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November 2011

2011.11.30

なでしこ佐々木監督の秘話?

京都にサッカースタジアムを!「地域に根ざしたスポーツ文化の創造」
という講演会が京都で行われたので、無料だったし聴きに行ってみた。
メインはなんといっても、なでしこJAPANの佐々木監督の基調講演だ。おかげで会場満員。この会場に来た人がみんな京都サンガをサポートして、京都市にスタジアムを作ってほしいと心底願う人たちであればすごいなーっていうぐらいの、本気の超満員(ご婦人参加率、高し)。

で、佐々木監督、やはり話がうまい。
「コミュニケーション力」を重視していると言っていたが、まさにご自身がそのお手本のようだった。
だからこそ、選手とのやりとりもうまくいくんだろうな、この人だったら。

講演の内容は、まぁ予想できる範囲での「なでしこW杯優勝のプロセス」についての語りであった。
で、おそらくあちこちで同じような話をしていて、そこで用意していたパワーポイントのスライドのなかに「指導者としての原点」というページがあったのだが、そこには「父親の教え」という話と、「NTT関東(現在の大宮アルディージャ)の社会人時代に学んだこと」というふたつの話について書いてあって、講演のなかでそこについてはほんの少し軽く触れたのだが、まさに私は「そこ! そこの話がもっと聞きたい!!!!」と思ったのである。

「父親の教え」というのは、「そこにゴミが落ちていて、それを拾うか無視するか、その違いがやがて大きくなって、サッカーのプレーにも影響する」といったことで、「生活のなかの何気ない心配りや気持ちの持ちよう」が、サッカーや人生全体に影響を及ぼしていくといったことだ。そういうことを意識的に教え込む父親もすごいし、ちゃんと受け止める佐々木少年もえらい。

そしてもうひとつ、NTT関東時代に学んだことということで、ほんの少し話のなかで触れていたのだが、当時の仕事のなかに「電話料金の取り立て」というのがあったそうだ。たしかにサッカー部員の、若くて屈強な社員選手に回ってきそうな仕事である。で、当然ながら料金を滞納する客の相手は大変なのである。そこで若き日の佐々木監督は「なんとかしようと、いろいろ工夫を重ねたんです」とのこと。その工夫が具体的に何だったのかは語られないまま、時間の都合上すぐ次の話題になったので「うわーー! 気になる-!!!」となった(もしかしたらそういう話は、佐々木監督の著書で紹介されているのかもしれないが)。

つまり、佐々木監督は「試行錯誤しまくる人」なのである。電話料金の取り立てがうまくいかず、「くそっ!」となってそこで留まるのではなく、「なんとかうまい方法はないかなぁ」というふうに方向性をシフトしていく人だったわけである。
まさにサッカー的人生の面白さを体現しているとも言える。サッカーもまた、試行錯誤の姿勢が求められる。いくら才能があっても、臨機応変に自分を作り替えていくような局面は必ず訪れるし、そのときに取るべき態度によって息の長い選手になれるかどうかが変わってくるように。

そういうことを「原点」と捉えるからこそ、佐々木監督はあのなでしこJAPANを、あの女子サッカー選手たちをまとめあげ、勝てる組織を作っていったのだと、あらためて納得した。
自分のやり方がうまくいかなかったら、リーダーとして「黙って従え!」となるのは簡単である。
でも佐々木監督は、おそらく、そうしなかったのである。
あれやこれやと考え、自分と性別も年齢も異なる女子サッカー選手たちとの関わりを工夫しまくり、コミュニケーション力を駆使して、そうやって信頼関係や強い結束力を築いていったのではないだろうか。

なのでステージの近くから拝見した佐々木監督は、カリスマ性あふれる切れ者のリーダーというよりも、「工夫を楽しみ、チャレンジを楽しむ、ちょっと楽天的なオジさん」のような雰囲気だった。それこそDIY的な生き方が目指したい境地でもある。


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2011.11.27

いしわたり淳治ブログ「わすれないように」

本当はいろいろ他に書きたことがあるのだが、
ひとまず、さきほどたまたま久しぶりにみた、元スーパーカー、いしわたり淳治氏のブログ。
タイトル「わすれないように」

そういうごく当たり前な出来事だけでも
変に涙が出そうになってしまって困った。
おそらく、両親にとって人生でいちばん多くの
「生まれて初めて」を経験した5日間だったと思う。

まさに、忘れたくない記事。「そうそう、そうだ、本当にそうだ」と思った。
こちら)より。

そして今自分は、そんなスーパーカーの曲をひとまわり下の学生さんたちとバンド組んで演奏していたりする。
そんなひとときも、ときおりふと涙が出そうになるような瞬間がある。


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2011.11.26

Lilmagさんでも『DIY TRIP』販売していただいてます

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いつもお世話になっている、オンラインショップLilmagさんでも、『DIY TRIP』を扱っていただくことになりました。
ありがとうございます!
Lilmagさんでの紹介ページは(こちら)。
ブログでも紹介していただいています(こちらより)。

そしてLilmagさんのブログでも告知されていますが、本日26日(土)は東京ZINESTERギャザリング第6回ということで(詳しくはこちら)。毎年この時期に行われる有数のイベントでありまして。個人的にはなかなか行けずじまいなので、関東におられる方は私のぶんも楽しんでみてほしいです。


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2011.11.24

2週間限定書店「三条富小路書店2」にてDIY TRIP販売させていただきます

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つぎは、この2週間限定書店「三条富小路書店2」にて、『DIY TRIP』を販売させていただきます。
第一回目のときに、このイベントを訪れていたのですが、ギャラリーh2oのなかに無数のZine小冊子が展示販売されていて圧巻でした。

公式ホームページは「こちら」へ。

いまサイトをみたら、12月17日にはミルク王子による「ミルク道入門」なるイベントもあるとか。私は以前「パン列車」のイベントでミルク王子とはじめて謁見できたのですが、さすが王子でした。牛乳の奥深さを思い知りましたよ。


12月6日~18日、12:00-19:00のあいだ、京都市中京区富小路通三条上ル福長町の「ギャラリーh2p」にてオープンしています。アクセスマップは(こちら)。

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2011.11.21

フェールラーベンのコートにワックスを塗る

もう6年ほど前になるのだろうか、アウトドア用品の「フェールラーベン」で、思い切ってコートを買ったのである。
小さく入ったスウェーデン国旗のタグがオシャレに思ったのと、独特の首回りのデザインが気に入った。
そうして自分ははじめて「アウトドアのコート」を体験したのだ。

で、このコートが自分にとっての「コート観」を変えてくれた。
たぶんアウトドア用品のコートってどれも似たようなものなのかもしれないが、とにかくコートを着ることで、「体を温かくする」というのではなく、「寒くならないようにする」という方向性を持っているコートがこの世にある、というのは驚きだったのである。
この違いは似ているようで異なる。
着ることで「温かくする」というのは、「ひたすらプラス」の発想で、
着ることで「寒くならないようにする」というのは、「プラスマイナス、ゼロ」に保つことを意味する。

したがって、このフェールラーベンのコートは、着始めて外に出ると、最初は寒く感じるのである。
しかし徐々に体を動かして、歩いたり自転車をこいだりしていると、ずっと「一定の快適さ」が保たれるのである。
寒すぎず、熱すぎず。
蒸れないように、うまくできている。

というわけで、私は冬の間、ほぼ毎日このコートばかり着てしまう。
機能性の良さで、手放せないのである。
さらに、私の買ったコートのシリーズは、「G1000」という独特の素材によるもので、このG1000は防水性や防風性にすぐれており、おそらく私の感じている快適さにも関与しているのかもしれない。
雨の多い冬のシアトルも、そして数十年ぶりの大寒波と大雪におそわれたときのロンドンも、このコートで乗り切ってきた。

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そしてなぜかこのコートは、背中に大きなポケットがあって、なぜこんなヘンなところにポケットが・・・と思ったが、これは言うなれば、サイクルウェアと同じ構造になることに気づいた。
つまり、「冬に街中を自転車で走る人のためにデザインされた」というコートでもあるのだ。これは自分なりに出した結論ではあるが、そうじゃないと背中にポケットなんてつかないと思う(あるいは山登りのときに使い道があるのだろうか。そこはよくわからない)。そして実際、このコートは自転車に乗るときにちょうどいい着丈であり、首回りも風の侵入を受けないようにできていて、本当にどこまでも利用価値が高い。

で、このG1000の素材の性能をキープするために、別売りの「ワックス」が存在する。

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この服を着続けて6年目にして、ようやく私はこのワックスを買ってみようと思ったのである。
そうでなくても、これまでもずっと防水性能は保たれていたので、あまり必要性を感じていなかったのである。

で、ひさしぶりにフェールラーベンのショップにいき、ワックスを手に取って、そのままレジにいった。
そして「私は今持っているコートがあまりに気に入っているので、他の商品を新しく買う気にはなれないのですいません」と店員さんに言ったら笑われた。
そのとき店員さんにはワックスの使い方を丁寧に教えてもらった。ちなみにいままでシーズン前になるとクリーニングに出していたのだが、G1000の性能を考えると「クリーニングは絶対出さないでください。水洗いして干してください」とのことだった。そうなのか・・・

というわけで、コートにワックス(蜜蝋)をひたすら塗っていく。
白っぽくなる部分がワックスを塗ったところ。

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そうして、店員さんのアドバイスにしたがい、布きれをあてがって、上からアイロンをかけていく。
そうするとどんどん白い部分が消えていく。ロウが布に定着していく。

たしかにこれをコートの全体にかけていくのは、面倒な作業ではあった。
でもこの作業を通して、よりいっそう、このコートにたいする愛着を高めていくのも確かだ。
そりゃあ毎日着続けたら汚らしいし、同じようなコートをもう一着買えばいいのだろうけど、なかなかそういうわけにもいかず。それに、これとまったく同じモデルじゃないと、なかなか満足できないかもしれない。
なのでやはりこの冬も、こればっかり着ていると思う。

(さすがにスーツ用に別のコートを、ようやく昨年買った次第・・・)

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2011.11.20

おおさか小冊子セッション

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都合によりちょっとだけだったが、会場に来ることができた。『Meets』で取材していただいた竹内さんにもお会いできてよかった。
会場は萬福寺というお寺さんだったが、ここはいろいろイベントを実施しているところらしく、なんだか不思議な空間。本当はしまおまほさんトークショーが気になってしょうがないところだったが、時間が合わないので泣く泣くスルー。
写真には撮れなかったが、スタンダードブックストアさんが持ち込んだ木製の屋台にはグッときた。まさに「本の屋台」。運び込むの大変そう。商品よりも、木製屋台そのものに目を奪われてしまったが、たまたま下の方にあった存在感たっぷりの赤い本『アート・スピリット』を何かの縁だと思って衝動買いしてみたり。
そして会計を済ませたら、そのうしろに、このブログを久しぶりに見てくれて会場に足を運んでくれた社会調査士R時代の仲間miwakichiとバッタリ。『DIY TRIP』をお買い上げ。あざーっす!
なのでmiwakichiとランチをいただく。お互い「旅」について並々ならぬ情熱を燃やしていることが相変わらずだということが分かってよかった。そしてお酒が飲める人は、旅先で出会う酒について美味しそうに語れるのがうらやましい。そして調査士Rのみんなも元気かなぁ、と。

それにしても、新しい大阪駅ビル、確実に一回は案内表示をみないと、以前のように駅北部エリアから南部エリアへと目的地に向かってスムーズに歩けない。子どもの頃から梅田界隈を歩き回ってきたつもりであっても、最近はたまにしか来れないがゆえに、一気に「お上りさん」へと貶められていく(笑)。ここまで大規模に街全体を作り替えると、こうも動きにくくなるのか、と呆然とする。

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2011.11.18

cafe prinz 秋市

そうして案の定ブログの更新が滞る。
しかしこの数日間は、ある意味で個人的に今シーズン最大の山場だったかもしれない。

インフォメーションその1として、夏に組んだバンド、ワルシャワ・ドロップ&ロマンティックが来年1月19日~20日の「音都弁当」という大学のイベントに出場が決定。ドラムのアラーキーの奮闘ぶりのおかげで。文化祭の出場を逃したあとに、ちょっと停滞していた部分があるのですが、また個人練習にいそしむ所存。

インフォその2。京都は左京区のカフェ、prinz(プリンツ)では明日19日と20日に「秋市」が開催されるのですが、20日はガケ書房さんが出店され、そこで『DIY TRIP』も販売していただけるとのこと!(くわしくはこちら
実はプリンツって昔から行きたかったカフェで、でもなかなか外観のオシャレすぎる建造物としてのたたずまいに気後れしてしまう部分もあったので入らずじまいだった。しかしこのあいだ夜に一人で思い切って入ってみたら、想像以上にとっても過ごしやすい空間で、そのときたまたま持っていたハウの原稿を2時間ぐらい書き続けることができてよかったのである。なんかこう、ものづくりをしたくなる、適度な空間や距離感に満ちていた。

ほかにも紹介したいZineの話や上司のSさんからいただいたネタなども書きたいが、ひとまずエネルギーが回復してから・・・。そして今年のJリーグものこり3試合。

11月といえばこの曲、『ノーヴェンバー・レイン』。

この曲のビデオクリップもなんだか印象的で。


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2011.11.15

謝りたい気分

今回載った『Meets』のインタビューで、タテーシは「ブログに書くことは日常にいくらでもあるのだ」みたいな話をしているが、

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「ごめん! 言い過ぎたかも!」

という気分でいる。

そりゃあ、まったくネタなんてないように思える日がほとんどだよなー。
書きたくても書けない日だってあるよなー。

とかなんとか。

でもまぁ、それでも書いていきましょう。
何に向かっているのかはわからなくても、
書くことでしか前に進めないと思うのですよ。

━―━―━

北朝鮮戦が16時キックオフになった明確な理由って何なのか知らないまま今日をむかえた。
たいして時差も変わらない国なんだが。

あと、いま今夜のニュースをザッピングしているが、私の記憶ではジーコジャパンのときの北朝鮮戦のときはもっと重要な扱われかただったような気がするのだが。
スポーツと政治は別だとかいう人はいるが、そうでなくてもこの試合は政治的問題がちらつくイベントだったわけで、なんだこれ、TPPのことしか政治的議論をしちゃいけない時期なんでしょうか、これは。

ニューヨークの反格差デモでは深夜に突然強制撤去の動きが。
これって、政府の側が「闇討ち」という行為をすっかり容認していることを示していて、なんだかなぁという気分。
やるなら昼間に堂々と来いよ、と。
まるで卑劣なテロみたいだ。


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2011.11.14

グーグルのストリートビューをランダム表示してくれるサイト

スカパーの「エコミュージックTV」が好きだ。ってこの話何回もしている気がするが、とにかく「どこかの外国の風景が延々と流れていて、BGMがダラダラと流れる」という、子どもの頃に「あったらいいな」と思っていたようなチャンネルが現実のものとなっているかのようで。

つまりは、前回の記事と同様、「よくわからないが、海外の風景っていいよな」という気分でずっと生きている。

で、そんな私にとって「おおおー」と思えるサイトがある。
「Map Crunch」というサイトだ(こちら)。

これは、ただひたすら、グーグルの「ストリートビュー」を、ランダムに表示してくれるのである。

Mapcrunch1_2


右のメニューの「GO!」をクリックすると、次々と、「適当な、どこかの国の、どこかの場所」のストリートビューが展開されていく。

それだけ、だ。

でも、これがなかなか面白い。

絶対に旅行では行かないような、「よくわからない場所」につぎつぎと運ばれていく感覚。

Mapcrunch2

で、このように収録されている国をクリックして青く反転させると、その国からのみランダムに選択されるようになっている。

Mapcrunch3

そして右上の「myMap」をクリックすると、いま表示されている写真の場所が地図上でどこにあたるかが表示されたりする。

景色って、それだけでひとつの絵画作品みたいなもので、そして当たり前だけどどれひとつ同じものがない。生きているあいだにどれだけの風景が見られるのかと思うと、こういうサイトを利用して、たとえヴァーチャルなものとして体験されようとも、それでもやはり気分は盛り上がったりする。

あらためて、リンク貼っておきます

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2011.11.13

Books DANTARIONにはじめて行く

遅ればせながら、実に遅ればせながら、大阪・中崎町に実店舗をかまえたBooks DANTARIONにはじめてお邪魔する。関西におけるZineの書店といえばダンタリオン、ということでそれはもうお店が出来たこと自体がすごいことなのだが、このお店が入っているサクラビルという場所自体が、まさにZine冊子の雰囲気のようにユニークかつインディペンデントなお店の集合体みたいになっていて、味のある古びたビルの具合が良い。ご無沙汰していた店長の堺さん、私の顔みるなり「『Meets』読みましたよ」と言ってくださって恐縮。

お店のなかにはZineだけでなくギャラリーや作業場のようなスペースもあって、そして内装もすべてDIY精神でハンドメイドで作っていったそうだ。そう思うと中崎町の全体的なムードも、ポイント・ポイントで手作りのお店の集積みたいな感じがしていて、地続きでDIYムードが広がっていく感じが心地良いのかもしれない。そこにZineの発信基地ができたわけだ。「中崎町は一時期のブームが終わって客足は落ち着いている」とのことらしいが、立地条件も含めて、中崎町は今後も独自のムードをかもしだしながら、留まる側も訪れる側も楽しめるエリアになるんじゃないかと思ったりする。


さて、いくつかZineを買わせてもらったが、とくに魅了されたのは外国のZine、『AND THE SUN GOES DOWN』 by Queenie Rosita Law。

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シリアルナンバーは77番。

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私は、このように外国人が写真だけでつくるZineが以前から好きで、「なんで外国人がつくる写真って、こんなにかっこいいんでしょうねぇ?」という話をしたりする。なぜ日本人の作品ではなく外国人なのか、写っている風景の問題なのだろうか、では日本人が海外で撮影した写真だけのZineはどうなんだ、といろいろ考えてしまう。

こういうのをみるにつけ、自分もいつか写真をメインにしたZine冊子も作ってみたいと思うのである。
ただ、未だに「これはZineに載せたい」と思えるような写真を撮ったことがあまりない。やはり「意識して撮り続ける」という作業をこなしていくことが必要なのだろう。

ただこのZine『AND THE SUN GOES DOWN』について言えば、紙質だったり、印刷の具合だったり、見せ方だったりがすべてのポイントにおいて自分のツボに入ってくるのである。自分はとくに印刷フェチだったり紙フェチだったりするつもりはないのだが、しかし身体感覚的に「このZineは手元に置いておきたい!」となることがある。そこには電子書籍にはない「中身だけじゃない、本の魅力」があるのだろう。

そしてダンタリオンさんでは『DIY TRIP』の取り扱いもしていただけることになりました! また後日納品をさせていただく予定。ありがたいです。


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2011.11.12

タジキスタン戦、4対3。や、スコアのことじゃなく。

つい先ほど、ウズベキスタンvs北朝鮮が1-0の結果になり、日本の最終予選進出が決定。これは本当によかった。北朝鮮でのアウェイを消化試合にできる。

サッカーW杯予選・タジキスタンvs日本は、NHK-BSの使っていた映像が現地テレビ局の映像なのか知らないが、これまで体験したことのないぐらいの酷い様相を示しており、アマチュアカメラマンが撮影してんのかと思うぐらいグニャグニャしたカメラワークが気持ち悪かった・・・と思ったが、いま調べたら、4:3比率の放送でやっていたらしい。だから異様に見にくかったのかもしれない。つまりのところ結局、現地からの映像だったからか。
もしかして裏のフジテレビも同じ映像なのかと思ったら、そうでもなく、しかも画質も良かったから、結局フジテレビを選んでみていた。
NHKには受信料を払っているのだから、こういうとき心底むかついてしまう。

━―━―━

『WIRED』で取り上げられていた、「グレイトフル・デッドのビジネス論」がすごく気になる。「デッド式マーケティング」とか言われてる。
記事はこちら
彼らのライヴを体験したことはなく、音楽もほとんど聴いたことはないのだが、「デッド・ヘッズ」といわれる、バンドとともにツアーを回ってくらす熱狂的ファンのことについてなどは以前からなぜか知っていた。このバンドは古くからライヴ演奏の録音を許可し、そのテープを売ったり交換したりすることでファン同士のコミュニティも独自の発展を遂げていたりする。ヒットチャートとは無縁でも、ファンを大事にして、ユニークかつ地道なライヴツアーをひたすら繰り返すことで、独自のブランドやサービスを形成していくわけで、なるほど、ソーシャル・ビジネスのハシリみたいに捉えることができるのか。

関係者に取材してわかったのは、デッドがとにかくファンを第一に考えていたということ。そしてそれが、バンドに金銭的に負担をかけることになったとしても、とにかくファンを優先した。デッドにとってのファンは、単なる消費者ではなく、自分たちと対等なパートナーだったんだ。

このあたり、いろいろな業態にも通じる話かもしれない。

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2011.11.10

衝撃を受けたZine

「うちの子どももね、Zineを作っていました」

と、上司のSさんが職場に持ってきたのが

『しりたろう』

と表紙に書かれた4ページほどの小冊子。

お子さんと、その友だちが連名で書いたお話だった。
川でおじいさんが見つけた「しり」から、しりたろうが生まれて、猿やゴリラやオラウータンを仲間にして鬼退治にいったけど負けて、しまいには「どこにいってたんだ」とおじいさんとおばあさんから叱られるというストーリーだった。
4ページのうち、ラスト2ページが空白で、唐突に物語が終わっていくというプログレッシヴさ。

いまの子どもたちも、ちゃんと小冊子セッションしているのだということを知った。

━―━―━

KEIKO姉さんの病状は快方に向かっているとのことで、ちょっと安心しているが、いずれにせよglobeをあらためて聴きたくなる、この数日間。

このあいだ見つけた、この『Love again』の、トランス・バージョンがものすごくグッときていて。

トランス・ミュージックってネットラジオとかで聴いていてもなぜかすぐ飽きるんだが、考えてみると「顔と名前を知っている人が作るトランスミュージック」というのは、これほどまでに楽しく聴けるのか、と。“TK”小室哲哉の作品についてはどうしたって自分は評価が甘くなります。それはもう、どうしようもない。

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2011.11.08

次は「おおさか小冊子セッション」だ。

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IN/SECTS Vol.4発刊記念
『おおさか小冊子セッション』
場所:大阪堀江 萬福寺(地下鉄 四ツ橋駅 ⑤番出口より南西へ5分 堀江公園南側)

日時:2011年11月20日(日) 12:00~19:00

入場無料(トークショー+ライブは2000円)

※トークショー+ライブの予約はinfo@insec2.comまで、来られる方の人数とそれぞれのお名前を明記し、件名を『OSS予約』とし送信ください。定員は先着限定70名です。キャンセルが出た場合、当日入場を受け付けます。トークショー+ライブの開演時間は決定次第IN/SECTSのウェブサイトにてお知らせいたします。
主催:IN/SECTS編集部

共催:恵文社一乗寺店 ガケ書房 Pulp

先月開催された京都の個性的な2書店、恵文社一乗寺店とガケ書房によるイベント『きょうと小冊子セッション』。その大阪版を谷六発ローカル・カルチャーマガジン『IN/SECTS』 Vol.4発刊記念も兼ね1日限りで開催いたします。当日は堀江公園横の萬福寺を舞台に、セレクトの作家による小冊子の閲覧販売や大阪の書店等による古本市、フードの出店やトークショーにライブも、と賑やか内容になる予定です。どうぞご参加くださいませ。


ということで、次は「おおさか小冊子セッション」へと展開していくのです。
しまおまほさんトークショー!が気になって仕方ありません。『DIY TRIP』読んでほしいなー。

━―━―━

ここ連日、「時間できたら、ゆっくり話せたらいいよなぁ」と思っていた人たちと夜な夜な語ったり励まし合ったりやる気をもらったりしている。
幸せなことだと思う。
震災以後、本当にいろいろなことが起こりまくっているのではあるが。

2011年は、自分にとって忘れられないことがたくさんあった。
まだあと二ヶ月はあるんだが。
さっそく年末気分モード。
急に冷え込んできたりもするし。

でもそんな2011年の締めくくりは、ロンドンで迎えることに決めた。
とにかく今はそのことが楽しみでしょうがなくて。きっとむちゃくちゃ寒いんだろうけど!

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『ホーム・アローン』ってDIY映画かもしれない?

かねてから「DIY精神を語る映画祭」を個人で楽しむ小規模な範囲でやりたいなーとか思っていて、でも持ちネタが『アポロ13』と『冒険野郎マクガイバー』ぐらいしかないなぁ、となっていた。

で、まったく見た覚えはないのだが、うろ覚えとして『ホーム・アローン』っていうのも、ある種DIY精神に満ちたストーリーじゃなかったっけ? と。
ピンチの状況に追い込まれた少年が、家中のあらゆるリソースを駆使して泥棒を退治するっていう。
間違っていたらすいません。

その流れでいうと『ダイ・ハード』シリーズもDIY的かもしれない。パート2がとくにお気に入りなんですが。

あ、それと!
『ウェールズの山』もDIY映画かもしれない!!
この記事書くまでまったく記憶から遠ざかっていたが。
確かスカパーか何かで見て感動した覚えが。これはマジでDVD仕入れようかな。

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2011.11.07

大学の今後についての自分なりのメモ

オフィシャルな意味では一緒に学んだ関係ではないが、ある意味で「一緒に学んでいた」かのような不思議な関係であった、同い年のSRくんのご結婚記念2次会パーティー。
おめでとうございます!!!
そしてみなさんお疲れ様でした。

━―━―━

3次会の場でたすくんや久しぶりに会う卒業生の方々と話をしていて、大学の今後について、はじめて「あ、そうか」となったことがあるので、以下自分のためのメモ。

あらかじめ断っておくと、とてもビミョーな話題になるので、いまから書くことはすべて「たとえ話」で展開するので、分かりにくい話になるかと思います。

サッカーで例えると。

サッカーのポジションでいうところの「リベロ」という名前で呼ばれるポジションがある。
でも現代フットボールの世界では、あまり最近そういうポジションが言われなくなっていて、実質的に「消滅」した呼び方となったとしよう。
で、その状況において、たとえば自分は「リベロ」というポジションに強いこだわりをもっていたとして、そしてこれからサッカープレーヤーを育てる側になったときに、どうにかしてリベロのポジションについての面白さや重要性を知って欲しいと思ったとする。
でも一般的にはすでに「リベロ」というポジションについて語ることは時代遅れのような感じがして、そしてあまり現代フットボールでは重要視されなくなってきている状況において、どうすればいいか、という問題がある。

そのときに、「リベロ」の消失を嘆いたり文句を言ったりする気分にもなるのだが、とりあえずそれはそれとして、今後取り得るべき方策として可能性を見出すとすれば、サッカーをはじめた子どもにたいして「君が今やろうとしているプレーは、それは『リベロ』のポジションみたいなものだよ」という方向付けを個別に、積極的に与えていく、というやり方があるのでは、と。
そのように言われたサッカー初心者の子どものなかで「リベロって、何?」となったら、しめたものである。
そうなると今度は「サッカーの歴史において、リベロというポジションでどのような選手がどういうプレーをしたか」を学んでもらうきっかけが生じる。

それが積み重なれば、たとえ現代フットボールで「リベロ」というポジション名称が消滅したとしても、「リベロの本質」みたいなものが脈々と学ばれていき、ひいては「自分はリベロをやっている」と思ってもらえるチャンスも広がっていく。そこから個々の選手がプレーヤーとして自ら成長していく。(いろんなポジションを体験しながら)

つまり、「リベロ」という呼び方がなくなったからといって、リベロのポジションそのものがなくなった、という極端な結論には絶対にもっていかないようにする、と。呼び方がなくなるのは確かにやっかいで面倒なことなのだが、逆にいえば「名称が存在しない時空間」だからこそ、「ある一定の呼び方で表されるポジション」がポツッと示されたときに、ひるがえってそれを受け取った学び手にとっては「ある種の対象(=ひょっとしたら興味を喚起させるかもしれない対象)」として浮かび上がるのかもしれない、という可能性があるのではないか、と。(分かってもらえるだろうか・・・?)

・・・と、そういう例え話。
わかりにくいかもしれないが、少なくとも今日の今日まで、そういう発想を自分がしてこなかったので、今日はみんなとそういう話ができてよかったと思う。少なくとも自分はちょっと、単なる悲観論に陥らないように、そのあたりの方策を探る方向で、今後の動向を見守っていきたいと思うようになった。

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2011.11.05

『サッカーで子どもの力をひきだすオトナのおきて10』

大学の15周年ホームカミングデー。

懐かしい方々があつまって懇親会の場にうつったとき、
司会のたすくんのムチャぶりにより、いきなり乾杯のコトバをのべる役に。
ホームカミングのはずが一気にアウェイ感ただよう状況に陥れられる。
最近こんな動画を紹介したこともありついアントニオ猪木の「元気ですかぁー!?」が口を突いてでてきたりする。
たすくんはきっとこのブログのためのネタを提供しようとして僕にマイクを託してくれたんだろう、うん。そう思って今夜は寝る。

ところで久しぶりにお会いした方々から、意外なところで「ブログ読んでます」と言われ、恐縮。
「ブログでは別人格ですね」というコメントもいただく。まぁ、そうですね、否定はしません(笑)

「携帯電話からだとブログが読めないんです」というご意見も。そうですね、僕自体が携帯をあまり触らないので、まったく携帯電話のことを考えてはいません、すいません(笑)

━―━―━

最近とってもオススメしたい書籍。
『サッカーで子どもの力をひきだすオトナのおきて10』(池上正・著)

これは、サッカーの指導本というよりも「教育全般において使える本」でもあり、そして子育てをしている人でもしていない人でも、読むと「こういうオトナに出会いたかった」と思ってしまう本。
いうなれば、「サッカー的思想から考える子どもの教育論」なわけである。
普段から「サッカー的に日常生活を捉えてみる」ということを提唱しているタテーシとしては、この池上コーチの存在はずっと気になっていたのである。
池上さんの基本は「叱らない」、そして「子どもに問いかけて、自分で考えさせる」。
そしてどんどん挑戦させ、失敗を怖がらないようにしていく。
いうまでもなく、サッカーでも人生でも必要なメンタリティが養われていくわけだ。
自分で考え、判断して、トライする。
いかに楽しくトライするか。いかに楽しく失敗もするか。それでもあきらめずにボールを追いかけていく、そういった「朗らかでタフな精神」を養うために、オトナがどこまで支えられるか。

本に付属のDVDでは、実際にこの本で紹介されている練習風景がおさめられていて、池上さんと子どもたちのやりとりが映像でも知ることができて興味深い。実は池上コーチと子どもたちとのやりとり自体も「サッカー的空間」なのである、と気づかされるのである。

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2011.11.03

ギネス記録を更新してきました

今日は
万博にいってきた。

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ガンバ大阪×鹿島アントラーズという好カードの試合があったわけだが、その前に早めにスタジアムに来て、以前ちょろっと紹介した「パナソニック社のヒゲ剃りシェーバー、ラムダッシュのギネス記録イベント」に参加してきた。

「1分間、同時にシェーバーでヒゲを剃った人数の世界記録」を更新するというイベントだ。
まぁ、どうでもいい記録といえば記録ですが。それはさておき。

このイベントの参加者は試合のチケットを確保したうえで事前にエントリーをして、参加可能となったところで「ギネス認定のための参加同意書」とかを書いたり、あと24時間ヒゲを剃らないで会場に来ることなどが条件となっている。

個人的には、Jリーグの試合前にピッチレベルに降りて歩いて、普段とは違って見えるスタジアムの様子に興味があった。

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いつも遠目でみているこういう横断幕も、ここまで近づいて見ることができた。

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こんな人もいた。こういう気合いの入れ方はとても正しいと思う。

そして万博だけじゃなく、パナソニック工場だったり、大阪や東京の電気店だったり、果ては台北とかソウルとか、関連施設っぽいところでも同時刻に一斉にシェーバーでヒゲをそるという展開だった。

で、あらかじめ景品でもらった洗顔クリームを顔に塗った上で、予定時刻に、1400人以上の男たち(24時間ヒゲをのばしてきた)が、一斉にパナソニックの新製品シェーバー「ラムダッシュ」を動かしてヒゲをそっていく。

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シュールな絵。

考えてみたら太陽の下でシェーバーでヒゲをそること自体も非日常的であった。ウィーーン・・・
あ、確かに新しいラムダッシュ(5枚刃)の剃りごこちはよかった。言うだけのことはある。

で、無事にギネス記録が認定される。

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ちゃんとギネスの判定員が来日していたのであった。最近ある事情によりちょっと調べたことがあるのだが、この人たちを招くだけでも相当な予算がかかるのであった。

ちなみにゲストで来ていた藤本美貴さんってまったく分からなかったのだが、元モー娘の人だったのね。
あとこのイベントに立ち会ってくれたガンバの2選手は、ベンチ入りしていない立場だったからかもしれないが、こういうときこそプロ根性を見せて愛想良くがんばっている姿を見せておいたほうがいいとつくづく思った。んで、最後に参加者全員の記念写真を撮るとき、特に司会者が指示したわけじゃないのに、参加者のほとんどがちゃんとシェーバーを掲げて写真に収まっていて、こっちのほうがより高いプロ意識を感じさせた(笑)。

んで、このイベントの参加者を対象にした抽選会も行われて、
サイン入りシェーバーとかユニフォームとかボールとかが賞品になっていたなか、
「試合後のガンバ選手と記念撮影ができる権利」ってやつが、惜しくも番号1つ違いで外れた!!
ということもあったり。

さてその後の試合はガンバが1-0で勝利し、優勝争いに踏みとどまった形となった。
試合中、鹿島の新井場がピッチサイドの水ボトルを飲みにいこうと歩いていたら、そこにいたG大阪の西野監督が、わざわざ彼にボトルを投げて渡した。もともとはガンバの選手であった新井場とはいろいろあったらしいのだが、その光景に感じ入ったわけである。足でボールを蹴るスポーツを観に行ったはずが、ボトルを投げ渡す動作が印象に残ってしまった次第。

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2011.11.01

Meets: ABCDIY!

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というわけで今月号の『ミーツ』。大阪・京橋特集号ということで、ちょっとした縁を感じる。というのも2003年にグラフィティの論文を書くべく、調査のため何度も通ったのが京橋だったからだ。なのでちょっとした恩義を感じる街なのだ。

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73ページに載っております。


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