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June 2011

2011.06.30

7年後のW杯に出ているかもしれない彼ら

いまメキシコで開催されているU-17W杯でも日本代表ががんばっています。
今朝、ニュージーランドを6-0の大差で下して、ベスト8進出です。次の相手はブラジル。

今朝のエルゴラッソ紙で、このチームを率いる吉武博文監督のインタビューがおもしろかった。

「いつも選手たちに言っているのは、スタメンが偉いわけじゃない、ということ。スターティングメンバーは流れを作る選手、途中から入る選手は流れを変える選手、最後に入る選手は試合を決める選手だから、ポジションの役割と同様に、そういう役割がある」

なので「家族のような」現在のチームは、誰が出ても同じ役割ができるような状態に仕上げているようで、全員に出場機会を与えているとか。

「突出した存在がいない世代」らしいのだが、この時点では、そこまで個人にタレント性を求めなくてもいいと思う。この監督が言うように、代表に選ばれる意識付けとか、価値観や経験をいかにその後の自己研鑽につなげていくか、に注力していければいいと思う。いつどこでブレイクするかなんて分からないし、長友だってちょっと前までは明治大サッカー部の補欠だったようなので。


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2011.06.29

ギリシャのデモの生中継

ギリシャで財政緊縮案に反対するデモが大規模で行われているようで、昨日ぐらいからBBCワールドニュースでは随時ニュース速報として、アテネ市街地の生中継に画面が切り替わっている。

で、昨日からそれとなく眺めていて、こういうデモの争乱を高い位置からカメラであちこち俯瞰的に捉えている映像に妙な新鮮さを覚えてしまうのだが、その原因の一端は、おそらく「デモといえども、ダラダラと生中継で見ていると、実は現場で何が起こっているか、よくわからなくなってくる」ということではないかと思った。

もちろん、自分はこのような争乱の現場にいたことがないから理解が難しい、ということが前提となっているわけだが。

つまりニュース映像として報道されるときは、「いかにもデモ隊が騒いでいる」とか「いかにも警官隊と衝突」といった「わかりやすい場面」が切り取られて、限られた時間で流されるのであろうけど、じつはデモとか争乱って、そのほとんどの時間は「よくわからないまま人間がたくさん集まっていて、警官隊もそれなりに集まっているけど、でもそこまでキビキビと動いて制圧にかかるわけではない」という状況の連続なのだということに気づかされる。もちろん、白煙があちこちであがっていたり、局所的にはたぶん緊迫した状況があるのかもしれないが、もし自分がこの現場のなかにいたら、ひたすらバタバタ動き回る気がするのだ。だからなおさら、「ちょっとダラダラした状況の連続」が「争乱です」と言われると、「ホントに?」と思ってしまうわけだ(あるいは、ギリシャ国民もはやみんなデモに慣れている、のかも)。

つい「ウォーリーを探せ」の絵本みたいに、デモの生中継の画面のあちこちを眺めたくなるのだが、ひとつの広場的空間のなかにも「投石している人」だったり、「なんとなく集まってあちこちの方向に向いている群衆」だったり、「そのへんを適当に自転車で通り抜けている人」とかだったり、そして警官も、何らかのアクションを群衆に向かって行っていたり、そんなふうには見えないトロトロとした動き方をしていたり、とにかく「何が起こっているのかよくわからないビミョーな雰囲気」が、あちこちにただよっている。もちろん、その「ビミョーさ」が、「一触即発」といった緊張感を失ってはいないのであろうけれど、でもいずれにせよこのことをどう表現したらいいか、書きながらも分からなくなってくる。そしてカメラの捉えるリアリティって面白いよな、と改めて思っている。

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2011.06.27

サッカー女子W杯もはじまったり

それこそ昨日書くべきテーマかもしれないが、サッカー女子W杯ドイツ大会がはじまって、いままさに日本が初戦のニュージーランド戦を闘っているところ。しきりに画面を見つつブログを書いている。

そんな今回のなでしこジャパンの特徴を解説するとなると、、、、


「珍しい名字の選手が多い。」


・・・ええ、
サッカーとあまり関係ないですね、はい。すいません。

でもたとえば先日からたびたびブログに書いている男子のU-22代表メンバーだと、珍しい名字ってせいぜい「清武」とか「扇原」ぐらいだと思うのだが、なでしこジャパンでは「岩清水」とか「上尾野辺」とか「近賀」とか「海堀」とか「山郷」とか、おそらく人生で2回は出会わないんじゃないかという名字が目立つ。
それこそ日本のキャプテン澤穂希だって、「澤さん」ってありふれてそうで珍しいかもしれない。
(ちなみに、穂希と書いて『ほまれ』と読ませるご両親のセンスの良さはすばらしいと思う)

そんなこんなで、なでしこジャパン。
サッカー的にいえば、やはり今回もキーパーソンは澤穂希なのである。5度目のW杯。エルゴラッソ紙を見ると「代表通算75得点は釜本邦茂と並ぶ」とあって初めて知った。すごいわこの人。なにより現役を続けていることがすばらしい。カズみたいなものでもある。
あとエースの永里優季は女子版のヨーロッパチャンピォンズリーグで優勝したポツダムの一員として、CLの6試合で9得点を挙げているわけで、これって男子にたとえたら、それこそメッシみたいな位置づけだと思う。
ということで、この日本代表は「カズとか釜本みたいなのとメッシみたいなのがいるチーム」だと思っていいと思う。そういうふうに捉えてみたら、強そうに見える。実際過去最高のFIFAランク(4位)で臨むW杯なので、もはや優勝を狙っていってほしい。とくに過去一度も勝てていないアメリカにどうにかして勝ってもらいたい。

あとルックス的にもタレントは多く、いま後半途中出場した岩渕真奈は高校生の頃から注目されていて、次世代のなでしこを名実ともに背負う人材として期待されているのだが、今回はその他にもタテーシ的にはディフェンダーでスタメン出場している鮫島彩を推しておきたい。まさにサメのように食らいつくディフェンスが信条(のはず)!

Sameshima_2
シャーク。

って、これを書いているそばで宮間がフリーキックをきれいに決めて2-1とリード! 昨年の南アフリカでの本田や遠藤以来の気分。

今日の試合は、澤が中央から縦のパスをたくさん通している印象。それができれば日本のパスサッカーは強いと思うので、あまり心配なし。
でも相手はロングボールを放り込みまくってきて、これはジワジワと効いてくる可能性もある。基本的に日本代表のウィークポイントは「体格差」だから、こういうパワープレイには気をつけたい。3戦目はイングランド戦。これも楽しみだが、試合時間が深夜なのが残念。

ちなみに今日、『サッカーの見方は一日で変えられる』という本を読んだ。
基本的な視点、ポイントの解説に改めて学ぶところが多い本だった。
よりサッカーの醍醐味を理解しながら楽しみたい人にはおすすめ。

ちなみに巻末付録的に収録されている、モウリーニョ監督がチェルシー時代に手がけた「対戦相手のスカウティングレポート」(新聞が特ダネで入手したものらしい)も興味深かった。そりゃあモウリーニョのチームは強いはずだわ。

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2011.06.26

名言カフェ/名言ソムリエ/アイデア・カフェ

思いつきメモ程度に(ブログの活用方法のひとつは、そういう思いつきをメモにしてアップすることにあると思う)。

今日はもうブログとか書くことはないなーとか思って、さぁ寝ようと思いつつさっき歯磨きをしている最中に突然思いついたのが上記のコトバ。

なのであまり深い思索には基づいていないが、「名言フェチ」な自分としては、「古今東西の名言に出会えるカフェ」があったら、たぶん通うだろうなと。あるいは自分のそのときの状態にあわせて名言を提供してくれるような人は「名言ソムリエ」だと思う。
本来ならば自分の頭で考え、自分のコトバとして他者とコミュニケーションをするのが大事なのだろうが、それでも名言というのは、名言にしかなしえない何か大きいチカラがあるような気がする。そして、「自分としてはこのコトバが名言だ、と思う」という意図において選ばれた「ひとつのメッセージ」として考えれば、名言を媒介としたコミュニケーションのあり方はもっと創意工夫されてもいいのではないか。そのための「名言カフェ」だ。たぶん。
そして、本を読んで名言に出会うのと、そうじゃないシチュエーションで、口頭で示される「名言」というのは、また違った感触で心に届く可能性もある。名言をもっと生活空間のなかで飛び交わせる方策を考えてみてもいいかもしれない。

「アイデア・カフェ」というのも、どこかであるかなぁと思いながら検索をかけても、まだ決定打がなさそう。
こういうページを見つけましたが)
まぁ、近頃はなんでも「カフェ」と付けてみたら、それなりに有用な気分にさせてくれるフレーズになるなぁ。

━―━―━

ちなみに、ちょっと前の『Number』誌の『言葉力』特集をたまたま読む機会があって、そこで出会った名言。

「アイデアのない人間もサッカーはできるが、サッカー選手にはなれない」(イビチャ・オシム 元サッカー日本代表監督)

「同じ失敗をしないということは誰にでもできるが、一番難しいのは同じ成功を繰り返さないこと」(小柳清志 競泳日本代表コーチ)

「戦術に絶対はない。だが、絶対を信じない者は敗北する」(大西鐵之祐 早稲田大学ラグビー部監督)

などなど。やはりスポーツの厳しいところで選手を指導する人たちのコトバには、ガツンとくるものがある。


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2011.06.25

豊田スタジアムとグランパス練習場

U-22代表を観るまえに、時間的に余裕ができたので、豊田スタジアムからさほど遠くない、名古屋グランパスの練習場を見学しに行った。

名鉄線の三好ヶ丘駅から北のほうに10分ほど歩くと豊田スポーツセンターに到着。

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前から行ってみたかったので、このタイミングで来られて良かった。
手前に見えるのは、“ピクシー”ストイコビッチの記念碑。

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「おおー、主要なメンツがみんな走っている-」と新鮮な気分でトレーニングを見始めるが、前日に試合があったので、レギュラー組はランニングとストレッチの軽いメニューで早々に練習を終え、サブ組がボールを使った練習をずっとやっていた。

どこであれJリーグの練習場の見学はオススメである。Jリーグが提唱する「百年構想」の一端を体感できるからである。気軽に練習が見学でき、地元の人々が集ってチームの状況を語り合っている。たいてい練習場には年季の入った方々がいて、オジさんだったりオバさんだったりが、やたらマイナーな若手選手の動向を論じ合っていたりするのもオツだ。

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グランパスの練習場は、このようにグラウンドの脇にある見学コーナーをはさんで、反対側に選手用の駐車場がある。
なので練習が終わったあとにクルマに乗り込む選手たちに声をかけたりサインをもらったりできる。
(わりとこの日は落ち着いたお客さんが多く、大声を出して選手を呼ぶこともなかった。たしかにこれだけ間近に会えてしまうと、あまりワーキャー言う雰囲気にならない)
キーパーの高木選手とか、わざわざ常連っぽいオジさんのところに寄ってきて世間話をしていたり。
そして子どもには積極的に「サインしようか?」とか言っていた。
そりゃあ、こういうふうに選手たちとコミュニケーションが取れたら、今度はスタジアムに足を運んで応援しようという気になるよな。Jリーグの「百年構想」が掲げる、「地域に根ざしたスポーツクラブ」の雰囲気はこういうところから醸成されていく。

そんなことをぼんやり思いながら柵に寄りかかっていると、自分のすぐ近くに停めてあったクルマが、

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闘莉王選手のだったようで(笑)
番記者さんっぽい人たちと談笑。
闘莉王の語っていたトークの内容を一部抜粋すると、
「(昨日の大宮との試合で2-2の引き分けだったことについて)小さいミスが多すぎた。あんな試合をやっていると、サッカー辞めたくなってくる」
「(最近『パイレーツ・オブ・カリビアン』の映画を観たらしく)サッカー辞めたら海賊になりたいって本気で思った」

とのことで、まだまだ若いのにさっそく引退後のことを意識しているのか闘莉王よ!? と思った。

ちなみに闘莉王選手といえば、

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名古屋の東急ハンズで期間限定でオープンしていたグランパスの特設グッズ売り場でこんなものが展示されていた。

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これ、単なるゴムでしかないような気がするのだが。

というわけで、グランパス練習場は見学しやすく、そして出待ちもそれなりに楽しく、また行こうと思った。
(この日、私にとって最大のお目当てだったストイコビッチ監督には会えずじまいだったので)

そうして豊田市に移動し、豊田スタジアムへ。
駅から東にまっすぐ歩いて15分ぐらい。

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この、「橋を渡って、川の向こうのスタジアムに歩いて行く」というシチュエーションが、とっても良い。
徐々にテンションが高まっていくのである。

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橋とスタジアム。この建築物のコラボレーションにひとりで興奮して写真撮りまくっていた。

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はじめて来た豊田スタジアム!
2002年W杯で惜しくも開催地に落選したのが惜しまれるほど立派なスタジアム。

ここで、地元在住のisaac先生と合流し、しばらくスタジアムを見学させてもらう。

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何がすごいかって、ウワサには聞いていたけど、このスタジアムの観客席スタンドの傾斜角度の急さが!!
うっかり前のめりになると、そのままピッチまで落下してしまうんじゃないかと恐れてしまうほどの角度。

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正直ここは「ヨーロッパの雰囲気そのままを味わえるスタジアム」かもしれない。たまたま自分が予約した席がまさにバックスタンドの最上段エリアだったので、見下ろすような感じでピッチ全体を眺めることができた。

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この日の観客数は18000人ぐらい。
やはりU-22になると知名度の点で人気はA代表ほどではない。
でもこのスタジアムで代表戦やるのって珍しいはずなのだが。

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試合後のゴール裏。
ぜひ満員のお客さんの状態で、またこのスタジアムでサッカーを観たいと思った。
「サッカー専用スタジアム」+「高所恐怖症の人ならちょっとしんどいかもしれないぐらいの傾斜角度のスタンド」という点において、日本でなかなか味わえないクオリティのスタジアムであった。

前回の記事で書いたように、U-22日本代表は3-1で勝ったものの、アウェイゴールを与えてしまったことで、どことなく不安もただよう内容で終わった。
そして先日の第2戦、1-2で辛くも最終予選進出を決めたが、やはりアウェイで2点取られてしまったわけで・・・ビデオ録画を早送りぎみにして見ただけなのでなんとも言えないが、クウェート相手にここまで苦しむと、先がちょっと不安になってくるのは否めない。最終予選を通じて少しずつチームスピリットを高めていくしかないのだが、まだまだロンドン五輪への道のりは険しそうである。

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2011.06.23

伝えそこねていた告知など

デュウゥワワ~ってな感じで(なんだそれ)日々が過ぎていき、ブログを書く時間が取れなかったのだが、そんななかでブログで告知しようと思ったまますっかり書きそびれていた話がいくつか!

なによりまずはうちの大学の卒業生、鈴木遥さんが出版した快著『ミドリさんとカラクリ屋敷』のことだ。あぁぁお知らせするのが遅くてすいません。すいません。

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この写真がすばらしい。

屋根から電信柱が突き出た不思議な家。そこに住む97歳の元気なおばあちゃん、ミドリさん。27歳の著者は、謎多きこの家とミドリさんにひかれ、電信柱のお屋敷に通うようになる。そして……。「序章を読んで傑作の誕生を予感した」(佐野眞一氏)、「ノンフィクションの新しい分野に挑んだ力作」(茂木健一郎氏)と絶賛された第八回開高健ノンフィクション賞次点作品が遂に単行本化!
角川書店ホームページより

ということで、これはまぎれもなく「快挙」な話です。
(そして私はまだ買っていませんすいませんすいません)

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そして次は、今年も奈良のよつばカフェで開催される「カルピス祭」! すでに始まっていて、今年は7月18日までです。企画者のこけしさんが今年も来場者に配布する「カルピス手帖」を制作され、今号はタテーシも1ページほどスペースをいただいて「Do it Yourselfなのみもの、それがカルピス」というタイトルで書かせていただきました。

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カルピス社の社員さんもこのイベントにあわせて毎年奈良町に来られていたりとか、すばらしい展開。
ぜひ奈良町に立ち寄りの際はお越しください(水玉模様の服などを身につけているとサービスがあるそうです)

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おなじみ蒼室寛幸ガンビィさんのホームページでついに「通信販売」がスタートしましたよ! その名も「すやすや書房通販部」。(こちら)からリンクに飛んでみてください。このあいだの「フリーペーパー甲子園」のために一緒に作らせていただいたフリペ「パチョレック」もオーダーできますが、フリペだけのオーダーは不可なので、蒼室さんのZINEをご購入のうえよろしくおねがいします。

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帰る前に大学で「UJI ROCKフェス」をちょっとだけ顔を出した。最後の曲になって、時間制限に追われてやや慌て気味に演奏していたら、なんだかひるがえってロックっぽい荒々しいグルーヴが生み出されていたかのようだった「おまめ3」、そしてくるりの曲などを見事にアレンジして自分たちの曲としてかっこよく演奏していた民音の会(UJI ROCK仕様の編成)、みんな上手やなぁと思った。まったく畑は違うが「自分も負けてられん」っていう気分になった(笑)

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そうこうしているうちに、スーパーカーのリ・デザイン盤のパート2が先週発売された! アマゾンでレビューを書きそびれていますが、パート1同様に、「過去の曲を、2011年仕様に作り替える」という作業がうまくいっているナイス企画。とにかくナカコー氏による仕事に敬意を表したいし、パート2のボーナスディスクに収録されているデモテイクのなかに「Tazawa’s Edit」という、ドラマーのコーダイ氏によるものと思われる曲があったりすることが、なんともいえず嬉しくなったりもする。でも肝心の(?)いしわたり淳治氏のブログでは結局いまのところこの2枚の盤についての言及がなかったりしていて、それはそれで切ない気分にもなる。彼はどんな思いでこの盤のことを捉えているのか。

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そして今日の深夜1時半すぎぐらいからU-22日本代表は運命のクウェート戦ですが、さすがにライヴでは観れません! まぁ0-2で負けるっていうことはないでしょう、うん。

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つい先日、チェルシーの新監督に、なんとまぁポルトガルのポルトで昨シーズン大ブレイクした、ビラス・ボアスが電撃就任です。どれぐらい自分にとって衝撃かというと、「ついに自分と同い年の人間がヨーロッパのトップチームの監督をするようになった」ということです。しかもよりによってチェルシーFC。そう、今年34歳ですよビラス・ボアス監督! ポルトには申し訳ないが、チェルシーでいっちょキャラ立った監督としてがんばってもらうしかあるまい。なにせ「モウリーニョの弟子」ですから。たしかに期待大。
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公式HPでも大騒ぎっすよ。そして、わりとモウリーニョ同様、ハンサムだったりする。何もかもが同い年とは思えない。

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2011.06.19

U22代表クウェート戦の感想

五輪予選の最初の関門、3-1で日本代表が勝利。
終わった直後の勢いで、ざっと思ったことを書いてみる。

・永井がおとといの練習で怪我をしてしまったことで不安だったが、大迫がちゃんと点を決めて勝てたのは大きい。
・地元の名古屋ゆえ、永井は試合前のメンバー紹介でもいちばん歓声と拍手をもらっていた。期待の大きさゆえ。
・このチームの弱点は守備、とくにセンターバックで、浦和レッズで出場機会が少ない濱田がスタメンなのだが、試合勘を鈍らせることなくきっちりと守り、そしてセットプレーで点も取ったから、言うことなしだったのでは。
・セレッソ清武、1ゴール1アシストで文句なしの出来。最後までよく走っていたし。
・大学生の2人もじつに見事なプレー。落ち着き払ってボールをさばいたり動かしたりで、すでにプロの風格。
・後半登場の原口元気も見せ場を作っていた。今日は真ん中でボールに触るシーンが多くて面白い展開を生み出していた。レッズも彼をサイドではなく真ん中で使ってみても面白いのでは。
・ただし失点が悔やまれる。アウェイゴール方式だから、次の試合でもし2-0で負けようものなら日本が敗退するわけで、ここはもう1点欲しいところだった。試合終了直前に最後の交代カードで登里が入ってきたが、関塚監督も最後まで「もう1点取るぞ」というメッセージを発し続けていた。
・豊田スタジアムが本当にすばらしいサッカー専用スタジアムだった。これについては後日写真入りで紹介したい。

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Only Free Paper*BooksDANTALION*レトロ印刷JAMでの「ZINE NIGHT」

レトロ印刷JAMで行われた「ZINE NIGHT」というイベントにお邪魔した。渋谷のOnly Free Paperの石崎さん、Books DANTALIONの堺さんによるトークライヴ。いろんなフリーペーパーやZINEの現物を紹介していて、最近は本当に面白いデザインや着眼点で作られているものが多いなぁと感化される(本当はイベントに遊びに行っているヒマがあればフリペの最新号とかzineを作れよと思うが、それはそれとして)。
zine関連のイベントがこの1,2年でものすごく増えてきた、と堺さんが語っていた。たしかにそういう実感はある。何かがzineというコトバをめぐってムーブメントと化している。ジンジンと。でもって同時に「zineとかフリーペーパーの違い、定義とは何か」という話にもなり、それを的確に言うのは難しいという話にもなっていた。いままで自分たちが作ってきたこと、やってきたことと、これから先にやろうとしていること、起こりえることを指し示すコトバの問題として、私も「zine」とか「フリーペーパー」とか「リトルプレス」とかの用語について、今度じっくりと考えて文章化しておきたいと思う。
ところで会場でいただいた、新しく出来たJAMの製本作成マニュアルブック『マイスタ・ブックの教科書~レトロ印刷で本を作ろう』が今回もものすごいクオリティで、読み物としても、そして実務的な手引き書としても異様によく出来ているので、資料請求で取り寄せることを強くオススメしたい。ミシン綴じ製本の糸の色が、それぞれ違っていたりしていて面白い。(JAMで製本をすると、色が選べるとのこと)

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2011.06.17

ひきつづきU-22日本代表について

昨日のつづき。

原口元気のことを忘れてはいけない。

U23_genki
今シーズン不調の浦和レッズにおいて、ひとり冴えたプレーをみせていると評判の原口元気。
先日さいたまダービーで見せた「ドリブルで2人抜いて倒されるもその足でボールをねじこむ」というスーパーゴールは素晴らしかった。
動画があったので貼り付けておく。2-1から原口が執念の同点ゴールを決めるシーンは2分ごろ。

先日浦和と長期契約を更新し、「いつか移籍金を払ってでも欲しいと思われる選手になって、移籍金をレッズにもたらして海外のクラブに行きたい」と殊勝なことを言ってのける。まさに五輪出場はそのチャンスとなる。

ほかにも今回のU-22代表は攻撃陣にタレントが豊富である。

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高校選手権で無敵の存在だった鹿島の大迫勇也も、そろそろ大ブレイクしてほしいところ。

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セレッソ大阪からは3人が選出されていて、本当にこのチームは香川といい家長といい、近年続々とクオリティの高い若手選手を輩出しているが、最近注目を集めているのがこの清武弘嗣だ。今のセレッソの攻撃陣には欠かせない存在で、シャドーストライカーとして思い切りの良いシュートが印象的。

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で、このそうそうたるメンバーのなかで「背番号10」を背負うのは、東慶悟。大宮アルディージャでも主力として活躍している。まだちゃんとじっくりプレーを観たことはないが、個人的には「親しみやすいカエル顔」という点において応援したくなるのである(笑)。

で、近年のA代表では長友や内田といった不動のサイドバックがいるわけだが、このチームでもサイドバックは優秀なプレーヤーがひしめきあっている。

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酒井宏樹(柏レイソル)

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酒井高徳(アルビレックス新潟)

二人とも「酒井」だ。柏の酒井は先日のマリノス戦でも2アシストと大活躍。現在首位を突っ走る柏レイソルにおいて存在感を増している。センターバックもやるそうだが、たぶん代表ではサイドバックであろう。
新潟の酒井高徳(ごうとく)は、すでにA代表のサポートメンバーとしても名を連ねている実力者で、ドイツ人の母親を持つハーフ。ちなみに弟の宣福(のりよし)も新潟にフォワードとして在籍しており、このイケメン兄弟がアルビレックス新潟の未来を背負っている。

というわけで、他にもセンターバックの主軸である鈴木(新潟)や攻撃的MFの登里(川崎)、名前が珍しい山口蛍(C大阪)などにも触れておくべきなのだろうが、私の中ではまだ印象が薄いので、このあたりでとどめておく。

今回のU-22世代は、U-20ワールドカップの出場権を逃していたりして、国際大会の経験があまりない世代と言われており、だからなおさら今回のロンドン五輪は出場を決めておきたいところである。しかし何度も言うように、今回の1次予選は方式が変わって「2カ国を12組に分けて、ホーム&アウェイの2試合一発勝負」となったため、19日と23日の試合ですべてが決まってしまうのである。このハイテンションな展開に若い彼らがどのように挑むのか、豊田スタジアムでじっくり観てみようと思う。


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2011.06.16

五輪予選に臨むサッカーU-22代表の主要メンバーを独断と偏見で語ってみる

19日、23日にロンドン五輪アジア2次予選に臨むU-22日本代表チームについて、自分なりに解説をしてみたい。

今回はホーム&アウェイの「一発勝負」で次のステージに進むという、記憶の限りそんな厳しい五輪予選の方式って今まであったっけ、といわんばかりのマジで重要な2試合になるわけで、「なぜ注目の宇佐美や宮市は選ばれなかったのか」という議論については、「今回の2試合については、去年のアジア大会のメンバーを中心に、すでにコンビネーションが成熟したチームで臨みたいから」という理由が答えになるかと思う。ひとまず関塚監督は、無難に選手をチョイスした、というのが印象だ。

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関塚隆監督。近年の川崎フロンターレの躍進はこの人の手腕による。

で、そんなU-22日本代表であるが、今年からあらためて真剣にJリーグを観ていると、それなりに面白いメンバーがそろっているのである。いまいち盛り上がりに欠ける五輪予選を前に、少しでも現在のU-22日本代表の魅力を伝えられたらと思う。

というわけでタテーシ的に注目度の高い順番から紹介していく。
まず何よりこのチームで最も重要だと思う選手は

U22_gonda

ゴールキーパー、権田修一だ。
彼は、今シーズンJ2で苦しむFC東京において「1年でJ1にあがらないといけない」というプレッシャーのなかで闘っており、そのプレッシャーとともに五輪予選もこなさないといけない。22歳にして、おそらく今シーズンのJリーグで最も厳しい重圧にさらされているキーパーである。そしてエルゴラッソ紙のインタビューを読んでいても、チームメイトに対してズバズバと厳しいコメントを遠慮なく発していたりするその姿勢も興味深い。J2で苦戦しているFC東京の今後の展開も含めて、権田がどのように成長していくのか期待が高まる。
キーパーはサッカーのなかで最も神秘的なポジションだと考える私は「キーパーの善し悪しを分けるのは、最終的には『人間的なオーラ』の部分」と思っている。権田はそういう意味で「凄みのあるオーラ」を発しているように感じるので、五輪を終えた先には一刻も早くA代表のレギュラーにもなってほしい。

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フォワードのエース、永井謙佑。今年から名古屋グランパスに加入し、さっそく開幕戦で途中出場して、相手のマリノス監督木村和司に「あれはスピード違反じゃけん」と言わしめた、そのすさまじいスピードが武器。この間のオーストラリア代表とのテストマッチでも、相手の中途半端なバックパスにすかさず突進してボールを奪って、まるで日本人らしからぬ、ブラジル人のようなゴールを決めた。間違いなく世界クラスのスピードを誇るわけで、代表レベルでこのような選手が出てきたのは、野人・岡野以来な気がするので期待は高まる。逆にいうと今回のU-22日本代表は、「野人・岡野みたいなのがFWのエース」という状況であることを、不安がるよりもむしろ楽しんでしまおうと言いたい。

さて、そんな永井は昨年まで福岡大の学生だった。そして今回のU-22は、現役の大学生、しかも流通経済大から3名が代表入りしている。
そのうちの2人、
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サイドバックの比嘉祐介と、

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ボランチの山村和也の2人は、先日のオーストラリア代表との試合でもスタメンだったので、プレーをはじめて観ることができた。しかも山村はこのチームでキャプテンマークを巻いている。アマチュアの選手が、プロ選手との結束をまとめて臨むというのが今回のチームの興味深い部分である。
逆に言うと彼らの存在は、「Jリーグのプロクラブは、この年代の若手を育成できているのか?」という問題提起にもなっている。最近のJリーグのクラブは、早急に結果を求めるがため、ユースから育てるよりも、大卒選手を獲得したほうが手っ取り早いという傾向にあると指摘されている。

で、実際今シーズンに大卒選手を多く獲得して、若手主体のチームで挑んだ序盤戦に好調なのがジュビロ磐田だ。そんなジュビロからは

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本職はボランチらしいがチームでは右サイドハーフでガンガン質の高いプレーをみせている山本康裕(こうすけ)と、

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エース前田とのコンビでいい仕事をしているフォワードの山崎亮平が選出されている。
二人とも今のジュビロには欠かせないキープレーヤーとなっており、この調子で代表でも暴れまくってほしいものである。


続きはまた次回に。

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2011.06.14

犬島アートプロジェクト精錬所

昨日の記事でファジアーノ岡山について書いたわけだが、そうしたらたまたま今日、このあいだ卒業して岡山で働き始めたばかりのYさんが休暇を利用してひょっこり大学を訪ねてきて、いま働いているベネッセアートサイト直島の系列である「犬島アートプロジェクト精錬所」について話をしてくれた。

サイトは(こちら)。
「産業遺産」だったり「日本の近代化」とか「高度経済成長」とかと、現代や未来を見据えるアート的感性との関わりというのは、おそらくこの数年間でかなりいろんな動きが生まれていたり、そういう素地が作られているようになっているんじゃないかとイメージしている。特段自分としてはそこに深く関与しているわけではないのだが、それでもやはり、気になる流れがそこにはある。

なんだかタイミング的には「これは、やはり、岡山へ、行かねば」という気分になった。
(実は数日前にすでにファジアーノ岡山の試合日程をチェックしていたりして、この夏は東京ヴェルディやコンサドーレ札幌、ジェフ千葉など、わりと興味をおぼえるチームが立て続けに岡山にやってくるので、狙うならこのカードか)

こうして、旅+フットボール+アート+友を訪ねる、といった要素が関わって、旅にいくきっかけとしては文句のないフォーメーションが構成されていく。

<追記>ところで、旅ネタ関連ということで、「この夏の、欧州サッカークラブの『アジア・ツアー』の実施状況一覧をまとめた情報」ってどこかにないかな・・・と。もしうまく探し出せたらぜひ教えてください。時間があれば自分でまとめたい情報ではあるのですが。それこそツィッターをうまく使えば収集・整理できるネタなんだろうけど。


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2011.06.13

footie fashion:普段でも着たくなるJリーグのユニフォームとは

フットボール・ファッションを考えるうえで、自然と選択肢から外されてしまうのが自国リーグつまりJリーグのクラブのユニフォーム類だ。

たしかに「Jリーグ」を街着で着こなすのは難しい。
ひとつの可能性としては、「自分の住んでいるところとまったく関係ないクラブのユニを着る」ことだろうか。でもうっかりサッカーの盛んな街だと「あれ、今日どこかのチームがアウェイで来ているんだっけ」みたいな目で見られる可能性もある。

でも、たまに「これなら着てみたいかも」と思えるJリーグのユニフォームだってあるのだ。

たとえば「自分の好きなロゴ入りユニ」なんかはそれだ。

そう、サッカーユニフォームは、いくら色やデザインがオシャレでも、胸に入るスポンサーのロゴによって、そのクオリティが決定的に決まってしまうのだ。これはサッカー産業史における宿命なのである。

そんなわけで、私がいま注目しているユニフォームは、どちらもJ2リーグのものである。

ひとつは徳島ヴォルティス。
かの大塚製薬、ポカリスウェットのロゴが入っているのだ。

Vortis

ポカリは1980年発売開始ということで、私が3歳のときだが、この飲み物は私にとって「80年代的ノスタルジア」に通じる重要なアイテムである。特にコマーシャルの影響もあるが、いずれにせよポカリがすごいのは、そのロゴだ。このロゴのまま今日までずっと続いていることがうれしい。それほどまでにこのロゴは見事な完成度を誇っており、そして今、それがJリーグのユニフォームにもなっている(いまウィキペディアで調べたら、『完成度の高いロゴデザインは、世界的タイポグラファーのヘルムート・シュミット(Helmut Schmid)によるもの』とのこと)。
これはまさに自分が着るべきユニフォームではないか、と本末転倒ぎみなことを考えてしまう。実際、「ユニフォームが好きだから」という理由だけで、近いうちに徳島のホームゲームを観戦しにいきたいと思っている。そういうJリーグの楽しみ方があってもいいと思う。

で、最近もうひとつ私には気になるユニフォームがでてきた。

それは、ファジアーノ岡山である。

これだ。

Okayamaf

「 岡 山 ガ ス」 ! !

岡山ガス、だ。
ちょいレトロな感じのこのロゴが、なおさら効いている。
いいなぁ、これ。

テレビ画面でしか見たことがないのだが、この赤色の発色も、ちょっと深みがあって、なんだか良い感じなのだ。
(ユニフォームの微妙な発色の違いというのも、伝統的に受け継がれているものがあるようで、私はすごく気になる。実は愛すべきチェルシーの青色よりも、シャルケの青色のほうが、不思議と好みだったりする)

もし近所のサッカーショップKAMOとかでこの岡山のユニフォームをみたら、買ってしまいたくなるかもしれない。
どうしても、この「岡山ガス」の、ちょっと無防備かつ素朴なロゴのインパクトに魅了されてしまうのである。


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2011.06.11

今日出くわしたネタ

きょう、上司のSさんから教わったネタ。
・六地蔵駅のちかくに「クウェート」という喫茶店があった。いまも看板が残っているはず。
・ちなみに滋賀には「カラオケスナック中高年」という名の店がある。

あと仕事中の会話でパソコンとかの機器をワイヤレスで結ぶ規格「ブルートゥース Bluetooth」って、なんで「青い歯」なんだ? という疑問が浮かんだのだが、語源を調べるとちょっと驚いてしまうほどのディープな理由(こちら)。

それと、mizuix師匠にひさしぶりに思い出させてもらったネタ。

昔のポンキッキとかで流れていた「はたらくくるま」の歌の『西部警察』バージョンのMAD動画

いやはや。「冷凍車」のあたりとか、相当マニアな人じゃないと作れないシーンだったり。
「いろんなお仕事あるんだな~♪」とかのくだりも、かなり。


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2011.06.09

PLANET FOXY, Krafty

mizuix氏結婚二次会パーティーのときに使ったBGMは、mizuix氏自身によるセレクトで、すべて私のiPodに入っていて、今日も通勤途中に聴いてみたりしていた。そのなかで出会ったBOaTというバンドの『Planet Foxy』という曲がとてもいいので紹介。YouTubeにはないので(こちら)とか。「あー、結婚パーティーの終わったあとにこういう曲が流れていたら、たしかにいい感じだな」と思える曲だ。
そういえば昔、このバンドをはじめてmizuix氏から教えてもらったとき、『ALL』という曲にハマり、一日中リピートで聴いていたことがある。ちょっとクセになる良い曲を作るバンドなのだ。

ちなみに披露宴のときのBGMもmizuix氏によるものと思われる選曲がいくつも流れていたのだが、彼自身の手によるヒストリームービーのBGMがニューオーダーの「Krafty」だったのは驚いた。ここでニューオーダーを選ぶかぁ、しかもクラフティかぁ、と。なんか「してやられた感」があった。


本当はPVのほうを埋め込みたかったが無理だった。PVにでてくる女の子が実にいい雰囲気で。

ヒストリームービーのBGMって、それだけで半年ぐらい悩んでしまいたくなるテーマだが(笑)、ましてやいろんな音楽を知っているmizuix氏ならなおさらだったはずだ。そのなかでスパッとニューオーダーを選ぶとは。

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2011.06.08

きりんカップの感想

昨日の日本×チェコは前半20分ぐらいから観ていた。
2試合とも0-0で終わったわけだが。

「チェフは、日本で観ると、あまり山崎先生にみえないのはなぜか」
ということをしばしば考えていたり(笑)
照明のせいなのか、なんなのか。

しかしチェフ、さすがと言えるスーパーセーブも披露していましたな。
チェルシーサポーターとしては微笑ましい気分でもありました。
間違いなく世界で3本の指に入るゴールキーパーであろう。
あ、チェルシーそのものは絶対世界で3本の指に入りそうもないが(笑)。

それはともかく。

今回のきりんカップにおける日本代表のテーマは、「3-4-3という新しいフォーメーションを試す」ということであったのは周知の通りである。
これは、3バックで守って、そのうちの左右のセンターバックがひっぱられてサイドに寄っていったとき、その反対のサイドにいるサイドハーフの選手(昨日の試合でいえば長友もしくは内田)が守備に下がって対応するという決まり事がある。つまり実質的には「やたら流動的な動きをする4バック」であると、個人的には理解している。
この3-4-3フォーメーションの利点は、「攻めに転じたときに、サイドで数的優位をつくりやすい」ということだ。
ただし昨日の試合でも、日本代表がサイドから数的優位にたって攻めたシーンがほとんどなかった。
なのでこのフォーメーションをめぐっては、今後も議論が続くであろう。

きっとザッケローニ監督は、現状の日本代表に長友と内田という攻撃センスあふれるサイドバックがいることを活かしたいという理由で3-4-3の導入を考えたのかもしれない。
ただし、いくらサイドを突破しても、ゴール前できちんとシュートがうてるストライカーなりフォワードがいるかどうか、がもっと大事になってくる。
そういう意味では、「日本代表って、サイドで数的優位を作ってゴールを奪うようなチームじゃないのでは」とも思うわけだ。

そこで私などはどうしても、トルシエ監督が手がけた過去の代表のスタンスに今でもこだわってしまいたくなる。
つまり「日本代表は、普通にやっても世界には勝てない」という悲観的な認識から出発したチームづくりだ。
「普通にやっても勝てない」ので、ではどうやったら勝てるのか。
そこでトルシエ監督は「フラットスリー」という守備戦術を叩き込み、そして攻撃面では「フォワードが点を取ることを期待しない」というスタンスを取ったわけだ。
「フラットスリー」については、今回は省略。
「フォワードは点をとらなくてもいい」というのは、まさに「点を取るだけがフォワードじゃない」という姿勢を公言していた柳沢敦の存在に加えて、トルシエが鈴木隆行というフォワードを「発見」したことで完成したスタンスであると私はみている。
もちろん、2002年W杯で鈴木隆行がベルギー戦で決めたゴールは、まさにフォワードの魂が炸裂した素晴らしいゴールであるが、しかし私にとっては、あのチームで鈴木隆行に一貫して期待されていた仕事は「ひたすら前線でボールをキープすること」であり、「あわよくばファールを誘ってセットプレーにもちこむ」ということだった。
そうしてゴール前でセットプレーをとれば、日本の誇る才能あふれる中盤、とくに俊輔やヒデによるフリーキックが待ち構えているわけだ。(なので最後の最後で俊輔をメンバーから外したのは本当に想定外だったが)

日本代表の「ゼロ・フォワード構想」。
当時からまことしやかに論じられていたことであるが、しかしこれと同じことを、一年前の南アフリカW杯で、最後の最後で岡田監督は選択したわけだ。そう、本田の1トップである。これは「実質フォワードゼロ」のフォーメーションだった。
そして鈴木隆行と同様、その見事なボールキープ力で本田はしっかり機能した。そして(デンマーク戦が顕著な例だが)フリーキックから得点を決めて勝ったのである。

2002年、そして2010年での「成功」を考えると、どちらも「ゼロ・フォワードの思想」がちらついてくる。
でもそれが日本的サッカーのありかたとして捉えられてもいいんじゃないか、という気がしている。
なぜかやたらフォワードが出てこなくて、そのかわりミッドフィルダーの良質な人材が次から次へと輩出される日本という国。だったらその強みを最大限活かしていくスタンスで勝負してもいいのではないか。
そうしてチェコ戦をみながら、ひさしぶりに「ゼロ・フォワード」について思いを巡らしていたわけである。

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2011.06.06

バンドのように

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mizuix氏とみすずちゃんのご結婚。本当に、おめでとうございます。

彼らの、今日に至るまでの、その決定的な基点となった、私にとっても忘れがたい「あのオープンキャンパスの帰り道」において、まさに自転車のロードレースで「エース同士の対決に持ち込むため」に発動するアシスト役のような動きを(お互い何の打ち合わせもなく、しかもお互いがアシストをする気があるのかどうかも定かではないままに、ただ必死に空気を読みつつ)果たした私とU嬢は、久々に顔を合わせるなり「あのときはがんばった」とお互いの健闘をしみじみ称え合うことができた。それができた状況が、なによりすごいことだった。そう、彼ら二人はその後も実際にがんばったのである。がんばりまくったのである。
よくここまで来たなぁ、と。

そして二次会は、Nabowaの演奏が本当にステキで、いい空間がつくられていた。
幹事チームも今回はなじみのメンバーによる少数精鋭体制で臨み、そして写真撮影のポンちゃん、ビデオ撮影のeachさんにガッチリと記録を残していただいた。

そこで思ったのは、この夜は、Nabowaという正真正銘の「バンド」の存在に加えて、僕らスタッフ側やお客さんたちも「バンド」のようでもあり、そして何よりmizuixとみすずちゃんは、夫婦として「バンド」でもあり、そういう「バンド的関係性」みたいなものが次々とうまく組み合わさって、ひとつの「バンド的空間」が広がり、このパーティーそのものがひとつのライヴのような雰囲気になっていったような感じがしたのである。私が心配していたこともまったく起こらず、すべては見事な「バンドによるライヴ空間」のまま終わることができた。
何より自分が一番楽しませてもらった感もあって、本当によかった(そして、すごく楽ちんな二次会だった。病み上がりにも関わらずタスク氏に司会という名のボーカルを担当してもらえたし、お金のことはR嬢に任せっきりで、あとはGくん・Hくんの黄金コンビにパスを出し続ければよかった 笑)。

こちらがmizuix氏にしかけたサプライズのネタも、mizuix氏が過呼吸で倒れるんじゃないかと心配するぐらい笑ってくれたので、「してやったり感」に酔いしれた。今も酔いしれている(笑)。

実際に音楽に充ち満ちた一日で、mizuix渾身の選曲が披露宴でも二次会でも随所に光っていた。
最後にくるりの『ばらの花』を流したときは、グッとくるものがあった。まさに「あのオープンキャンパスの頃」を思い出させる曲で、私は今でもこの曲が自分のiPodで流れるときは、たまにわざと飛ばしてしまうぐらい、これは「彼らのための曲」のような気がしている。

おふたりとも、
いい音楽をたくさん聴き、たのしく暮らしてください!

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2011.06.04

明日はmizuix氏ご結婚の儀&クリエイティヴ・リユースのこと

というわけで明日はmizuix氏のご結婚の儀ということで、その後の二次会パーティーの幹事をさせていただく。
mizuixの後輩さんがいるバンド、Nabowaのライヴ演奏を主体とした、ムーディーでオトナな雰囲気の二次会、になる予定。あくまでも予定。どうなるかは分からない。なぜなら私が幹事だからだ。常日頃からムーディーなオトナでありたいと公言しているが、口だけの男になってしまっている感もあるので、そんな人がムーディーでオトナな二次会を狙ってきているのである。狙いすぎるとフリーキックも入りにくいのである。

そしてひたすら週間予報をみていて、当日の予報は雨だったはずが、いまみたら晴れそうではないか! これがラブラブパワーってやつか!?!? やるなぁmizuix師匠。さすがや。

というわけで、ご出席の方々におかれましては、お気を付けてお越しください。佳き日でありますように。

━―━―━

さきほどイリノイのIMCでのコミュニティ・ラジオ「Harukana Show」で話をさせてもらう。今日は、かのアメリカDIY旅行のときに訪れたSCRAPという施設で出会った「クリエイティヴ・リユース」というコトバについて、ひさしぶりにあれこれと説明を試みた。そしてさっき調べたら、あの旅行から帰ってきて間もない2007年2月に、このブログでもそのことについてさっそく触れていた(こちらの記事)。
そしてつい最近のこと、これは長姉に教えてもらったのだが、『クリエイティヴ・リユースのアイデア1000』なんて本が出始めてきているのであった。いつか買おうと思っていて、忘れていた。

こういうガラクタだったり廃材だったりを、「捨てる」か「リサイクル」するか、という選択肢に加えて「クリエイティブに使えるように工夫したり考えてみたりする」という選択肢を常に持っておきたいわけで、そのための多彩なネタをたくさん集めていければいいな、と。いずれにせよSCRAPのNPOで展開されていたような「リソースのシェア」だったり「アイデアのシェア」だったり、そして物理的なモノたちのシェアという、これらをめぐる「シェアについてのスタンス」っていうのが、自分としてはわりと新鮮なものとして感じられたのである。あの旅では。

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2011.06.01

チェルシーFCの守護神と山崎先生(『伝染るんです』)

さっきの日本×ペルーのキリンカップ、後半だけ観ることができた。
試合終了直前の川島のビッグセーブ連発も面白かったが、後半からでてきた本田の、「倒れたけどすぐに起き上がってその足でシュート」がすごかった。
あんなふうにシュート打った人、はじめて観た気がする。
まるで「倒れる」という動作そのものがフェイントに含まれていたかのような。

7日は横浜でチェコと対戦。チェフ来ますよチェフ。我らがチェルシーの不動の守護神ですよ(もちろん来季も、だよな?)。あぁ観たかった。
どうでもいい話だが、チェフってはじめて顔をみたときから『伝染るんです』にでてくる「山崎先生」というキャラクターを連想してしまってしょうがないのである。うまく説明できないのだが、なんだか似ているような気がする。

Cech1
Cech_415
なんとなく、な。

あと「キリンカップ」って、

「きりんカップ」

って書くとなんだか一気に和やかムード満載の大会になることに気づいた。

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ちなみに、ずっと迷っていたのだが、
思い切って今度のU-22代表のロンドン五輪2次予選の対クウェート戦、スタジアムで観戦しようと思う。

今年はJリーグをしっかり応援しようという目標のもとでいろいろ観ているうちに、U-22代表の若手選手たちの奮闘ぶりに感じるものもあり、そして実は今回の2次予選ってなぜか「ホーム&アウェイの一発勝負」で決まってしまうという残酷な設定なので、「それってむちゃくちゃ緊張感高ぶるハードな試合になるんじゃないのか」と期待できるからである。
それにオリンピック予選というガチで最重要な試合を東京以外の場所でやらざるを得ない状況があり、そしてチケットは現時点であっさりと買えてしまうぐらい余っていて、やはり地方在住者として代表の試合はなるべく座席を埋めておきたいという気持ちになってきたので。

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