なんてことだR.E.M.が解散するなんて
今日の衝撃的なニュースは“世界で最も重要なバンド”と言われ続けたR.E.M.の解散が発表されたことだ。
アメリカのロック史のひとつの時代が終わっていく。
ていうか、ローリング・ストーンズもU2もR.E.M.も解散することはないバンドだと思われていたはずだ。
それを思うとこのニュースが及ぼす衝撃というのは大きい。
いま思い出すのは、日本語版の『ビッグ・イシュー』の創刊号の表紙を飾ったのはこのバンドだったことだ。じつは日本ではローリング・ストーンズほどの知名度はないバンドだが、『ビッグ・イシュー』という雑誌のもつ社会的な意味合いを考えると、R.E.M.のような「良心のロック」みたいな存在がマッチしていたのは言うまでもない。
中学生の私にとってはこの『シャイニー・ハッピー・ピープル』がはじまりだった。「ハッピー」というカタカナ語に触れるたびに自分にとって頭で流れてくる曲かもしれない。
いまYouTubeを眺めていて、なんだか貼り付けたい動画がたくさんあるが、
ここはバンドの終わり、ということもあるので『Its the End of the World』でとどめる。
ブリティッシュ・ロック至上主義な自分としても、「でもアメリカにはR.E.M.がいるからなぁ」という気分でいたわけだが、もうそういうことを考えることができないというのは寂しすぎる。自分に残されたのはなんだ、ソニック・ユースとディアフーフぐらいか。
以前このブログでR.E.M.について書いた印象的な記事としては「アイ・リメンバー・カリフォルニア、もしくは追憶の波」という5年前の記事がある。よければこの記事も見ていただければと思う。
Comments
お久しぶりです。たまたまblogを久しぶりに拝見しまして、タイムリーにREM。REMのこと書いてるだろなーと思って見たわけではないんですが、なんか運命的です。
僕もREMの解散には衝撃を覚えました。同じく、解散することはないだろうと思うようなバンドです。タテーシさんほどの思い入れはないにせよロックリスナーとしては寂しい限りです。遺作となった今年のアルバムよかったんすけどね。。。
Posted by: hirsohi@studypunk | 2011.09.23 01:28
hirsohi@studypunk>ごぶさたです!さすがですね、たまたま観た日にREMネタ。やはり長いことやっているバンドが終わってしまうのは、何であれ驚いてしまいますよね。
Posted by: HOWE | 2011.09.26 18:45