『しらないとそん500』のことを思い出す
小学校のころ図書室にあって、何度も借りた本『しらないとそん500』のことを久しぶりに思い出した。
以前もこのブログでネタにしていたっけと思い、調べたら2005年のことだった(こちら)。
2005年当時の自分になかったコトバを通してあらためて説明すると、いうなればこれは「ライフハック本」なのだ。
子ども向けライフハック指南書。そう思えばいい。
やはりいろんな人がこの本のことを覚えていて、この本で書かれているさまざまなネタを紹介する(このようなページ)まで作られていて感心してしまう。「よごれた消しゴムは洗濯機で洗うとキレイになる」とか、それはまさに現代でいえば「ライフハック」である。それとか「画びょうの上からセロハンテープをはっておくと、画びょうが落ちない」っていうのもあったりして、今なら「そりゃそうだろう」とツッコミを入れたくもなったりする。あぁ、また読んでみたい。
というわけで、今の私が「ライフハックがどうの」ってこだわることとなった、その根源的な好奇心みたいなものは、この本からの影響力が無視できないのだと気づいた。
(それは同時に、物語とかを読むのが好きではなく、こんな実用的な本を何度も借りるという、功利的な志向を持った子供時代を過ごしていたことがうかがえて、微妙な気分でもある)
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