Only Free Paper*BooksDANTALION*レトロ印刷JAMでの「ZINE NIGHT」
レトロ印刷JAMで行われた「ZINE NIGHT」というイベントにお邪魔した。渋谷のOnly Free Paperの石崎さん、Books DANTALIONの堺さんによるトークライヴ。いろんなフリーペーパーやZINEの現物を紹介していて、最近は本当に面白いデザインや着眼点で作られているものが多いなぁと感化される(本当はイベントに遊びに行っているヒマがあればフリペの最新号とかzineを作れよと思うが、それはそれとして)。
zine関連のイベントがこの1,2年でものすごく増えてきた、と堺さんが語っていた。たしかにそういう実感はある。何かがzineというコトバをめぐってムーブメントと化している。ジンジンと。でもって同時に「zineとかフリーペーパーの違い、定義とは何か」という話にもなり、それを的確に言うのは難しいという話にもなっていた。いままで自分たちが作ってきたこと、やってきたことと、これから先にやろうとしていること、起こりえることを指し示すコトバの問題として、私も「zine」とか「フリーペーパー」とか「リトルプレス」とかの用語について、今度じっくりと考えて文章化しておきたいと思う。
ところで会場でいただいた、新しく出来たJAMの製本作成マニュアルブック『マイスタ・ブックの教科書~レトロ印刷で本を作ろう』が今回もものすごいクオリティで、読み物としても、そして実務的な手引き書としても異様によく出来ているので、資料請求で取り寄せることを強くオススメしたい。ミシン綴じ製本の糸の色が、それぞれ違っていたりしていて面白い。(JAMで製本をすると、色が選べるとのこと)
■■■■
Comments