zine冊子の化粧裁ちの作業
Zine冊子『DIY TRIP』、おかげさまで「きょうと小冊子セッション」で販売中です。イベントは今週末までです!
さて、そんななかで、500部刷ったぶんは、まだすべて作業が終わっていなかったりする。
今回こうして初めて冊子のかたちで作って、「あ、Zine冊子づくりナメていました」と思うことが多々ある。
その最後の難関というか、でも好きでやっていることだから「難関」だなんて言ってもしょうがないんだろうけど、でもどうしようもなく難関的なムードでこなしてしまう作業、それが「化粧裁ち」である。
これは、中綴じ製本のようになると、紙の端っこが段々になってしまうので、それをキレイにそろえるために、カッターで切っていく作業である。
つまりこういうことだ。
鉄の定規をあててしっかり固定して、そして紙の端っこ(小口という)を何回かカッターでなぞるように切っていくわけだ。
ええとですね、すでにこの冊子を手に取った方のなかには、ごくまれに、ちょっと紙の端っこボロボロなんじゃない? っていう場合があるかと思いますが、すいません、としか言いようがなくて、それはすなわちストレートに言うと「失敗しているパターン」です、はい。「失敗」というと聞こえが悪いので、「苦闘した跡」とでも言いましょうか。あ、どのみち失敗は失敗かもしれませんね。す、すいません・・・・本当に・・・
「 ご め ん ね !」
やはり、段々になっている紙の束を切ると、どうしても「切り損ね」という部分ができてしまうようで。
今回の冊子は80ページほどあるので、初めて作る冊子でこれだけのページ数を設定してしまったことを、私はこの作業の段階において非常に後悔したわけである。「次回作るときは、絶対ページ数を抑えよう」と誓った。
ちなみに、カッターの刃はこまめに替えたほうがいい。
あと、この作業をやるにあたって、いろいろネットで調べた結果、とてもいいグッズをみつけて、それがこの鉄の定規で
裏に滑り止めがついているのである。これがとってもすばらしい。
まさに、Zine冊子づくりをしなければ、まず出会うことも買うこともなかったであろう定規。
アマゾンでも買えるのであった。
そうして化粧裁ちを1部ずつやって、透明ビニール袋(ストアデポで購入した『ピュアパック S-A6』)に入れていく。
毎回「うまく切れるかどうか」がヒヤヒヤものであるが、少しずつ慣れてきたので、最近はテレビでサッカー中継を観ながら(ていうか実況の音を聞きながら)切りまくっていたりする。
この作業はさすがに自分一人でやっているので、最後の最後は作者本人が袋詰めまで責任をもってやっています・・・って、なんだか「私が育てました」のシール入りの農作物を作っている気分。
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Comments
エルゴラっ!(ノ∀`)
Posted by: showちゃん | 2011.10.28 11:26
showちゃん>ナイスツッコミ。
Posted by: HOWE | 2011.10.28 22:22