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July 2011

2011.07.31

KLM航空でみた牛乳パックのデザイン

Klmmilk

去年の旅行の写真を見返していて、あらためてこの牛乳パックのデザインにグッとくる。
(こうして、思わず写真に収めたほどだ)

「これは何の物体か」がすぐに実務的に分かることと、
シンプルなオシャレさとがうまく調和しているわけで、
こういうのをデザインのチカラというのだろうと思う。


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2011.07.30

こういう「つかみ」もアリなのか

Jリーグのヴィッセル神戸にあたらしくU-22韓国代表フォワード、ペ・チョンソク選手が入団。
昨日のネットニュースでは

Interview_01

この方に似ていると評判らしく、
ニュースによると、

得点力不足の解消を期待される大型ストライカーは、お笑い芸人で吉本新喜劇の座長を務める「小籔千豊」にウリ二つ。この日、クラブハウスを訪れると、わずかな滞在時間にもかかわらず、職員からは「完全に小籔だ」と大爆笑が起きた。選手らとは“ニアミス”だったものの、関西で人気を誇る座長顔で、クラブ内の認知度は一気に上がった。

ということで、「そこまで爆笑するこたぁないだろう、ヴィッセル職員よ・・・」とか思ったが、

チョンソク選手の写真が


























2011072900000014dal0001view

って、たしかに笑ってしまう。

本人にしたら「なんで笑うねん」と思うんでしょうけど・・・

でも関西ゆえに、なおさらこういう「つかみ」は有効に使っていってほしいものである。
プレーもそうだが、実際に生で観てみたくなるわけで。ホームズスタジアムに行く楽しみがまた増えた。
(あまり詳しくはないが関西の芸人では小籔さんはMeetsの連載とかでも味のあるコメントが多くて好きです)

あと、この写真に写っているキリンのシャツのデザインも気になる。


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2011.07.29

ワルシャワ・ドロップ&ロマンティック

「バンドしましょう」となって約1ヶ月、
はじめて全員で集まって音を鳴らす。

自分は15年ぶりぐらいにアンプにベースをつないで音を出す。
そして、人生で初めてベースを弾きながら歌うことになった。
必死。でも楽しい。

ひたすらスーパーカーの『Flicker』という曲を演奏。
ICレコーダーに録音して、これを早々に学園祭実行委員に提出して、学園祭に出られるかどうか審査される。
はじめて集まって、はじめて音を合わせたその日の録音で審査に臨む。
正直、自分としてはノーミスで演奏できたためしがなかったが、「失敗を恐れないパンク精神」で乗り切っていくしかあるまい。
つまり今回のバンド活動は、自分にとって文字通りの「パンクの実践」であろうと思っている。

で、そんなバンドの名前をどうするかで話し合いを行い、
最終的には「ワルシャワ・ドロップ&ロマンティック」になる予定!

ワルシャワ・ドロップ&ロマンティック

Warsaw Drop & Romantic

こうして繰り返し読み返すと、とてもいい感じに思えてくる。

バンドTシャツも(これで)作ろうかと(笑)。

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2011.07.27

アナログ放送とかジャパネットとか

アナログ放送終了の日、それなりにやはり気になって正午と深夜0時はあえてアナログモードで視聴していたが、意外にあっさりと終わったなぁ、と。たしかにまだ被災地ではアナログ放送を継続しなくてはいけない事情も考慮したのかもしれないが、「最後は、日本で最初にテレビで映し出されたとされるカタカナの『イ』の字で終わる」とか、都市伝説的な話がまわっていたりしたので、ちょっとは期待したのだが。

ところで深夜0時ちょうど、アナログ放送終了のお知らせの画面から一転して砂嵐が「ザーッ!」となったとき、うっかりよそ見をしていたので、真剣にビビった。心臓に悪かった。
アナログ放送の最後の最後が、ちょっとしたホラーっぽい展開になろうとは・・・。

---

学生さんに「洗脳するような話し方をする」と言われた。
確かにそうかもしれない。なのでとっさに「ジャパネットたかた」のテレビショッピングCMを意識した喋りをしてみたり。で、あんまり違和感を感じなかったので、これはこれで新しい発見である。今なら、あらゆるものにオマケをつけて2個セットで売りつけられそうだ。


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2011.07.24

阪急茨木市駅から万博記念競技場(@ガンバ大阪)までの往復はレンタサイクルを使うといいぞ、という情報

月に一度のペースで鍼灸院に通い、針をプスプス刺されたりお灸をすえられたりしてリフレッシュし、そのついでに関西圏のJリーグスタジアムにできるだけ足を運ぶというライフスタイルを確立しつつある。

今日はひさしぶりに万博記念競技場に行き、ガンバ大阪とジュビロ磐田の試合を観た。

で、かねてから検討していた、「阪急茨木市駅からレンタサイクルを借りて競技場まで往復する」というのをやってみたので、いつか誰かの役に立つかもしれない情報なのでここに報告。

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阪急の茨木市駅の南北に延びる北側のエリアは駐輪場になっていて、そこでレンタサイクルも扱っている。(写真をクリックして拡大表示すると、ちょうど真ん中にレンタサイクルの看板がみえる)

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ちなみに駐輪場へは、改札を北側にでてすぐの、このショッピングモールの入り口右手脇の通路(わかりにくいが)をまっすぐ進むと、そのまま歩道橋みたいになって、すぐにアクセスできる(帰りのときに知った)。

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このように1日300円でママチャリが借りられる。変速ギアはなし。
写真後方に受け付け入り口がみえるが、23:30までオープンしている。
係員の人が親切に自転車の使い方を教えてくれる。たしかにカギのかけ方とか、それぞれクセがあるので練習したほうがいい。

そうして、あとはひたすら西に向かう。

大きな地図で見る
ひょっとしたらJR茨木駅が中心に表示されるかもしれないが、その東側に阪急茨木市駅もあります。
ちょっと混雑して走りにくい道もあるが、基本的に迷うこともなく、大きい道路沿いに進めば万博公園にたどりつく。

さて「スタジアムの屋台グルメ」もそれはそれで魅力的だが、脂っこかったり味が濃かったりもしてハズレもあるため、私はこういうとき「町のパン屋」を探したくなる。
で、JR茨木駅から「エキスポロード」を走っていると「RYUHEI」という手作りパンの店に出会う。
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手頃な価格で、なかなかうまかった。スタジアムで食べるとなおいっそう美味しい。

で、自転車でひたすら万博公園をめざすと、行きは登りになる。でもそんなにキツくはなかった。
最後の最後にとんでもない坂道があったが、これは車道側を走ってしまえば避けられることに後で気づく。
でもこの坂を上ると、太陽の塔がキレイに見えてきてテンションがあがる。
そう、行きの道中が上り坂のほうが、試合前のワクワク感やテンションの高ぶりで乗り切ってしまえるのであまり苦にならない。そこもポイントだ。

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「日本庭園前東」のエリア付近の歩道橋。
ここまでたどり着いて、そこから南に進めば、スタジアム周辺エリアの北側に出る。

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自転車置き場だが、けっこうな台数がすでに停まっていた。バイクも入り乱れつつ。
レンタルサイクルで来ている人もわりといると思われる。いずれにせよ、自分の自転車がどれなのかが分かるように何かの目印をつけておいたほうがいいかもしれない。

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こうしてスタジアムへ。
所要時間は、行きは約30分ぐらい(パン屋にいったりして寄り道していたので曖昧)。
で、帰りは下り坂でピューっと爽快に走れた。なのでだいたい20分ぐらいで茨木市駅に着いた。
試合が終わって30分後には茨木市駅から特急に乗って帰宅できるのであった。

そう、つまりこのスタジアム最大の難点である、帰りのモノレール駅の行列や、茨木市駅行きの路線バスの行列に並ばなくてもいいのである。しかもバスの往復よりもレンタル自転車のほうが安い。
そして、あまりよく知らない街を自転車で走り抜けるドキドキ感も楽しい。
こんなにストレスフリーでスタジアムから帰宅できるとは!! と予想以上の手応え。

なので、よほどの悪天候ではない限り、万博記念競技場へは茨木方面からレンタサイクルで行くことをオススメしたい。(JR茨木駅にもレンタサイクルがあるらしいので、JR利用の場合もオッケーだ)


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2011.07.22

「死後の世界」が存在しない証拠のひとつを思いつく

ふとした拍子に思いついたのだが。

「死後の世界は存在する」と、おそらく有史以来、いろんな人が主張してきたんだろうと思うが(たとえば日本で有名なのは丹波哲郎だが)、いまだに決定的な確証はないわけだ。

で、もし本当に死後の世界があったのなら、「死後の世界の存在を証明したいと願う人」を、その人のご先祖様とか亡くなった身内とか友人たちが死後の世界から総出でチカラを貸して、証明のために協力してくれてもいいんじゃないのか? と。

そういう事例が未だにないということは、少なくとも「現世と交信できるようなかたちでの死後の世界はない」のではないかと思った。あるいは、もし死後の世界があったとしても、絶対に現世とは関われない「オキテ」でもあるのかもしれないが。

まぁ、冗談半分で捉えておいてください・・・(笑)。

━―━―━

木曜日に発売された『エルゴラッソ』紙は、なでしこジャパンの決勝戦におけるMVPに、やはり宮間を選出。評点は8.5点(海堀、川澄、澤が8点だった)。8.5点ってなかなかお目にかかれない数字である。
宮間への評は「正確なクロスでチャンスを演出。こぼれを信じて走り1点。2点目のアシストも狙いどおり」。

そしてこの号では週末から再開される「なでしこリーグ」の日程も掲載されていたが、どうせなら今後はずっと毎回載せていけばいいのではないか、とも思う。

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2011.07.19

昨日からのなでしこジャパンのてんやわんやについて、いくつか驚いたこと

今朝起きてテレビをつけたら、「なでしこジャパンが成田空港に到着するのを待つ人たち」というのを生中継でやっていた。

ということは、

彼女たちは試合後のセレモニーでワールドカップを掲げた、その約24時間後には成田空港に到着したわけだ。
1日ぐらいゆっくりさせてやればいいのだが、おそらく当初から「決勝ギリギリまでドイツに滞在するとは想定外」だったのかもしれない・・・予算的な都合とかで・・・むぅ。

で、さっき帰宅したあとにまたテレビでみたニュース映像では、成田到着後に午後2時に記者会見をこなしていたので、つまり「ドイツでワールドカップを掲げた約30時間後、東京で記者会見を行っていた」ということになる。
このことを、記憶にとどめておきたい・・・『水曜どうでしょう』かよ、その過酷なスケジュール(笑)
ヨーロッパから帰ってきた直後の厳しい時差ボケのなか、本当におつかれさまである。

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さて、今回の快挙について、いろいろとネットのニュースでも語られているわけで。

昨日のブログで触れた、あのPK戦直前の円陣における「笑顔」は、佐々木監督のインタビューでは

「米国は勝ったと思っていただろうけど、われわれにとっては天からの恵みみたいな展開になったので、笑いが止まらなかったんですね。ギャグをやりたかったぐらいでした(笑)。熊谷だけ4番手と言ったら顔がひきつっていましたけど。澤は『わたしは絶対嫌だ』って言ってたんで、それすらも笑いにしちゃいました。」

とのこと。
別の記事では、

主将の澤穂希選手がその理由を明かす。「PKは苦手なので、監督にお願いして私が最後に蹴らせてと言ったんです」
 岩清水梓選手が退場して10人になったメンバー中、GKの海堀あゆみ選手より後の「10番目」にしてもらいたいと澤選手が言うと、周囲が「澤さん、ずるい」と言いだし、笑いが起きたという。

いやはや。
澤もキャプテンとしてのプライドをかなぐり捨てて「私は蹴らない」と嫌がったのはすごい。しかもキーパーよりも後に蹴るって。
そしてそういう状況をひっくるめてみんなで「笑い」にかえるエネルギーとメンタリティには、やはり脱帽。

PK戦は、最初に誰が蹴るかがすごく大切で、今回は宮間がキッカーとなったわけだが、その宮間のコメントでは

PK戦ではわたしが1番目のキッカーでしたが、これは事前に決めていたわけではなくて、PK戦の直前に言い渡されたオーダー通りの順番です。PK戦はほとんどが運。PK戦に入った時点でもう、わたしは勝ち負けを気にしませんでした

ということで、やはりこの人のメンタルの強さってすごい。

ちなみに、スポーツナビの見事なコラム(こちら。ぜひ2ページ目も読んでほしい)では、あの同点ゴールを決めたコーナーキックの場面について(あの直前、アメリカのキーパーが足を痛めていたのでしばらくゲームが止まっていた)、

宮間は仲間の元に駆け寄って、何かを短く伝えた。ささやいた相手は、澤穂希と阪口夢穂。再びコーナースポットに戻った宮間が、軽く手を上げて助走に入る。ボールが放たれるより先に、澤が猛然とダッシュした。そこに必ずボールが来ることを、澤は知っていたからだ。
「ニアに蹴るよ」――宮間はそう伝えていた。澤1人に言ったのでは、相手も澤だけを警戒しただろう。あえて阪口も打ち合わせに参加させていたところが、宮間の隠れた頭脳プレーだった。澤はマークするレイチェル・ベーラーの前に入り込み、右足アウトにボールを当てた。

ということで、昨日の記事でも触れたが、この宮間あやっていう選手のすさまじい冷静さとクレバーさが間違いなく日本を救ったと思える。もちろん、疲弊したなかでも狙い通りのコースにボールを蹴る技術も含めて。

で、今日最も驚いた事実は、「サポティスタ」のサイトのある書き込みだ。これは真偽のほどが自分では判断できないのだが、テレビで何度も昨日から繰り返し放送されているように、PK戦で勝った瞬間、ゴールマウス付近にいる熊谷やキーパーの海堀に向かってピッチ上の選手が駆けだしていったが、その映像で一瞬チラッと画面の端で、一人だけ走らなくて全然違う方向に歩いて行ったように見えた日本の選手がいて、それがかなり気になっていたわけである。

で、サポティスタによると、それは宮間だったようで、彼女はなんと、みんなと一緒に走り出すのではなく、PKが決まった瞬間にアメリカ選手のほうに歩み寄って健闘をたたえあっていたらしい。

す ご く な い か ?

ただでさえ女の子の集団で、ひとりだけ別行動をするのってそれだけで勇気が要ると思うのだが、そんなレベルの状況ではないはずだ・・・ワールドカップの決勝のPK戦だぞ・・・どんなに普段から「人と違う行動をしたがるような人」でも、10000人いたら9999人は、優勝が決まった瞬間、ゴールキーパーめがけて走り出すと思うのだ。
でも宮間は違った。なんて人だ。

あくまでもサポティスタの書き込みなので、真偽のほどは確認とれていないのだが、いずれにせよ昨日のテレビで繰り返し流れていたあの映像の違和感がちょっと解消された気分ではある。そうか、アメリカ選手のところに向かっていったのか、と。まったくそういう引き出しが自分にはなかったなぁ、という気もする。

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あと宮間がPKを決めたあとのガッツポーズが、現役時代のストイコビッチがよくやっていたポーズと似ていたのがグッときた。まさかマネしていたとか。

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2011.07.18

笑顔の円陣をみて、泣いた

奇跡のような延長戦が終わり、
PK戦にのぞむ、そのベンチ前で
日本代表は、佐々木監督も選手も、
笑顔で円陣を組んだ。

それを見たとき、なぜだか急に
涙が出て止まらなかった。
(西田敏行ばりに)

これからPK戦がはじまるってのに、テレビで観ている側が泣いてどうする。

・・・となったのだが、いま冷静にふりかえると、
あの状況下で、笑顔でいられるというチームづくりは、
「信頼感」に支えられていたということの証明ではないかと思う。

「笑顔」っていうのは、すごい。
笑いのチカラは偉大だ。

もちろん、2度も追いつかれたアメリカにしてみたら、
あの場では笑えるような心境ではなく、
「どうしてですか神様!?」
といった表情だった。
この状況では気持ちを立て直すのは難しいはず。ワールドカップのファイナルだし。

そうして日本は「笑う門には福来たる」となった。
たしかにPK戦では負ける気がしなかった。

こうして日本サッカーが永遠に誇るべき伝説の試合となった。

---

さて冷静な気持ちで試合を振り返ると、
プレスはかからないわ、ディフェンスラインの統制もあまり冴えないわ、
斜めのサイドチェンジからさんざん崩されてピンチが続出するわ、
澤が異様にパスカットされたわで、正直きびしい試合内容ではあった。

前の試合でも見られた采配だが、(丸山→岩渕で)交代選手を途中で替えるのであれば、いっそ早い段階で岩渕を先に投入しておいて前線でガンガン走らせてから丸山を入れたほうがもっと相手DFはイヤだったかもしれない(ドイツ戦で劇的ゴールを決めた勝負強いフォワードであることは相手も分かっていただろうし)。そしてそのプロセスのなかで短い時間でいいからリスクを負って、川澄を含めて3トップ気味にして相手のマークの受け渡しに混乱を起こすように仕向けて、その流れのなかで丸山を投入したらさらにDF陣に揺さぶりを起こすことができたのかもしれない(同時にFWを2人入れてしまうと、そういう駆け引きがあまり期待できないので、ちょっともったいない気がした)。

毎試合詳細な採点と分析がウリの『エルゴラッソ』紙が誰をこの試合のMVPに選ぶかは興味深い点で、当然ながら甲乙をつけにくいが、1ゴール1アシストの宮間がすばらしいと思ったのは同点弾を決めたあとに、喜び騒ぐのではなく、すぐにボールを取りに行ってセンターサークルに戻そうと走り出したことだ。あの状況下でその姿勢を忘れなかったのは、ただひたすら立派だと思う(あのマンチェスター・ユナイテッドでさえ、状況によってはそういうことを忘れてキチッとできないのである)。ああいう何気ないプレーが「不屈の精神の凄み」をジワジワと試合の流れの中で醸成していくと思う。なので私としては宮間をこの試合のMVPにしたい。

そして結果論で言えば、グループリーグでイングランドに負けたのはよかったよな、と。つくづく。
おかげで2位通過となりアメリカと反対の山に回り、超アウェイでドイツを破ったことで、地元客もその後は日本を応援してくれるムードになり、さらに準決勝と決勝が同じ会場で移動がなかったという面もラッキーであった。

こうして、ひとつの伝説を築いたなでしこジャパンだが、この試合を観てサッカーをやろうと思ってくれる女の子が増えることが、なによりの戦果だろう。
澤穂希が掲げて、選手みんなの手が伸びたあのトロフィーは、「スイッチ」なのである。次の時代へ続くスイッチだ。カチン、とスイッチ・オンしたのだ。サッカーは終わらない。そして、生きることをあきらめてはいけない。そうして僕らは日々の生活を続けていくのだ。

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2011.07.17

岸田繁フリーライヴ@新風館をみた

祇園祭宵山のまっただなか、新風館でαステーション開局20周年記念イベントの一環で、くるりの岸田繁のフリーライヴがあった。
くるりのライヴは行ったことがなかったので、岸田氏をみるのははじめて。
「ホームタウン」的な雰囲気で、リラックスして気持ちよさそうにアコースティックギターを鳴らしていた。

「祇園祭なんで、祭りらしい曲を」といって『りんご飴』を歌ってくれたのがとっても嬉しかった。
くるりで一番好きな曲かもしれない。
(アコギの音とピアノの音の絶妙さぐあいがいいのです)

祇園祭そのものには特にこれといった想い出はないのだが、今年は岸田氏のおかげで不思議な夜を過ごした気分で、この感覚がこれからの祇園祭のたびに思い出されていくのかもしれない。

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2011.07.15

再び、iPod(第3世代←古い!)のバッテリーを自力で交換した件

2008年にこのブログで、「iPod(第3世代)のバッテリーを自力で交換する件について」という記事を書いて、ときおりネットで検索してたどりついた人が「自分もできました」とコメントをくださったりしていた。

この記事の最後には、「バッテリーが交換できたので、さらにあと4年はもつな」ということを書いたが、実際にはそこまでバッテリーももたなくて、3年後のいま、ほとんどショボイ状態となっていた。

2004年に購入したいいかげん古いiPodなので、ガマンして使い続けたから新しいのを買おう・・・とこの1年ほど何度も思いつつも、別に壊れたわけでもないのでなかなか買い換える気分にもならず、ずるずると使い続けていた。

すると先日、バンドの打ち合わせのときにNii嬢がこの古いiPodを見て、かえって新鮮に映ったらしく、デザインがかっこいいと言いだした。
そう言われてあらためて眺めると、「たしかにこの初期のiPodって、よくみるとかっこいいよな」と思えてきた。
21世紀初頭における「ちょっとしたレトロフューチャーなプロダクト」と思えば、このクラシックな存在感はそれはそれで捨てがたい魅力を持っている。

なので買って以来ずっと装着していたままの「シリコン保護ケース」をためしに外して、もとのiPodのままで使ってみてはどうかと思い立った。傷はつくだろうけど、もはやボロボロで古いから別にいいだろう。
あらためて裸の状態のiPodは、買った当初のドキドキ感をほんのすこし思い出させてくれる気がした。
あとシリコンケースに入れていたときよりも、ボタンの反応が繊細になって操作が難しくなり、あれほど使い慣れていたはずのiPodが、一気に新鮮な機械に感じられたのである。

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なので今、古いiPodを使い続けている人にアドバイスをしたい気分だ。買った直後から装着しているシリコン保護ケースのたぐいを、そろそろ外してみたらどうか?
そう、いままさに、あの古いiPodをスッピンで使うことをオススメしたい。「こんなに薄い機械だったんだ」とか思うこと請け合いだ。もちろん、最新型のiPodはもっと薄く作られている、が。

で、そのタイミングと時期を同じくして、最近翻訳が発売された『Made by Hand:ポンコツDIYで自分を取り戻す』というDIY精神礼賛エッセイ集を読み終えたのだが(この本については今度あらためてじっくり書きたい)、これを読むと「古い機械もできるだけ自分の手で修理したり工夫したりして使い続けよう」という気分になるのであった・・・「気分になる」というのはちょっと生ぬるいかもしれない・・・むしろ「決意した」と言うほうがしっくりくる。

ということで、今日ふたたび私はiPodの第3世代用のバッテリーを取り寄せ、2回目のバッテリー交換を行った。
これまでも2人ほどの友人のiPodのバッテリーも交換しているから、もはやあまり恐怖感を覚えることもなく、ものの10分ほどで作業をすんなり終えることができた。


いまこのブログを書きながら、交換したばかりのバッテリーでiPodを動作させている。まったく問題なし。
これで、また3年ぐらいはこのiPodを使うかもしれない。たった15ギガバイトで、当然ながら自分の持っているmp3音源のデータは全部入りきらない状態だが、音楽データの入れ替えを手動でチマチマやるのも、それはそれでいいだろう・・・と思うことにした。

そしてせっかくなので、今回バッテリー交換の作業をして気づいたことを、2008年の記事に少し加筆修正してみた。バッテリー交換の参考になれば幸いである(こちらの記事)。

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2011.07.14

「苦しいときは、私の背中を見なさい」 by 澤穂希

朝5時に起きてテレビをつけた瞬間に、文字通り夢をみているようなボールの軌道がなでしこジャパンの3点目を描いていたのである。

いやはや、すごい。
後半はパス回しで相手を走らせて消耗させ、そしてさらにフォワードを投入して前線からチェイスさせてますます相手を疲弊させていくという、おおよそ今までの「日本代表」のカテゴリーでは見受けられなかったような、「強豪」の名にふさわしい試合運びで、安心して観ていられた。「準決勝」だってのに、なんだろう、この余裕は!

本当に、決勝の相手はアメリカになった。
澤穂希のキャリアの集大成が、W杯の決勝戦、宿敵アメリカ。
マンガのような見事な展開。
澤という日本サッカー界のレジェンドが、未来のなでしこジャパンを背負うであろう岩渕とかに決定的なパスを通して、そこで決勝点のゴールが決まったら、私は号泣するだろう。

ちなみにグループリーグのとき、サッカー専門新聞『エルゴラッソ』紙は、釜本氏の持っていた日本代表通算得点記録を澤が抜いたことについて「『日本の女子サッカー界の』ではなく『日本サッカー界の』レジェンドだ」と評していて、それは見事だった。
澤はチームメイトに「苦しいときは、私の背中を見なさい」と語ったそうな。
日本の背番号10は、さらに特別な番号になっていく。

Sawa10

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ちなみに試合の余韻覚めやらぬまま、職場に着いてさらに驚いたのは、いつも確実に私より遅く帰っているはずの上司のSさんが、今日の試合はスタートの4時前から起きて生中継を観ていたことだ(笑)

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2011.07.12

2011月曜日の私塾 第1回 「オレオレ表現」はつまらない。

「月曜日の私塾」のインフォメーション、問い合わせ先について修正しました(こちら)。

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表現や政治やその他もろもろを語り合う「私塾」の第一回目はサトー先生による「芸術と主体」の話題提供。
ACT-UPのエイズに関する社会運動を事例に「モヤモヤして言語化できない情動にかたちを与えるのが『表現』」と述べ、そしてギブソンのアフォーダンス理論をもとに「『私』という主体はいない」ので、主体はたえず流動的にいろんな視点をとって環境の情報を知覚していくから「とにかく動いていく」=原発問題下における芸術表現を語るのであれば、それは「絶望するまえに『とにかく動け』」というもの。そうして結論として「『オレオレ表現』というのはつまらない」といった内容。

(こうして書くと分かりにくくなって、自分が昨日の話をちゃんと理解できていないようなフシがあるが)「アーティストはそれぞれの見方があって、それぞれの視点から作品を作っている」ということを疑ってみるのは大事だと思った。もちろん多様性というのは大事なのだが、あまりに「私が、私が」の視点だけで表現行為が営まれると、何らかの思考停止につながっていくかもしれない。それはブブさんが言ったような「個性的であること=よいもの」という教育的な傾向を疑うことにも通じていて、私はいくら個性的でも、他者とコミュニケーションが成立しなかったら、ちょっとイヤだよなぁということを近年ぼんやりと(特に現代アートとかをみると)思い続けているので、まさに昨日の「『オレオレ表現』はつまらない」というコトバがしっくりくるのである。
 サッカーに例えると、パスは味方選手にボールが通ってはじめて「パス」と名乗る資格があるということだ。もちろん、やみくもに蹴ったボールでも、たまに味方に通るときもあるが。ただそれを良しとして、次のプレーも同様にしてしまうと、そのうちうまくいかなくなるわけだ。

「動き続けろ」というのも、まさにサッカー的に捉えたくなるのだが、ほんのちょっと自分の立ち位置を変えるだけで、グラウンド上の世界は違って見えて、あたらしいパスコースやシュートのコースが見つかったりするわけだ。でもつい(自分も含めて)どうしてもすぐに「あきらめる」傾向があって、グラウンドで突っ立ったままの状態で自分の能力や状況を判断するのではなく、とりあえず走り続ければ、局面はどこかで確実に変わるのでは、と思うのである。

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2011.07.10

日本サッカー史上最高の勝利のひとつ

なでしこジャパン、ドイツに延長の末1-0。

これは男子女子関わらず、日本サッカー史上における「1997年ジョホールバル」に並ぶすごい試合。
ワールドカップのホスト国との試合で勝ったのである。完全超アウェイの会場で、延長まで持ち込んで耐えて耐えて少ないチャンスで得点が決まった。
こういうシチュエーションで同じようなことが起こる可能性って、生きてる間にあまり観られない試合。
「ワールドカップのホスト国を日本代表が決勝トーナメントで破る」って、ほんと、このポイントはすごいと思う。

「耐え忍んで、ガマンして、勝つ」ということの姿を、2011年の日本という状況を思うとなおさらに、感極まるものがある。

NHKのスタジオ中継のゲストが池田浩美さんだったのも個人的にうれしかった。
「(自分たちの時代の代表で果たした記録を)すぐに塗り替えられてしまった!」と、さわやかなコメント。

そしてベスト4に進むわけだが、こうなったら決勝で、たぶんアメリカと闘うことを目指してほしいものである。
アメリカにもまだ一度も勝っていない。でも今日の試合を通して、どんなに体格差があろうとも勝てない相手はいないということが歴史的記憶として共有されていくのである。


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2011.07.09

バンドを組むことになった

「スーパーカーを演奏しましょう」と言われたので
思わず「やりましょう」と答えた

手元にベースないけどな
15年前にちょっと弾いたぐらいだけどな

そうしたら一週間後には
学生2名と職員2名のバンドが結成された

目標は大学の学園祭

人生は何がおこるかわからないとつくづく思う

くわしくは、随時このブログで。

p.s.
もしベースがあまっている方、もはやベースが不要な方などいましたら、ご一報を・・・


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2011.07.07

あえてこの状況下で菅直人を評価したい

ちゃんと社会のニュースをきっちりフォローしているわけではないので、とんちんかんなことを言うかもしれないが、ずっと言いたかったこと→この非常事態において、首相があえて続投して、それなりに責務を全うしようとしている姿は、私はむしろ評価したいと思うのだが、どうだろうか。

こういうときに慣例的にすぐ辞めるヤツのほうが私はガッカリなのである。
そりゃあ迅速に事を進められるリーダーに早く切り替えたほうが、復興においてはプラスかもしれないが、でもそこで生じるメリットって、そんなに重要なのか? むしろ混乱が伸びるだけじゃないのか? リーダー変えれば事態は好転するってそれって思考停止じゃないのか? とか思うのだが・・・
こういうときこそ、どんなに失態をやらかして国民世論を敵に回そうが自分のポジションにしがみついていられるというのは、そう、ロック魂を感じさせるのである。
この圧倒的不利な状況のなかにおいてこそ、それでも堂々としていられる態度。
この「不屈の姿勢」こそ、学ぶところが大きいはずだと信じたい。
ある程度整理をつけてから、自分は首相の座を降りるというのだから、まずはその整理をスムーズにできるようにサポートしてやればいいのである。とにかく「足のひっぱり合い」だけはやめてほしいのである。
メディアは首相を叩くヒマがあったら、被災地に何ができるのか何をすべきかをもっと考えるように仕向けてほしい。切実にそう思う。いま国民的に必要な「目標、目的」は首相のミスを挙げて騒ぐことじゃないのは確かだろうと思う。

なので私、菅直人は「他の人よりかはマシなんじゃないか」と評価したいのだ。あえて。

あるいはもしかしてジョゼ・モウリーニョ監督みたいに、菅さんはわざと自分に批判を集中させることにより、本当に重要な問題には攻撃を受けないように仕向けているとか・・・もしそうだったら評価どころじゃないが。

━―━―━

このシンプルな収納方法は思いつかなかったので悔しい!今日のライフハッカージャパン「洗面台下の収納を最大限に使うためのプチ整理ハック」は(こちら)。


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2011.07.06

イギリス好きであることについて

昨日の私塾の紹介案内文、お問い合わせ先メールアドレスが抜けておりました。すいません。
初めて参加される方は、ご氏名と連絡先(電話番号及びメールアドレス)を明記して、
shijuku49(at)gmail.comまでお申し込みください。(at、と書いてあるところは@マークに入れ替えてください)


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で、今日のネタは「イギリス」。

ある人に、「なぜそんなにイギリスが好きなのか? 歴史を学んでいけば、イギリスをそこまで好きになることはないかもしれないよ」と言われた。

たしかにそうかもしれない。
イギリスという国は、古くから侵略や略奪をしてきた歴史もある。

それでも私がイギリス好きを公言するのは、ひとつは「純粋に、あまり歴史の勉強をしていない」に尽きるのだが、それとともに思ったのは、「少なくとも私の生きてきた34年間において、私の触れたスパンの限りでは、イギリスという国・・・というかイギリス人にはポジティブなイメージがある」ということだ。
これはつまり「超自己中心的歴史観」とでも言おうか。
私が生きてきた経験からでしか歴史を観ようとしない視点。まぁ、そういうのもアリなんじゃないかと。

とくにイギリス好きを意識したのは思春期の頃ぐらいからだが、そういうなかで私はいろんな「イギリス人」に影響を受け続けてきたわけだ。その結果、初めて海外旅行をしようと思ったときに、行き先に迷うことはなかった。

「イギリス人」と聞いて私が思い浮かぶ人々といえば・・

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豪快なおっさん。

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笑いとブラックさと知性。

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僕と誕生日が同じ。

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フリーペーパーを作るきっかけ。

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ふしぎな音楽のひとたち。

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心の師匠の一人。

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こういう年の取り方をしたい。

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目指したいオジさん像

というわけで、少なくとも私の生きてきたスパンでいえば、こういう人たちのおかげで「イギリスっていう国は興味深い」となったわけだ(イングランドとスコットランドやウェールズとのいろいろな緊張関係はともあれ)。

なので、幸いにも(?)あまりネガティブなイメージを持つことなく、私は堂々と「イギリス(というかロンドン?)が大好きです」と言い切っている。そして初めて渡航して以来、その直観は正しかったと思っている。

私の心のどこかにはいつでもロンドンの公園のイメージがあってほしい。曇っていてよく雨が降って寒い時期とかに行くことが多くて辟易しつつも、ロンドンの公園はいつでも自分にとって「音楽を思う存分聴きたくなる世界のすがた」を具現化しているし、詩人になったような気分で歩ける場所が果てしなく広がっていたり、そして仕事が終わった夕方に「サッカーをする老若男女」がたくさん集まっていて、「公園で真剣に遊ぶオトナたち」のその楽しそうな営みに心から勇気づけられて「人生っていいな」と思えるような、そういう時空間がたまらなく愛おしい。

で、そういう空間を「見つけた」おかげで、「では自分の国、自分がいつも生きる場所をどうやって楽しいものにしていくのか」という、そういうベクトルに向けたパワーももらっている。


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2011.07.05

表現の専門家講座「月曜日の私塾」今年は7月から!

昨年末から今年初めにかけて参加させてもらっていた「私塾」ですが、今年は7月から8月にかけて行われるようで、以下案内文を転送します。


月曜日の私塾・第四期・受講生募集!

好評のうちに終了した私塾第3期「木曜日の私塾」に引き続きまして、第4期私塾「月曜日の私塾」を開催することと相成りました。
今までの私塾と同様に「表現の専門家講座」ということで、今期は全7回+特別回で開催予定です。
日程と各回テーマは以下の通りです。(1回だけの参加も歓迎です!!)

♪〜♪〜♪〜♪〜♪〜♪〜♪〜♪〜♪〜♪

日程:7月11日〜8月22日の毎週月曜日
時間:20:00〜23:00
場所:「フォーラムV(予定)」(河原町三条VOXビル4階・メディアショップ左手のエレベーター使用)
参加費:1回¥300(実費)

【申込方法】
今回初めて参加される方は、ご氏名と連絡先(電話番号及びメールアドレス)を明記して
shijuku49(at)gmail.comまでお申し込みください(←atと書いてある箇所を@に直してください)。追って、登録確認のメールを差し上げます。
今までに一度でも私塾に参加したことがおありの方は、ご氏名を shijuku49(at)gmail.com までご送信の上、直接会場にいらしてください。

【内容(予定)】
●1回目「芸術と主体」
にってい:7月11日 話題を提供する人:佐藤知久

●2回目「芸術と生活」
にってい:7月18日 話題を提供する人:ブブ・ド・ラ・マドレーヌ

●3回目「芸術と経済」
にってい:7月25日 話題を提供する人:山田創平

●4回目「(未定)」
にってい:8月1日 話題を提供する人:佐藤+ブブ+山田(鼎談形式)

●5回目「10min-プレゼン大会㈰」
にってい:8月8日 話題を提供する人:私塾生希望者

●6回目「10min-プレゼン大会㈪」
にってい:8月15日 話題を提供する人:私塾生希望者

●7回目「卒業交流会」
にってい:8月22日 話題を提供する人:みんな

●特別回「卒業旅行@別府」
にってい:8月29日の週(詳細は未定) 旅する人:参加希望者

【主催者紹介】
ブブ・ド・ラ・マドレーヌ
1961年生 現代美術作家 京都造形芸術大学非常勤講師
佐藤知久
1967年生 専門は文化人類学 京都文教大学教員
山田創平
1974年生まれ 専門は都市社会学 京都精華大学教員

【協力】
京都造形芸術大学ASP学科、ARTZONE、DEN☆EN

この造形芸大のASP学科とは「芸術表現・アートプロデュース学科」のことです。前回の私塾はここの学生さんたちの若々しくて実直で献身的なサポートぶりにグッとくるものがありました。そのノリは最近のJリーグでいえばジュビロ磐田みたいな、90年代のロックシーンでいえばルーマニア・モンテビデオみたいな感じです。

そして前回の私塾から半年後のいま、あの3月からの日々において、アートと社会と経済をどのように語り、捉えていくのかという問題意識も、自分なりにここで過ごす時間の間だけはアタマのなかでグルグルと真剣に回していきたいと思います。

ともあれ、年末の私塾では、とある経緯により学生さんらといきなり「組み体操(ピラミッド)」をギャラリーの中でやったりとか、微笑ましい(という表現しか浮かばない)思い出を作らせてもらったわけで、今回も出来る限り参加できればと思っています。新作フリペもミニコミ小冊子も何も用意できないままの参加となりますが・・・

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2011.07.04

ハリウッド映画ばりに凄まじい、クロアチアのサッカークラブ、ハイデュク・スプリト100周年公式映像が激しく熱くて美しい件

自分は今後も特定の宗教団体にコミットせずに生きていくが、しかしよく考えてみたら、そのかわりに私は「フットボールという宗教」に完璧にコミットしていると言える。それはしばしば論じられるテーマであるが、宗教が持っている要素をサッカーも持っている。特定の教祖というのは存在しないのかもしれないが、あのFCバルセロナも「クラブ以上の存在」というキャッチフレーズで、世界中の「ソシオ会員」という“信者”たちからの「お布施」を集めている。そしてはたして「クラブ以上の存在」って、いったい何なのだろうかとよく思う。
なのでフットボールはしばしば、宗教のそれと似ていて、危険なところもある。

で、危険な部分を含みつつうまく扱うと、それは宗教画と同じように「芸術」にもなる。

クロアチアに、ハイデュク・スプリトというサッカークラブがある。
我々にはほとんど縁遠いマニアックなチームであるが、ひょっとしたら日本代表の伊野波が移籍するかもしれないと最近ニュースになっているクラブだ。
で、このハイデュク・スプリトは地元で圧倒的な支持を誇る名門クラブで、このたび創立100周年を迎えたらしい。
「サポティスタ」というサイトで知ったのだが、YouTubeにはその100周年を祝った様子をまとめた「クラブ公式動画」がアップされている。

5分ちょっとの映像なのだが、これが、とっても激しく美しくてすごい。

映画と同じような質感で撮影されているからか、見事なものである。
街中で100周年を祝う横断幕やらペイントやらが紹介され、そして夜の花火(爆竹、発煙筒)大会? 映像の半分ぐらいでようやくスタジアムでの映像がでてくる(笑)。そして地元のライヴハウスっぽい映像だったり、いろんな人が青と赤のマフラーを掲げて大騒ぎ・・・というノリ。

ちょっと映像を拝借。

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Hajduk01

Hajduk1

Hajduk2

Hajduk3

言ってしまえば単なるバカ騒ぎなんだけど、それを映像のチカラで「ポエム」にしてしまう、この力量と圧倒的な「愛」が、素直にステキだと思う。

もちろん、これほどの熱狂的な勢いが「単なる純粋なフットボール愛」に支えられているわけではないのだろうけど、いずれにせよサッカーは、このような愛とか野心とか忠誠心とか、それこそ宗教のように包み込んで、この地上のあらゆる街に存在しているのだ・・・と思うと、やっぱり私は、生きている限りいろんな「愛のかたち」に触れたいと思い、よりマニアックにサッカー文化を追いたくなってくるのである。

「だって、単なる、サッカーだろう?」と、しばしば思う。
しかしそれ以上の何かがあるから、ここまでの世界を作ってしまっている。
それが未だにうまく言い表せないのだが。

件の動画は以下に。

まるで何かの映画の予告編を観た気分。

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2011.07.03

「きょうと小冊子セッション」・・・の一般公募に間に合わせたい件

Ssslogo11

ついにというかなんというか、ガケ書房と恵文社による共同コラボイベント「きょうと小冊子セッション」の概要が発表された。ホームページは(こちら)。
zine、ミニコミ、といった小冊子が10月に展示・販売されるというもので、この両店が満を持して制作依頼した小冊子などが集まる様子。

そして「一般公募枠」もあるようなので、この4年がかりで作っておきながらなかなか進んでいない私の冊子も、なんとかしてここに合わせて作っていきたい。はじめて「締め切り」が出来たようなものだ。

だってガケ書房と恵文社ですよ。この数年間、急激なzineシーンの盛り上がりがある中であえて沈黙を守りつつ、zineを販売しつづけてきた両店が、zineをテーマにしたイベントをついに京都でやらかすのだから、そのインパクトの射程距離はでかい気がする。


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