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2012.05.07

映画『(500)日のサマー』、そしてジョイ・ディビジョンのあのシャツ

500daysofsummer

映画『イエスマン』でのズーイー・デシャネルが素敵すぎてツボだったので、彼女の他の主演作品も気になっていたのだが、ようやくDVDで観る。
そしてこの映画でもズーイーは『イエスマン』同様に、ある種エキセントリックな女性を演じている。「変人派女優」なのかこの人は? でもいずれにせよヘンな女の子を演じさせたら地上でライバルはいないぐらいの勢いで、やはり好きだ。

さて『(500)日のサマー』は、運命の恋を信じるトムくんと、「恋なんて絵空事」と言い切るサマー嬢との500日を描いた映画・・・なのだが、この映画の冒頭で、「これは恋愛映画ではない」という注釈が入る。いやいや、でもこれは純粋に恋愛映画でしょう・・・と思っていたら、この映画では500日の時間軸を行ったり来たりして展開していくので、いきなり序盤で、この恋が哀しい結末を迎えていくことがわかるのだ。そうなると、トムの目線から描かれていくこれらの500日のストーリーを、観る側は客観的に、突き放して見守ることになる。なのでたしかにこれは、ひとつの恋が成就していくさまを追っていくような、従来の恋愛映画のフォーマットとはちょっと違ってくる。出会ってから別れていくまでの、トムの抱えていくどうしようもなさや苦悩やら喜びだったりのあらゆるプロセスに、観ているこちら側も苦笑したり共感したり、結末を知ってでもトムを応援したい心情がわき上がってきたり、それゆえにますます観ていて心苦しくなっていったり(笑)、最後は(当初の予定通り)切ない着地点へと話は収まっていくのだが、映画のラストのオチによって、ひとつの教訓が示されていくことにより、ささやかな勇気みたいなものが与えられる。それはこの世のすべての根性無しな男の子へのエールみたいなものであり、全体的にこれはオシャレな恋愛映画ではあっても、最後の最後で、これはなんだか男の子に特にお勧めしたい映画となった。

ちなみにロック好きのトムくんが少年期から現在にいたるまで、同じジョイ・ディビジョンのTシャツを着ていた設定に、個人的にグッときた。

それで関係ない話を思い出したが、最近知ってビックリしたのが、ディズニーがこのジョイ・ディビジョンのTシャツをモチーフにした「ネズミバージョン」のシャツを作ったというニュース。

Unknown

なぜディズニーが、ジョイ・ディビジョンをっ!? と思うわな。
実際、このサイトによると、「ディズニーはこのバンドのボーカルが首吊り自殺をしたという事実を知っているのか」「Joy Divisionというバンド名が何から由来しているのかを知っているのか」とかの批判があるようで・・・イアン・カーティスがこのことを知ったらどう思うやら。


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