神戸・三宮からバスで数分にある名湯「湊山温泉」
「自分の体のメンテナンスはきっちりやっておいたほうがいい」という友人の言に影響をうけ、去年から神戸で鍼灸院に通うようになったのだが、そこの鍼灸の先生は温泉めぐりが趣味だといい、「いかに温泉が体によいか」というのを非常に分かりやすく解説してくれて、今まであまり温泉には興味がなかった私も「なるほど。温泉といっても、源泉が自噴している温泉をちゃんと選んで入るのが健康に良いのだな」とかいろいろ納得した。
そこで先生は「実はこの近所にものすごく良い温泉があるんですよ~」といい、それが神戸の三宮駅前からバスで数分たらずでたどり着くという。
その名も「湊山温泉」。
話に聞いたら、とても行ってみたくなったので、次回の鍼灸のときに、ついでに寄ってみようと決めた。
「鍼灸のあとに、ここの温泉に入るなんて、最高ですよ~」と鍼灸の先生も超リコメンドしてくれた。
というわけで今回鍼灸にいったあと、三宮駅の南、そごうのあたりにあるバスターミナルから7番のバスにのり、「平野」というバス停で降り(200円)、交差点から西に歩いたところにある川沿いに、
どーん。
こ、こんな住宅地っぽいところの中に、突如として現れる「温泉」の文字が。
温泉街とかでもなく、旅館もない。
ただひたすら、「湯に入ること」オンリーの、ガチで源泉の温泉だけが古来より自噴している、ただそれだけの「ハードコア温泉」である。
なのでシステム上、ここは言うなれば「銭湯」のようなところであった。
大人は入湯料630円。
タオルとかも売っている。「湊山温泉」のロゴ入り手ぬぐいを買った。120円。
で、肝心の湯船についてだが、源泉はものすごく冷たくて、いわば「水風呂」として利用されている。
そのほかに、4種類の湯船があって、温度がそれぞれ違う。あと浴槽の深さも違っていて、ものすごく深い浴槽や、ちょうど横に寝そべってダラーンとできる、ぬるま湯の浴槽があったり。
なので、熱い湯に入ったり、腰だけつかったり、熱くなりすぎたら源泉の水風呂でクールダウンして・・・を繰り返すと、鍼灸の先生が言うように「いつまでもここで湯につかっていられる」。
私は初心者だったので、多少落ち着かない気分は抜けなかったが、じわじわと温まってくると、ダラーンとなってきた。たしかに温泉っていうのは、肌触りがやさしい感じがする。水道水のお湯では決してできない、自然の成分による心地よさや効果があるんだろう。
ちなみに浴槽につかりながら新聞を読んでいるおじさんがいた。そういう人はじめて見た。
この1年は「鍼灸に行ったあとはJリーグを観る」というライフスタイルを構築しつつあったのだが、Jリーグのシーズンオフの極寒期は、この温泉に立ち寄るというのもアリだよなぁ~と、汗を流しつつテロテロとした心地よい気分のなかで思った。
なにより、三宮駅のあんな都会の雑踏から、バスで9駅ぐらいちょろっと行ったらこの世界。このアクセスの良さもかなりオススメだ。
湊山温泉HPは(こちら)。
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Comments
そんなところにも温泉があったのか。
笠置とか鞍馬とも違う雰囲気だなぁ。
ぜひHOWEで温泉特集を組んでみてください。(笑)
Posted by: MSK | 2011.12.20 20:47
MSK>本当に温泉にハマったら特集を組むかもしれませんな。でも最近は、こうやってすぐにブログに書いたりするので、フリペにはなかなか向かわない傾向がありますねぇ。
Posted by: HOWE | 2011.12.21 22:15
温泉いいですよね。病気になるまであまり興味がなかったのですが、長野県の某温泉地へ湯治へ行ってからその楽しみを知りました。
関西も探せばいろいろあるようですね。
ちなみに私は職場の人にすすめられた武田尾温泉へ行ってみたいです。
Posted by: naho | 2011.12.22 22:03
naho>そういうことがあったんですね。武田尾温泉っていま調べたら、兵庫県なんですね。日本はあちこちに温泉があるんですなぁー。
Posted by: HOWE | 2011.12.23 23:19