6月に入り、ウクライナおよびポーランドの現地時間にあわせたかのような生活リズムを送っている。
それはもう、致し方ない。ブログの更新も滞りまくる。
気がつけば次回作のHOWEでは、バンドを組んだ話を書いているのだが、もはやそのことは一年前の出来事になろうとしていて焦る。
そんななか、6月28日はワルシャワ・ドロップ&ロマンティックがUJI ROCKフェスティバルに出演します。
2回目のライヴですな。
さて、私はずっと学生のダモちゃんのベースを借りたままであった。
早く自分のベースを買わないといけないと思いつつ、なかなか「これを買う!」ということがないまま、ずるずると来てしまった。
せっかくの買い物なので、慎重になってしまうわけだ。
でも自分にとって、「欲しいベース」というのは、非常に狭い興味のなかでしか選定できないのであった。
そんなに上級者でもないから、材質とかパーツがどう、っていう希望はなく、ただひたすら「見た目」が大事になってくる。そういう判断基準。
で、自分が望むベースといえば、真っ先に思いつくのが

そう、YESのクリス・スクワイアがずっと弾いていたリッケンバッカーである。
高校時代からずっと聴き続けているわけだが、彼の持っているリッケンバッカーの音といいスタイルと良い、楽器が弾けなくても魅了されっぱなしである。形状やデザインが本当に格好いい。
ただし実際にリッケンバッカーを買おうとなると、これだとロンドン旅行に行くわと思いたくなるような高額さゆえに、素人では手が出せない。
さて、もうひとつ自分にとってグッとくるベースがあるとすれば、

スーパーカーのフルカワミキが弾いていた、ヤマハのベース。
ミキちゃんといえばこの緑がかったキャンディ・ブルーのベースである。デビュー当時からずっとこのカラーリングだったと思う。
そもそも我々もスーパーカーのコピーバンドをやっているわけなので、やはり自分もこの色のベースが欲しいと思うわけだ。
しかし、同じようなモデルはすでに絶版となっており、中古市場でも出回っていないみたいで、実はこの一年ちかく、ずっと探し続けていたのであった。
そんななか、いろいろベースを調べているうちに、この業界では「リッケンバッカーの形状をコピーした、パクリのベース」というジャンルが存在していることに気づいた。ただひたすらシェイプだけをマネて、安いベースに仕立てており、リッケンバッカーを持ちたいというニーズの代用品として立派に売られているのである。

「モノマネですが、何か?」
そういう中で、たまたま出会ったのがこれだ。
Monogram MR-900B (SKB)。

おそらく10回生まれ変わっても、10回ともこのベースを選ぶと思う。
それぐらい、即決。
価格もなんとか許容範囲。
しかしまぁ、笑ってしまうぐらいのツボの入り方。
クリス・スクワイアとフルカワミキのコラボレーションかよ! ぐらいの。
これ以上の満足感を与えてくれるベースは、なかなかないだろう。
長く粘ったかいがあった、と思う。
(ダモちゃんに感謝)
というわけで次のライヴはテンション高くこのベースでのぞむ。
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