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November 2012

2012.11.29

あかマルシェでの「即興でZineを1冊作ります」企画 その2

はじめて作った即興Zine「動物」は、蒼室さんが非常にウケてくれた。ホッとした。

うむ、この方法で作っていこう。

そう思っていたら、今度はFOLK old bookstoreの吉村さんから即興Zine制作の依頼をいただいた。

「どんなテーマでもオッケーっす」と私が調子にのって言っていたら、しばし熟考されたあと、吉村さんが放った言葉は

「 墨 汁 」

だった。

ぼ、ぼくじゅう・・・・

Inzaghi_majikayo

いったいどういう状況において、人は「墨汁」というフレーズをとっさにランダムに提案できるのか。
しかし吉村さんはそういう変化球をいとも簡単に投げてきた。

受けて立つしか有るまい。

そうして、白紙のメモに「墨汁」と書いて(最初、漢字で書けなかった)、ありったけの「私にとっての墨汁」についての引き出しをひっくりかえして、描いたのが次のZineである。

(ちなみに、グズグズしていたらすっかりトークイベントの時間が迫っていて焦りながら書いたのと、そして後半は時間切れで、結局このイベント終了後の打ち上げの席で描いたので、そういう状況が少しペンの運びににじみ出ている気がする。それにしても居酒屋のテーブルでZineを書いて表紙をつけてホッチキスでとめていた光景はさぞかし妙なものだったと思われる)

※画像はクリックしたら大きく表示されます。見にくいかもしれませんがご勘弁を。

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以上。
ちなみにこの最終ページで書いてあるブログ記事はこちら→「滋賀県下の小中学生への習字教育が、なんだかアヴァンギャルドな件」

こうしてこの日、2冊の即興Zineを作ることができ、これはかなり自分自身いいトレーニングになった気がする。どこまで自分の引き出しをスピーディーにひっくりかえして、かつサクサクとページを埋めていくかという。この作業が上手になったからといって何が得られるのかはなんとも言えないが(笑)、でもいずれまたどこかのチャンスがあれば、こういう試みをしていこうとマジで思う。


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2012.11.27

あかマルシェでの「即興でZineを1冊作ります」企画 その1

予告通り、先日の「あかマルシェ」で、「あなたの好きなテーマでZineを1冊作ります」というのをやってみた。

いわば「出張Zine作家遊び」である。
1冊のZineを、与えられたテーマでその場でエイヤッと作って、表紙を作って綴じて、そして値段はお客さんに決めてもらうことにした。

ちなみに、今後また行うときのために、記録として「当日の現場に何を持って行ったか」を写真で残しておく。

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奥にあるのは電子辞書。右上はゴミ袋。一番右は普段ほとんど使わないペーパーボンド。

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紙類。表紙用と中身用。Zineをいれるビニール袋も。

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マスキングテープも持ってきた。

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アルミ製の、滑り止め付き定規「アル助」、そしてカッティングマットも。

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ブースにて、ずっと客を待つ。

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FOLK old book storeの吉村さんがいい笑顔で見守ってくれていた。

このように、たくさんの道具を用意して待ち構えていた。
が、やはりアートイベントのなかでこういう展開はあまり魅力的には見えなかったようで、何も起こらないまま昼頃を迎える。まぁ、確かにいきなり「あんたの好きなテーマをくれ! Zine書くから!」ってスタンスでブースに座っている輩は、好奇心よりもまず警戒心が芽生えるというものか。

そこで、一緒にブースを出していた蒼室寛幸さんが見かねて(?)、オーダーに応じてくれた。
ちょうど「サンプルとなるZineを作るべきか」と思っていたところだったので、試作品として作らせてもらった。

いただいたテーマは「年末」。
でもその数十秒後に、「やっぱり『動物』で」となった。

そこで出来上がったZineがこちらである。

※クリックすると画像が大きくなるよ

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私はやはり桜玉吉の影響からは逃れられないな、と思う内容。

で、このZineを蒼室さんがものすごく気に入ってくれて、実際に買い取っていただいた。感謝・・・。

実際書いてみると1時間ぐらいかかった気分である。ちゃんと時間も計っておけばよかった。
そして、一瞬のアイデアだけで押し切っていくスタイルが妙に心地よかったりもする。

この日はこのあと、もう一冊だけ作る機会があった。それは次回の記事にて紹介。


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2012.11.25

あかマルシェ:ありがとうございました&ダンタリオンさんのこと

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あかマルシェにお越し頂いた方々、友人のみなさま、ありがとうございました!
トークイベントが久しぶりだったので舞い上がっておりました。

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主催者の方のご厚意でブースも貸していただき、ありがとうございました。
「即興であなたの好きなテーマでZineをつくる」という自主企画についてですが、一緒にブースをだしていた蒼室さんと、そして古本屋FOLKの吉村さんから2件発注をいただき(笑)、その場で必死に書いた即興Zineの内容は後日あらためてネットで紹介させていただきたいと思います。いい経験になりました。

ちなみにこの日、私ははじめてBOOKS DANTALIONさんの実店舗がこの週末でクローズすることを知った次第で。
なのでトークイベントのメンバーと吉村さんとで夜にお邪魔させていただきました。

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直接堺さんからお話をうかがって、この店舗自体はクローズになるものの、BOOKS DANTALIONというプロジェクトがなくなるわけではないことがわかり、そして堺さんもすべての活動をやめるわけではないことを知って安心しました。

Zine/リトルプレス/フリーペーパーの文化を盛り上げるべく情熱的に活動されてきた蓄積が、この店舗がなくなったあともじわじわとあらゆるエリアで種をまき芽を出していくことを願ってやみません。
ていうか、うん、どんどん新しい「次の作品」を作るのみ、なんです。そうしていくうえでのすばらしい理解者でありつづけてくださったことへの感謝と、これからの発展も祈りつつ。

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2012.11.19

LAMAニューアルバム「Modanica」のジャケットデザインについて

LAMAのセカンドアルバム『Modanica』、いま全曲試聴可能で、なんだかもう期待しまくりの内容。もはや彼らについてはスーパーカーの頃がどうのこうのとか言えないんだが、それでもやはり言いたいのは、あぁナカコー氏はこういう領域を目指してきたのね、っていう。

で、ちょっと個人的に気になっているのがジャケットのデザイン。

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これをみて、反射的に、
5年前に仕事で作ったこれらのチラシ(ニュータウン研究会のお知らせ)を思い出したわけです。














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「イエーイ、この感覚はオレのほうが5年早かったぜ」
とか言わせてください、すいません。言わせて。ていうか試聴、ぜひいろいろ聴いてみてほしい。どれ選んでもグッとくる。2012年のしめくくりの一枚ということで。


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2012.11.18

イソジン勘違い

イソジンうがい薬っていうのを、はじめて買ってみたのである。

いつもうがいをしっかりやっているが、ちょっとノドが痛くなってきたので、しっかりうがい薬を使おうと思ったわけだ。

で、マニュアルを読むと

Ugaiugai

とあって、「そうか、イソジンの正式なやり方は3回もうがいをするのか」ということを初めて知った。

ただ、うがい薬を付属のコップで作ると

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こうなるわけで、

で、

Ruud_v_n

「これを口に含んでうがいしたら、口から液体があふれてゴボゴボ!!ってなって、15秒間もうがいし続けるのムリなんすよ! ゲホッゲホッってなるから、いつもイソジンでやるうがいは1回きりで終わらせちゃうんですよー!」

ということを先日、職場で向かいに座るAさんに話していて、

「ひょっとして自分は口が小さいのかもしれません」

とか、そんなことを話しているうちに、

だんだん、

気づいてきたわけで・・・・・。

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あああああーー!!
そうか!!
あの1杯ぶんを、3回に分けてうがいをしろっていうことか!!
 

っていう、甚だしい勘違いをしていたことを知る。いやはや。
話を聞いてくれていたAさんも、さぞかしリアクションに困ったことであろう。

いまマニュアルごと外箱も捨てたので、読み返すこともできないのだが、あのマニュアルには「1杯を3回にわけろ」って書いてあるのかどうか。もし「普通、書かなくても分かるだろうそれぐらい」っていうのだったら、見事に私は「普通のことが分からないスカタン」なのであるが、得てして私はいつもそっち側にいくことが多い。


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2012.11.13

DIY精神によるこれからの産業革命を論じた好著『MAKERS メイカーズ:21世紀の産業革命が始まる』

『ロングテール』とか『フリー』とか、さすがに『WIRED』の編集長、「うすうす感じているけどよくわからないモヤモヤしていること」を、毎度うまくまとめて、しっかり読ませて、そしてちょっとワクワクさせてくれる。

この本で言われていることの本質を分かりやすく示している事例として、第11章にでてくる「レゴのロングテール」があげられると思う。

レゴ社では、自らの製品において「20世紀以降の武器類は製品化しない」というルールがあるそうな。企業イメージ的に大切なルールなのだが、しかしそのせいで、リアルな武器のおもちゃをほしがる年頃になると、子どもはレゴで遊ばなくなるという側面がある。

そこである父親が、「なければ作ればいい」というDIY精神を発揮して、レゴ社が正規には作らない武器・兵器のパーツをレゴにあうように自分で作ってみた。それがウケて、結局それ専門の製造会社を立ち上げたのである。自宅のパソコンで図面をひき、そしてウェブを駆使すれば、成形や金型などを外注して製造することができるわけだ。
(ちなみにレゴにとっても、この会社が勝手に作った武器パーツのことを容認し、むしろ喜んでくれているぐらいで、なぜならそのおかげでレゴで遊び続けてヘビーユーザーになる子どもが増えるからだ。こういうスタンスを取れるレゴ社のセンスも光るものがある)

これがこの本で言われていることのキモだ。「DIY文化がウェブ文化に出会った先に起こる、新しい産業革命」ということだ。

「二つの変化が起きている。まず、デスクトップの工作機械と製造請負サービスが手軽に利用できるようになったおかげで、アイデアさえあれば誰でも本格的に製造業を始められるようになった。次に、ウェブのおかげで、こうした製品をグローバルに販売できるようになった。物質的なもの作りの世界での起業に対する参入障壁は、急速に下がっている」

つーまーりーっすよ、つまり、長いこと、それこそマルクスの時代からさんざん言われていた「生産手段(工場とかね)を持つ人」と、「雇われて労働する人」っていう構造は、もうそろそろ本当に意味がなくなりつつある、ということで、だから「新しい産業革命」なんですな。

小規模なものづくりのために、わざわざ土地や設備や人を用意しなくてもいい、単にそれらを適切なタイミング、適切な値段で対応してもらえる組織や人や技術力をオンラインで探していけばいいという、ウェブならではのこの発想。

で、こうした産業構造の変化は、確実にこの社会のあらゆる部門における基礎的な思想にも影響を及ぼしてくると思うので、この本は単に「製造業の未来とは」というテーマだけで読むのではなく、教育や政治といった舞台でも徐々にわきおこってくる変動を考えるうえでも大切だと思う。(と思ったら、あらためてこの本の帯の推薦文に似たようなことが書かれていた)

その流れでいえば、とくに第9章「オープンオーガニゼーション:もの作りの革新は会社組織の革新から」には軽く衝撃を受けた。企業は何のためにあるのか? という素朴な問いに、古典経済学では、企業の本質とは「時間や手間や面倒や間違いなどの取引コストを最小にするために存在する」というのだが、それすらもオンラインでのオープンなコミュニティから積み重ねていくもの作りのプロセスにおいては意味がなくなっていき、そして製造業の規模によっては安い人件費を求めてあちこち工場を移動させる必要性すら薄くなっていくという。うぅむ、そこまで考えたことがなかったなぁ、と。私がなぜかやたら昔から「DIY精神ってスゲー大事なことではないか」とぼんやり感じていたことの予感ってのは、こういうところに繋がってくるのかと新鮮な発見。

そしてなにより著者クリス・アンダーソンがこの本を、アメリカに移民として渡ってきて、技師として、またアマチュア発明家として生きてきた自らの祖父の話をベースラインにして展開しているあたりが素晴らしい。そのおかげでこの本はどこまでもヒューマンな味わいで楽しめる。つまりこの本は、孫のクリスと祖父による時空を越えた共著書みたいなものとなっているのだ。

いま、メイカームーブメントから生まれた数多くの起業家たちが、DIY精神を産業へと高めつつある。もし祖父が生きていれば、今日のオープンソースとオンラインでの共創(コ・クリエーション)を喜び、メイカームーブメントに共感したはずだ。きっと、誇らしく思ったに違いない。

もちろん、世界中にはまだまだパソコンやネットそのものへのアクセスが限られていたり、英語という共通のプラットフォームになかなか乗り切れない人々も多いわけで(私もそうだ)、そのあたりは当然ながらこの本でまかないきれないテーマでもある。その点を踏まえたうえで、それでもなおネットの世界から物質社会に影響を及ぼす産業構造の変化には目を離してはならないと改めて思い知った次第である。


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2012.11.12

アオムロさんご結婚おめでとう、というのを前フリにしつつ11/24はZineトークイベント@あかマルシェへ。

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ステキなお二人の、ステキな結婚式。

蒼室さん・あいちゃん、おめでとうございます!!


そして二次会、この数週間の準備が実りました。
ご協力いただいたみなさま、そしてこの企みをさせていただくチャンスを作ってくれた石崎さん、吉村さん、ありがとうございます。

そしてこの日の出来事が(当初は想定外だったはずの)「前フリ」となって、11月24日あかマルシェでのトークイベントにつながっていくという!! こうご期待!!


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2012.11.09

僕は明日もらい泣きする自信がある

明日結婚式をむかえる蒼室さんが、さきほど「故郷の息吹」というタイトルでブログをアップしていた。
こちら)。

文といい写真といい、もうなんだかさっそく涙腺ゆるみそうっすよ。
こういう記録を残せる人になりたい。

━―━―━

Zineの話題なのでこっちに書く。
イングランドのサッカークラブのアーセナルFCについて作られたZineがあって、日本のアーセナルファンの有名人?がこぞって参加している。万城目学ってアーセナルファンなのか・・・
http://gooner.jugem.jp/?eid=1494

たぶんアーセナルだからこそ成立するZineなんだろうなぁと思う。

我らがチェルシーFCだと誰が登場するのかまったく想像つかないし、あまり売れない気がする(笑)。せいぜいカジ・ヒデキくんが原稿書いてそう。ほかにチェルシーファンって誰がいたんだっけか・・・

━―━―━

このあいだ久しぶりに姉に会ったときに驚いたことは、お互い同じようなタイミングで服部みれいの本を読んで「冷えとり」に興味を抱きつつあることだった。でもマジで健康のあらゆる部分で「冷え」の問題は以前から気になっていたので、このタイミングでちゃんと向き合うべきなのだろうかねぇ、と思うようになった。「とりあえず、まずは試してみる」という姿勢で取り組んでいく人生のスタンス。

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2012.11.07

(告知)12/27に京都駅の近くの某所で『DIY TRIP』第2刷の製本作業をやりたいと思います

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おかげさまでこの1年間をかけて、『DIY TRIP』の初刷り版が売り切れつつあります。

ありがたいです!
わー!!

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ホントに!!

そして図に乗って、このZineの第2刷(そういう言い方は厳密には正しくなくて、ちょっとだけ誤植とかを直したりするので第2版、なのかもしれない。さらにいうと、表紙そのものをちょっと変えるかもしれない)を作ろうと思います。

で、今回も、できればいろいろな方々の手をお借りして単純作業を行えたらと願っております。


日時は年末、12月27日(木)です。普通の社会人にとってはまだ勤務日かもしれませんが・・・ともかく、年末になんとなく時間がありそうな方、ぜひチカラを貸してください!!
ちなみに前回の反省を踏まえ(笑)、第2刷は250部を作ることを検討しています。500部というのは、かなりしんどいことが分かったので・・・。

場所なのですが、今回は京都駅の近くの便利な場所を借りることを考えました。具体的な場所については、実際に「参加しますよー」とお知らせをいただいた際に、個人的にお伝えしたいと思います。
(ブログ最上段のタイトル下部に掲載しているメールアドレスまでお知らせください)

Images
「よろしくおねがいします」


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