずはこれらをメインに並べてみた。

自分で言うのもなんだが、かなりスペシャルにブリリアントすばらしい。
イメージどおりのものが作れると本当にうれしい。ビバDIY。
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さて週末はついに「フリーペーパー甲子園」ですよ!
上司のSさんからは「同日行われるサッカーの欧州チャンピオンズリーグ決勝の結果よりも、フリペ甲子園の結果のほうが気になります」とおっしゃっていただいてます(笑)。
タテーシは2つのフリーペーパーを熱を込めて紹介させていただきます!! フリペの熱投です!!
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