« バーミンガムからベルリンへ | Main | 旅のしめくくり »

2012.01.06

ベルリンはやはりオシャレな街だった

ベルリン2日目。

今回の宿は、ベルリンの「インターナショナル・ユースホステル」。
正直ユースホステルの旅は、10年前と比べて精神的にも厳しいことがロンドンでの滞在で痛感しつつあり(笑)、もはや今後はユースの利用をやめようか・・・となってきている。
そんななかベルリンのこの大きいユースは、さすがユース発祥の国だけあって、設備面では申し分なく、とくに部屋の鍵だけでなく、大容量なロッカーの鍵もセットにして貸してくれて、とても便利。
そして懸念される同室のメンバーも、クラバーは皆無で(笑)、とても落ち着いた5人部屋でぐっすり眠れた。

R0053234
ユースの朝食。トレイがホームベース型である理由はわからない。

で、今日はひたすらベルリンを歩き回ろうと思ったのだが、最初に向かったのは、ユースの近所にあるホームセンターのチェーン店、名前をバウハウスという。

R0053243

私は海外でサッカースタジアムだけでなく、ホームセンター的な場所をめぐるのも好きなのである。
そしてさすがドイツのホームセンター、ものすごおおーーく堪能させてもらった。
これについてはいつか別にきっちりとお伝えしたい。
むしろ「世界のホームセンター」っていうZINEを作りたいとすら思った。

R0053319
ベルリンはあちこちにお手上げ状態のクマがいる。

R0053338
ベルリン中央駅に降りてみた。最近できた格好良い建築で、そして噂通り駅の周辺は開発中のため何もない。
ここのツーリストインフォメーションコーナーにあるチラシで、「ケネディ・ミュージアム」というのがブランデンブルグ門の近くにあることを知り、昔からケネディ大統領のポストカードを意味もなく集めている自分としては行かねばならない。

R0053359
「私はベルリン市民である」という有名な演説をここで行ったケネディ大統領を偲んで作られたミュージアム。
当時の報道写真全般に言えることなのかもしれないが、ケネディ一族を撮影した報道写真の多くは、とても審美性が高いというか、彼らの人生のドラマチックさもあいまって、本当に写真として完成度の高い、劇的な作品が多い気がしていて、実際にここで飾られていた写真の数々もものすごくよくできていた。報道写真って当時はアートなんじゃないかって思うぐらいに。

R0053371
そのあとは風雨が強まったがひたすら東ベルリンのテレビ塔のちかくまで行ってみたり、

R0053378
その近くにある「マルクス・エンゲルス広場」なんかに行って記念撮影してみたり(笑)、

R0053380
トラム電車のかわいらしさに魅了されたり、

R0053401
ベルリンにいくつかある「カルチャー・コンプレックス」のひとつ、タヘレスを訪ねてみた。
ここは、閉店して放置されたままだった旧東ベルリンのデパートを、アートな人々が不法占拠して、そのうちにここで自治管理空間を築いたという場所。
R0053414
混沌とした世界。普通にアート作品とかが展示・販売されているが、場所そのものがひとつのアート空間。

R0053417
そのあと再び都心部の高級デパート街を散策してみたり、

R0053419
地下鉄の列車のデザインが本当に見事だなーと思ったり、

R0053424
R0053425
R0053429
夕食はYさんおすすめのトルコ料理店「HAJIR」でふたたび現地集合。ケバブ、トルコ風プリン、そしてココナッツとかを焼いてモチモチしたお菓子を堪能。

まだまだぜんぜんベルリンを味わいきれていないが、いずれにせよこの国は「デザインがオシャレ」だと思った。
細かいところで展開される、連続性や規則性に基づいたデザインだったり、あと赤色の差し色的な使い方がうまいなーと思ったり。赤色と黒色の組み合わせとかが(あ、国旗の色がそうだからかもしれないが)、絶妙に上手だと思う。

さて滞在もあとわずか。今度は、お察しの通り、ベルリンにいくつかあるサッカークラブめぐりである(笑)。

|

« バーミンガムからベルリンへ | Main | 旅のしめくくり »

Comments

いろいろステキ

Posted by: Yuri Meine | 2012.01.07 11:49

Meine>ドイツといえばスコーピオンズ!

Posted by: HOWE | 2012.01.07 14:21

トレイがその形なのは、机の上に置いたときに、Lじ方向に座った隣の人とトレイの角同士が当たらないようにする為。なので、正しくは、辺が長い方が手前。もちろん、すぐ隣に座る場合や対面、広い机では意味がなくなります。。。正方形で対角線を繋ぐ線を引いたのを想像してみると分かりやすいよ。
・・・だと思うけど、もしかしたらドイツでは違うかも???

Posted by: zen | 2012.01.08 07:24

うふふ( ´艸`)>スコーピオンズ
でもいま、解散ツアーで世界をサーキット中なんですよ。。。(´・ω・`)

Posted by: Yuri Meine | 2012.01.08 08:47

あー、なるほど。マルクス指人形の伏線があるがゆえにより面白いわけね、カールおじさん。

Posted by: toyotti | 2012.01.08 15:08

zen>なるほどー!! そういうことですね。たしかにこれだと省スペースで大人数がテーブルをシェアしやすいですもんね。さすが合理的なドイツ人です。

Meine>スコーピオンズは解散なんですか!?

toyotti>おつかれさんです。たしかにDIY TRIPでもカールおじさんでてきてますね。

Posted by: HOWE | 2012.01.09 21:30

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference ベルリンはやはりオシャレな街だった:

« バーミンガムからベルリンへ | Main | 旅のしめくくり »