« Zine製本作業 | Main | art-ZINE:冊子型アート・コミュニケーション@金沢21世紀美術館 »

2011.09.20

footie fashion:今シーズンの海外サッカーユニフォームデザインあれこれ

欧州ではサッカーシーズンがはじまり、各チームの新作ユニフォームもお披露目されている。
最近、「FOOTBALL FASHION.ORG」というブログを知り、世界中のサッカーユニフォーム関連が紹介されまくっていて重宝している(こちら)。

そんななかでピーコばりにチェックして気になったことをいくつか。

フランスのマルセイユといえば、伝統的に「白地に水色というさわやかなホーム用ユニフォームがオシャレ」ということでその道では定評のあるクラブである。

ただしアウェイ用だったりサード用ユニフォームでは、ときおり暴発ぎみになってくれる。

今シーズンのサードユニフォームはこれ。


98753bd

どーん。

・・・って、なかなかビミョー。クセの強い配色。

634b8af6

女性が着ると、それなりにオシャレ度が高くなったような気がするが、それでもこのモデルさんの自信なさげな表情が物語っているように、やっぱりビミョーな雰囲気が否めない。「なんでこんなサッカーシャツ着ないといけないの?」っていうような。

ただし、「サッカーっぽく見えない」という意味では、やはりマルセイユらしいというか、あくまで街中で映えるサッカーウェアという路線を意識しているあたりは高く評価しておきたい。

さて、同じフランスでこちらもオシャレなチームウェアで名高いパリ・サンジェルマン。

5891660648_26be410f4c

悪くはないのだが、パッと見ると「赤いレスリング用ユニフォーム」を着ているみたいに見えてしまう。


そしてサッカーユニフォームは、もはや「スポンサー企業のロゴマーク込みでデザインの善し悪しが決まってしまう」という宿命があるわけで。
そんななか、いい感じでロゴがうまくハマっていたのが、イタリアのカリアリ。

Caglialia3

うまいですよね、この感じ。でも胸の「SARDEGNA」が企業名ではなく単にカリアリの地元地方名を示しただけの文言であったら申し訳ない。

で、逆に、スポンサーが何もついていない、という哀しさを示しているものの、
イングランドで今シーズン2部におちたバーミンガム・シティが、かっこいいアウェイユニフォームをリリースしています。

5890568827_8c2b7989b5

Birmingham1112kit

なかなかありそうでない配色。シンプルでよい。これは普通に欲しい。

あと「おおっ」と思ったのは、COPAというメーカーが手がけた「チベット代表ユニフォーム」。
もちろん国として認められていないので、FIFAには未加盟なのですが、ちゃんとサッカー代表チームはあるんです。
これがなかなかすごい。

Tibet3

Tibet2

「旭日旗みたい」と思う人もいるだろうけど、ともあれある意味これはデザイン的にもすごいトンガったところを突いている気がする。背中の文字のフォントとかも、なんともいえない。

さて、最後に紹介したいのは、このブログで近年やたらプッシュしているドイツはハンブルグのパンクなサッカークラブ、おなじみザンクト・パウリ

ええと、だいたい「新シーズンのユニフォームお披露目」みたいなイベントでは、クラブ所属の選手たちがモデル役となってユニフォームを着てカメラの前に立つのが普通なのですが、このチームはどうしてもパンク精神にのっとって、そういう「前提」を崩してしまいたくなるみたいで





























15_1112stpauli

「 誰 や ね ん !  こ の オ ッ サ ン た ち !」

といいたくなるわけです。
「今年、勝つ気あんのかっ!?」とか思われかねないノリ。
いやはや、さすが。
たぶんサポーターか何かの人たちです。

15_1112stpauli_a
15_1112stpauli_h01
15_1112stpauli_t

でも3種類ともユニフォームはそれなりにオシャレ度が高いと思える。そのあたりも含めてザンクト・パウリは期待を裏切らない。
なので、トータルのところで「わかっている」んですね。そういう人々がマネージメントする組織っていうのは、逆境に強いはず。

ちなみにハナシは変わって、最近知ったのだがこのザンクト・パウリ、「スタジアムに世界初の保育所を併設した」と話題になっていた(こちら)。「究極の刷り込み教育」と評されている。

保育所の名前が「海賊のすみか」っていうセンスも秀逸。

Stpaulis

でも保育所においても、このチームの黒いボールにはドクロマークなんだよな。そこは容赦しないよな。さすがである。

なんていうか、本気なんだかジョークなんだか分からないところを真剣にやり遂げるその根性ってホレボレする。
ザンクト・パウリ、今シーズンは残念ながら2部リーグに降格しているけど、どこまでもその独自性を保っていてほしいものである。


|

« Zine製本作業 | Main | art-ZINE:冊子型アート・コミュニケーション@金沢21世紀美術館 »

Comments

Cagliariユニで連想したけど、トイザらスがスポンサーしたら、こんな感じですかね。

Posted by: toyotti | 2011.09.21 at 01:54

toyotti>なるほどな、トイザらス。それっぽい。イタリアにはなさそうだけど(笑)

Posted by: HOWE | 2011.09.21 at 22:10

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/18060/52785804

Listed below are links to weblogs that reference footie fashion:今シーズンの海外サッカーユニフォームデザインあれこれ:

« Zine製本作業 | Main | art-ZINE:冊子型アート・コミュニケーション@金沢21世紀美術館 »