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2011.10.06

任せられる「顔」、酒井宏樹

明日の日本代表×ベトナム代表が神戸のホームズスタジアムで行われるが、おそらく用事でテレビで観ることもできない。
ザックジャパン、今回はどのようなテストを経て予選に臨むやら。

で、今回は2試合とも関西で試合をこなすが、私が気になっているのは、A代表初選出の

U22_sakaihiroki

柏レイソル・酒井宏樹、この人に尽きる。
よく選んだ!(清武の代わりだが)

いやもう、今シーズンあらためてJリーグをしっかりチェックしていて、個人的に「タテーシ年間MVP」を与えたいぐらい、たぶんたまにテレビでみるときに限って調子がいいのか分からないが、とにかく右サイドバックとしてすごい人材がでてきたなぁと感心しきりですよ。体格もゴツいし、それでいてスピードがあって、そんでもって高精度のクロスボールをガンガン放り込んでくるわけで、今年昇格したレイソルが優勝争いにからんでくる快進撃の文字通り一翼を担っているのがこの若いU-22代表選手だったわけだ。

それがこうしてA代表にも選ばれ、Jリーグでいいプレーをしていれば必ず代表入りができるんだと、多くの若手選手にも勇気を与えたと思う。

で、普段の生活では、他人の顔についてあーだこーだ言うことは慎むべきなのだが、有名な芸能人やスポーツ選手については、それが許されると思うので、あえてこの場で私は酒井宏樹の「顔」について語りたい。

U22_sakaihiroki

この顔は、「安心してボールを預けられる顔、任せられる顔」だ。
どんなに苦しい時間帯であっても、なんとかこの顔にボールを託せば、いいクロスがあがってきたりしそうだ。や、実際そうなんだけど。
もしこの顔がボールを奪われても、この顔だったら、意地でも食らいついて必死にボールを取り返してくれそうな、そんな顔だ。

・・・と、私は今シーズン、酒井宏樹をみていると、ついそんなことを考えてしまうのであった。
気を悪くしたらごめんな、酒井。
でもこの顔は、今後の躍進を願わずにはいられない。
ていうかサイドバックというポジションは、世界的にも人材難だと思っているので、このまま順調に成長をしていってほしい。長友と酒井の日本代表というのは、インターナショナルなレベルでもものすごいサイドバックを形成することになるんじゃないかと。二人とも「いい顔」してると思うんだよな。「顔つき」というべきか。あ、ふたりとも「どことなくゴリラ系」みたいな括り方もできるかもしれないが、それはそれとして。

というわけで、神戸のベトナム戦、大阪のタジキスタン戦、観戦される方はぜひ「この顔」にも熱視線をお願いします。ブラジルW杯のころ、もしかしたらウッチーからポジション奪っているかもしれませんよ、この顔は。

それと、またぜんぜん話題代わるけど、乾貴士、ボーフム(ドイツ2部)で1ゴール1アシストとか、もう完全にチームのエース級の大活躍ですってば。メディアはあまり取り上げないだろうけど、実はいま海外組の日本人でいちばん充実しているシーズンを送っているのは彼かもしれませんな。


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