あかマルシェでの「即興でZineを1冊作ります」企画 その1
予告通り、先日の「あかマルシェ」で、「あなたの好きなテーマでZineを1冊作ります」というのをやってみた。
いわば「出張Zine作家遊び」である。
1冊のZineを、与えられたテーマでその場でエイヤッと作って、表紙を作って綴じて、そして値段はお客さんに決めてもらうことにした。
ちなみに、今後また行うときのために、記録として「当日の現場に何を持って行ったか」を写真で残しておく。
奥にあるのは電子辞書。右上はゴミ袋。一番右は普段ほとんど使わないペーパーボンド。
アルミ製の、滑り止め付き定規「アル助」、そしてカッティングマットも。
FOLK old book storeの吉村さんがいい笑顔で見守ってくれていた。
このように、たくさんの道具を用意して待ち構えていた。
が、やはりアートイベントのなかでこういう展開はあまり魅力的には見えなかったようで、何も起こらないまま昼頃を迎える。まぁ、確かにいきなり「あんたの好きなテーマをくれ! Zine書くから!」ってスタンスでブースに座っている輩は、好奇心よりもまず警戒心が芽生えるというものか。
そこで、一緒にブースを出していた蒼室寛幸さんが見かねて(?)、オーダーに応じてくれた。
ちょうど「サンプルとなるZineを作るべきか」と思っていたところだったので、試作品として作らせてもらった。
いただいたテーマは「年末」。
でもその数十秒後に、「やっぱり『動物』で」となった。
そこで出来上がったZineがこちらである。
※クリックすると画像が大きくなるよ
私はやはり桜玉吉の影響からは逃れられないな、と思う内容。
で、このZineを蒼室さんがものすごく気に入ってくれて、実際に買い取っていただいた。感謝・・・。
実際書いてみると1時間ぐらいかかった気分である。ちゃんと時間も計っておけばよかった。
そして、一瞬のアイデアだけで押し切っていくスタイルが妙に心地よかったりもする。
この日はこのあと、もう一冊だけ作る機会があった。それは次回の記事にて紹介。
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