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July 2012

2012.07.31

まずはLilmagさんやガケ書房さんにて『HOWE』新作お取り扱い、の件など

新作『HOWE』21号、いつものことですが、送付作業とかまったく進んでいなくてすいません。身近な友人諸氏関係および『HOWE』ファンの方々には気長に待っていただきたく存じます。オリンピックでお互い気を紛らわせましょう。

そんななか、まずはオンラインのZineショップ、LilmagさんでHOWEを取り扱っていただいております。
いつもご丁寧に紹介をいただき、ありがたいです。(こちらをクリックだ!) ブログでの紹介プラス、商品をクリックすると商品単体についての解説も添えられているので、両方みていただくと、より詳しく今回のフリペのことが分かります。

そしていつもお世話になりまくりのガケ書房さんにもHOWEを置かせていただきました。ありがとうございます。うっかり寝過ごして、せっかく教えていただいた翌日のイベント行けなくてすいません。

その勢いで恵文社一乗寺店さんにも行ったのですが、店長さんが不在でしたので、また出直してきます(笑)

随時、またいろいろ送らせていただいたり持ち込ませていただいたりしたいと思いますので、どうぞよろしくおねがいします。

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このあいだ、夏休みにはじめて海外へ飛行機で向かうという学生さんたちと話をしていて、私がはじめて飛行機に乗ったときにとっさに編み出した、「飛行機で揺れたときにあまり恐怖感を覚えなくするライフハック」について説明を試みた。これは今まで何人かの友人に言っても、たいした賛同を得られず、でもその後も何回か飛行機に乗って試しても自分としてはこの方法が有効だと固く信じ切っているネタなのだった。そのライフハックネタの全容を聞いてくれた学生さんは、「じゃあ、実際に試してみて、また報告します」と言ってくれたので、それでもし手応えが得られれば、そのネタだけで薄い小冊子とか作って世に問うてしまいたいほどだ。

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街中で、スケボーを抱えたり、スケボーに乗ったまま移動をしている人はよく見かける。しかし、スケボーを抱えたり、スケボーに乗ったまま、スーパーの食料品売り場やショッピングモールで買い物をしている人をあまり見かけないのはなぜなのだろうか。スケボーをしている人は買い物に行ってはいけない不文律でもあるのだろうか。スケボーを抱えながらイオンモールとかブックオフとか行かないものなのだろうか。棚の高いところにある本もスケボーに乗ったらすぐ取れるぞ。

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当初、オリンピックではサッカーしか観ないと思うとか言っておきながら、結局始まってしまえばこの数日、テレビでずっとオリンピックをつけたままにしている。おそらく、これは4年に一度の「安定感」に満ちた祭典なのかもしれないという気がしてきた。それはたとえばオリンピックでしか放つことの出来ないNHKの放送のムードだったり、あとテレビに表示される字幕スーパーの雰囲気だったり、そういうものが妙に懐かしかったり、心に染みてきたりするのかもしれない。オリンピック放送の魔力だ。あるいは、オリンピック中継って全体的にテレビゲームっぽい演出がされているから、ゲーム漬けの脳みそを抱えて子ども時代を過ごした自分にはそこが懐かしいポイントなのかもしれない。

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オリンピック中継で自転車のロードレースをやっていて、ロンドン郊外のちょっとした山道や田舎道っぽいところを自転車の大群が走り抜けていた。そうして自分がテキトーに観ていたときにたまたま走っていたルートが、森の中の細い道で、自転車の大群がギュウギュウ詰めで走っていたら案の定後ろのほうで行き場所がなくなって落車が発生して多重クラッシュが起こっていた。このコースを苦労して設定したであろう関係者は「あちゃ~」とか思うのだろうか。あるいは誰かから「だから言わんこっちゃないだろう!」とか怒られたりしているんだろうか。どのみち、のどかなロンドンの森の小道には罪はないわけで、落車した選手はもちろん可哀相であるが、なんだか「これぞロンドン五輪か」って、妙に感じ入ったシーン。マラソンのコースもなんだか似たような雰囲気を秘めている気がする。

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NHKのBSのほうの五輪中継のスタジオ進行、なんだか毎晩いろんなアナウンサーがでてくるのだが、本当にアナウンサーなのか?と思ってしまうほど、妙にたどたどしい進行をしているケースが散見される。そしてまさにいまちょうどこれを書いているそばでやっている放送においては、視聴者からのツイッター応援メッセージで、それぞれのアカウントの名前をも読み上げようと苦心しているのだが、ツイッターのアカウントなんてメールアドレスみたいにムチャクチャで読み上げに適していないのに、律儀にそれを「アットマーク、ええと・・・」となっているので、私がディレクターだったら「そこ読み上げなくていいし!」って止めさせるんだが、どうなんだ。



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2012.07.28

ロンドン五輪開幕式にはやはり驚かされた件

ロンドン五輪の開幕式。
いましがた再放送のダイジェスト版で観たが、これは生放送で観るべきだった。個人的にツボだった。

以前ブログに書いたように、1年ほど前から上司のSさんと「この開会式はどうなるのか」という予想を論じ合っていたわけだが、ベッカムやポール・マッカートニー、ミスター・ビーンが登場したことは予想が当たっていた。

とくにミスター・ビーン、ローワン・アトキンソンが出色。
ダイジェスト版でもこの箇所はじっくり見せてくれたが、さすがビーン師匠!!と笑いまくった。
『炎のランナー』のテーマソングを演奏するビーンというのは想定外。あれ、テーマソングをつくったヴァンゲリスとか、『炎のランナー』の制作者とか、よく怒らなかったなぁと思えるほど、さんざん笑える方向に持って行ったあたり、イギリス人のユーモア精神にたいする揺るぎないプライドを見せつけてくれた。
何せ、このネタを成立させるためには、あのテーマソングのベースラインには単調な音の繰り返しがあるということがポイントなわけで、そのパートをビーンが面倒くさそうに演奏するというモチーフに仕立て上げたアイデアが見事。そして鼻をかむティッシュを取らんがために後ろにある妙にダサいカバンに手を伸ばすときに、わざわざ「傘(しかも安っぽい)」を用いるあたりもグッときた。英国といえばステッキを連想させるけど、そうじゃなくて傘だ。しかもイギリス人、あまり傘ささないだろう。なのになぜあんな場所に傘があるんだよ、っていうそのへんのシュールなアイテムのセレクトが良かった。

で、ほかにもいろいろとイギリスのポップカルチャーをモチーフにした演出がいろいろあったようで、このあたりは生放送でじっくり観たかったなぁ、と。
それに選手入場のとき、最後にイギリス選手団がでるときのBGMが、デヴィッド・ボウイの『ヒーロー』だったことも感じ入った。女王陛下が見守る中、選手入場でボウイですよ。格好良すぎ。これが成立する国が、つくづくうらやましい。

で、生出演するアーティストのなかで、いきなりマイク・オールドフィールドが演奏したもんだから、ちょっと驚いた。なんというか、ヴァンゲリスの『炎のランナー』といい、なんだか開幕式においては古い英国プログレッシヴ・ロックの香りがただようかなりコアな部分の人選に「うわー、なんかマニアック!」と思ったが、さらに衝撃的だったのは、最後のクライマックスで聖火が灯ってスタジアムが花火に包まれたときの大団円のとき、BGMで流れていたのがよりによってピンク・フロイド『狂気』のエンディングの曲『日食 - Eclipse』だったのが心底驚いた。「そこ!? そこで『狂気』っすかーー!? ダークサイド・オブ・ザ・ムーンっすかーー!!」いったい誰がこの曲をセレクトしたのだろう、必ずしも内容的には華やかな祭典には似つかわしくない曲だってのに。や、もちろん盛り上がる曲ではあるのだが。うーーん、やはり英国人はピンク・フロイドを愛しているのか。嬉しいのだが、とにかく驚いた。

で、最後の最後、生出演で締めくくったのがポール・マッカートニー。『ヘイ・ジュード』はみんなで盛り上がるにはうってつけだけど、なんだかすべてが終わっていく感覚のある曲なので(5月のプレミアリーグ最終節のあとにシティのサポ達が大合唱で歌っていたからか)、開幕よりもむしろ閉会式っぽいムードに感じられた。いやいやこれから始まるんですってばオリンピック。そしてつくづくやっぱり、スポーツっていいよなと改めて思えた。

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2012.07.22

HOWE折り作業

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『HOWE』21号、綴じ&折り作業を京都芸術センター談話室にて実施。
Kさん、miwakichiさん、U氏、MSK氏、お越しくださりありがとうです。

最初に来てくださったKさんはブログをみて来ていただいたのだが、以前ハヤシマイさんの出ていたイベントで出会ったきりの二度目の対面で、その後もこのブログや『DIY TRIP』を読んでいただいていたようで恐縮。

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Kさんは紙を扱うお仕事をしているとのことで、ものすごく緻密で正確な折り込みっぷり!

miwakichiさんからはスペイン旅行の話をうかがう。アンダルシアだけを回って過ごすという、オツな旅。
イスラムっぽさとキリスト教のミックス感が印象的な写真をいくつかみせていただく。

U氏とはいつも通りの会話をし(笑)、ひさしぶりのMSK氏とは、なつかしいパソコン通信ニフティサーブについての話に感じ入る。
そして、自分がずっと使っている自作パソコンについて、もはや自作をする人が少なくなってきているという衝撃的な話を聞く(笑)。そうか、ここまでパソコンが安くなっている以上は、自作するメリットのほうが少なくなっているのか・・・と。

そんなわけで、フリペを折ったりホッチキスでとめたりしながら、いろんな友人との会話を楽しませていただく午後となった。
これはこれで、本当にいつも恐縮ではあるが、自分としては楽しいので、またこういうユルいトークのなかでフリペの折込み作業を機会あるごとに続けていきたい。

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2012.07.15

HOWE最新号を折る作業を7月22日に京都芸術センターでやってます

というわけで、『HOWE』第21号の原稿がようやく完成。
あとは両面印刷を行うことになるのだが、「カンプリ」のコピー屋では、両面印刷を一日おいてやらないといけないという、昨年夏の苦い教訓があるため、いつどのタイミングで店に2回行くかが重要になってくる。

順調にいけば次の土曜日に印刷完成となるので、さっそくその翌日、22日(日)にフリペを折る作業をやろうと思う。
場所は「個人的に日本屈指の“使える”公共施設」京都芸術センターの2Fの「談話室」、たぶん朝10時ごろからひたすら折っている予定(まさか朝から受験生がすべての場所を取っていることはない・・・と願う)。

この日に京都の四条烏丸近辺にお越しの方々、もしよろしければ気が向いたら一緒に少し折りませんか。ていうか自分のぶんのフリペだけ受け取ってすぐ帰る、っていうのもアリです。そういう人、キライじゃない(笑)

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↑ 2009年のとき、第18号もこの京都芸術センターの談話室で折り作業をしたのでした。

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2012.07.12

フリペ『HOWE』vol.21はもうすぐ完成します

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フリーペーパー『HOWE』、ようやく1年半ぶりぐらいに新作ができる。
去年はずっと『DIY TRIP』のことでてんやわんやだっただけに、フリペを書くことが遠のいたままであった。

で、この6月はひたすら夜な夜なサッカーのEUROを見続けていたのだが、大会が終わったあとに日常生活を取り戻していくと、いままで感じなかった「余暇の時間」が急に立ち上ってくる感覚があって、「うわ、このスキマ時間は有効活用したい」という気分になってきて、その勢いで『HOWE』を一気に書いていった。EUROありがとう。

それと最近、齋藤孝の『15分あれば喫茶店に入りなさい』という本を読んだことも影響していて、この本をヒトコトでまとめたら「齋藤孝のような人も、カフェじゃないと執筆作業ができない」ということを伝えてくれていて、「あぁ、自分もこれでいいんだ」という安心感を与えてくれる本であった。カフェでお金を払うことによって生み出される「モトを取り返そう」という緊張感のもとで、何らかの成果を短時間であげていくことを狙うという、この方式で今回の『HOWE』も書かれていくのであった。

あとこの本ではニュートラルで中間的な場所としてのカフェの機能や、「周囲の雑音=心地よいライヴ感」が得られる作業空間としての意義だったりが論じられて、あらためてカフェの有効な使い方を自分なりに整理して考える良いきっかけともなった。カフェってそういう意味では、それぞれの人にとっての「用途別」によって評価できるわけで、利用するうえでの「評価軸」をどこまで自分のなかでネタとしてストックしておけるかがより良いカフェライフをつくっていくのだと思う。

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2012.07.07

ツイッターとかフェイスブックってこんな有効なツールだったんだ、とあらためて学ばされたという点において、日本政府に感謝したい気分。

紫陽花革命」、原発再稼働反対の抗議運動が毎週金曜日にこうして首相官邸前やら大阪の関電本社前で週を追うごとにどんどんと人が集まりだし、20万人ともいわれる規模にたいして、日本の大手メディアはことごとくスルーし、何も報じられないという異常状況。少なくとも私の生きてきた限りの戦後史において、この状況、つまり「市井の人がこんなにも多く集まって抗議の声を上げること」も異常事態だし、「それをまったくメディアが報じようとしない」ということも超異常事態だと感じる。

こういう状況でツイッターやフェイスブックで情報が共有され、メディアが報じないがゆえになおいっそう情報がネット上で熱心に取り交わされ、あらためてこの状況下において、ツイッターとかフェイスブックってこういう使い方ができるのか、と勉強になっている。正直自分はこういうソーシャルメディアに疎いので、常に距離をとり続けてきただけに、少々の反省の気持ちとともにある。

皮肉なことに、今回の一連の流れで政府やら何やらに感謝できる点があるとすれば、
これらの経験を通して僕らは、マスメディアの言うこともまるごと信用もしないし、かといってネット上で展開されるこれらの情報とも、適切な距離感を計り続けないといけないという態度も共有しつつあって、このバランス感を保つうえで、メディアリテラシーのレベルアップが急激に行われているように思えることだ。僕ら日本人にとって「政治とメディア」にたいする関係性が、この2011年からを境に、確実に変わっていったものがある。そのことは今後もあらゆる領域で大きな意味を帯びてくると思う。

そして、抗議行動の集まりに「興味本位できてみた」っていう人とかも、それもぜんぜんオッケーだと思うわけである。主義主張を携えてから向かうのではなく、「とりあえず行ってみる、見てみる、経験してみる」という能動的な行為、それも私にとってはひとつのリテラシー向上のありかたとして推奨されると思う。不完全でいい、何も考えなくても、ぜんぜんいい。自分の足で現場に行くこと、そこで少なくとも昨日よりかは何か別のことを考えるはずだから(私だって、いまだにこの問題にたいしてどういう態度を取るべきか、まったく優柔不断なままだったりする)。

とはいえ、とくに上の世代の人々でツイッターなどをやっている人々は少ないことを思えば、まだまだ現実的に起こっていることと彼らが感じている状況との距離感に歯がゆさを感じたりもする(先日、父親と電話で話をしたときにこの原発抗議運動の状況の説明を試みたのだが、やはりこちらの言うことがうまく伝わらなかったのでイライラした)。いま自分ができることのひとつはこのあたりの伝言ゲームに荷担していくことだ。

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2012.07.03

zine『京都・ガケ書房のための東京案内』を読んでみた

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編集者の小梶嗣さんが、ガケ書房に来るようなお客さんのために作った東京ガイド本。ミュージシャンの小西康陽さんなど東京に住むいろんな人々にアンケートをとり、その人の視点からオススメされる東京ガイドブックである。

もちろん、これはガケ書房でしか買えない、ある種の超限定版的なZineである。
(ちなみにこの小梶さんによる「棚」の展示がいまガケ書房に置かれていて、そこには小梶さんが趣味でやってきたというスクラップブックの展示があって、これはこれで圧巻。田宮模型のロゴマークが貼られまくっていて、それもまた圧巻)

東京から離れて暮らしている私にとっては、東京は「なんでもある場所であり/ゆえに、何も選べない都市」である。行きたいお店や、確実に興味をかきたてられるであろうと思われる場所があまりに多すぎて、いざ行ったら、結局どこも探索しないまま帰ってきたりする。そのくせ普段から「あそこに行きたいよな」って思ってしまう。好きな人に「あの話をしよう、この話をしよう」って思っていても、いざ本人が目の前に現れると、なぜかたいした会話ができずに終わってしまうような気分。たぶん。

なので、「ガケ書房が好きならば、東京のここの部分は楽しめるはず」という視点による編集方針で、しかもオンラインではなく紙の冊子で提供されているこのZineは、「セレクトショップ的感覚」で楽しく東京の情報をささやいてくれる。

そもそも、美味しさとか、美しさとか、楽しさといったものは、どうしたって人それぞれの基準でしか説明しようがないわけだから、すべての人にとっての「訪れるべき名店」っていうのは、本当のところはよくわからないままだったりする。なので誰かにとって(のみ、という場合もある)本当に「良い」と思えるお店の、そのピンポイント性に委ねていくことを選びたくなる。しかもこのZineのように売り場や読み手をかなり限定して狙い撃ちしてくるというのは、まさにZine/リトルプレスならではの秘やかな有効性を示している。

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2012.07.01

「Tシャツくん」の白インクは布地が濃くても問題なし

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ひさしぶりにTシャツ印刷を1枚だけやってみたのだが、今回はじめて「Tシャツくん」の純正白インクを買ってきて、濃い色の記事に印刷してみたら、想像以上に発色がきれいだったので、これで濃い色のシャツにもいろいろ対応できそう。
いままでちょっと、見くびっていたのである(笑)。

Tシャツのシルクスクリーン印刷については(こちら)を参照!

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