「誰しもが人生の初心者である」
駅のホームで地下鉄を待っていたら、4,5歳ぐらいの男の子が高いテンションで盛り上がっていた。
まるで地下鉄に関するすべての事柄について興奮を覚えているかのように。
反対側ホームにやってきた電車をみるや歓声をあげ、どういう車体なのか、どこへ行くのか知りたがったり。
自分のいるホームにやってくる電車は、いつ来るのか、いまどの駅を通過したのか。
電車に乗り込むと、ちょっとの揺れも大げさなほどに驚いたり。
その子は次の駅で降りていったのだが、たしかに地下鉄というのはよくよく考えたらすごいメカニズムであるし、いつも当たり前のように乗っては降りていくだけの出来事も、あの少年のように捉えるとすべてがスペシャルイベントに感じてしまうかもしれない。
「誰しもが人生の初心者である」
という名言のことを思い出した。
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Comments
4年前にタイから帰ってきたとき、自分も何だか
日本の生活で初心者気分になったのを覚えています。
Posted by: ヒロポン | 2011.08.08 09:14
あぁ!そういう感覚を忘れつつあるなぁ…。
どういうことも常に初めてを探し感動できる能力をいつの間にかどこかに置いてきたようで。
まぁ…30歳を超えた私が地下鉄に乗ってその少年のような反応を示したら明らかに不審者扱いされるけれますけどね(笑)
いつも目をランランと輝かせていたいものです♪
Posted by: どっちぃ | 2011.08.08 14:54
ヒロポン>きっとアタマではわかっていても感覚的に戸惑いってあったんでしょうかね。そろそろカンは取り戻しつつあるんでしょうか。
どっちぃ>なんか、たまには子どもの目線で見つめ直す作業って大事なんだなぁと実感しました。目のランランさは失いたくないものです。
Posted by: HOWE | 2011.08.09 23:01