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March 2013

2013.03.31

人生はフィールドワーク

学科名称が変わることへの、卒業生・学生・関係者たちの気持ちがこういうイベントを実施するまでに至り、

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このようなチラシを作ってみたりして、
そして当日はシルクスクリーン印刷で追加で(Bon先生の書による)メッセージが印刷できるコーナーを担当させてもらう。

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イベントに来ていただいた方々に感謝。
そしてときたまTシャツの印刷、しばしば失敗しても笑顔で「かすれ具合が味がある」と言ってくださったり、本当に恐縮。深謝。
なにより、この試みを支援してくださった多くのみなさまに。感謝。

おかげで得がたい経験をさせてもらう。
印刷台なんて作らなくても、板1枚で下敷きにしても何の問題もないことが改めて分かった。
そしてスクリーン版ってインクが乾きやすいのであった(当たり前なのだが)。なので頃合いをみて水で洗って乾かす・・・を繰り返す作業にご協力いただいた方々には本当に感謝!! 

学科名称が変わることについて、シャツができて、さらに教員のメッセージを好きなように印刷できる状態を、素直にイベントのなかに組み込んでいけて、来場者もその状況を楽しんでくれる、そういう大学であることを誇らしく思った。



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2013.03.22

オトナが中学・高校英語をあらためて学ぶうえでのコツ(と、大きく出てみる)

『中学・高校で習った英語の基本を5時間でやり直す本』

というタイトルの本を目にし、英語に限らず中学・高校生活をもういちどやり直したい気分の私は買って読んでみたのである。

読み始めてはじめて知ったのだが、著者の菊池先生は会社員を辞めたあと、長い期間にわたりひきこもり生活を送って、そのときに英語の独学にハマって、その後TOEICで満点を取り続けるまでになったという背景があるのだった。

そういう角度から書かれた英語教本なので、たとえば自動詞についての説明で、「I live. 私は生きている」という文について、説明がものたりなく感じるが英文法的には大丈夫であるということについて触れ、

金八先生だったら、人は人と助け合って生きていくんだ、人は1人では生きてはいけないんだ、というかもしれませんけど、私はひきこもり時代の7年間、1人で生きてきましたからね。実感を込めていいます。人は1人で生きていけます。脱線しているみたいですけど、していませんよ。I liveの話です。英語の文法の話です。私は1人で生きていけます。ここに何もいりません。

とあって、自動詞について説明するにあたってここまで生々しい文章に出会ったことは今までない。

まぁ、この箇所だけはかなり際だっている部分であり、全体としては落ち着いたトーンで菊池先生はひたすら英語を忘れたオトナたちのためにあれこれとレクチャーしてくれる。

たとえば英語をがんばって勉強しようと思っても長続きしないことについては、「三日坊主で終わるなら、三日坊主を繰り返してみること」とあり、こういうアドバイス、私はわりと好きである。

そうして読んでいくなかで、なんとなく私は「オトナがあらためて中学・高校英語を学ぶうえでのコツ」に気づいてきた。

それは、「知らなかったこと(忘れたこと)について、おおげさにリアクションしてみる」ということだ。

たとえば私の場合、

「形容詞が修飾するのは名詞だけで、その一方で副詞は名詞を修飾することはできないが、動詞・形容詞・副詞そのものを修飾することはできる」

という説明について、現役の学生さんなら「それがどうした」と思うかもしれないが、今の私にとっては、こういう当たり前の事実(=オトナになってすっかり忘れている知識)に触れると、妙に新鮮な驚きが起こって「そ、そうだったんですか!!」となって、ちょっと楽しくなってくるわけだ。
それはまるで、卒業して20年ぐらいたってはじめて「あの頃、じつはアイツとあの子は付き合っていた」という事実を聞かされて、不思議な新鮮さであったり、妙な盛り上がりを覚えるような、そういう感覚に近い。

つまり、初心に戻って、でも心のどこかでは「もうオトナだもんね」的な部分を併せ持って、そうしてあらためて中学・高校の英語を学び直すことの楽しさを味わうことが大切なのかもしれない。「アンテナの感度」の問題で、オトナになると、そういう「あたらしい発見」にたいするリアクションが薄くなっているんだろうなぁということでもある。もっと何事でもおおげさに、「そうだったんですかー!! へぇぇーー!!」となるような気分でいたいものである。今回のこの菊池先生の本がきっかけでそういうことに思い至ることができた。

よくリーディングの上達のコツで、「子ども向け絵本などの平易な英文の本を読むと良い」というアドバイスが散見されていて、「なんで今さら子どもの本なんて」と思っていたが、実はやはりこれは一理あるのかもしれない、と思うようになった。これはつまり「初心に戻って英語を学ぶ体験をできるだけ楽しくさせる」ための方策なんだろうと思う。

ちなみにその他にも菊池先生は、イヤホンで英語を聴きながら行う発音練習の際に、自分の声もよく聞こえるようにするため、カップめんの容器を2つ組みあわせて作る「装置」も紹介している。それがどういうものかはだいたい想像がつくかと思うが、そこに垣間見える「DIY精神」もまたポイントであった。


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2013.03.17

TIMゴルゴ松本「命」のことについて

先日、昼食のあと何気なくふとTIMゴルゴ松本の「命」のポーズについて連想がおよび、よくよく考えるとこのポーズで集合写真に収まったりすると、妙におかしいんじゃないかと思えてきて、思い出し笑いみたいになってニヤニヤしてしまった。いまさら何をそんなに笑うんだと思うかも知れない。私も今そう思う。でもとにかく、昼食を終えて職場のデスクに戻る頃、私は確実にニヤついていたのである。「命」のせいで。そして当然、向かいに座るAさんから「なんか笑っていますけど、どうしたんですか」とツッコミが入ってしまう。すいませんすいません、ダメだ、もうゴルゴ松本のせいで「命」がツボになってしまっている。

そもそも漢字で書く文字を身体動作で表して、しかもそれがわりといい線ついているあたりでジワジワくる。
ただ、こうして文章として書けば書くほど「なにをいまさら感」があるわけで。

でももっと衝撃的だったのは、グーグルの画像検索で「TIM 命」で検索すると、
こんな自転車レースのゴールシーンがでてきて、

Timinochi

たしかに図らずとも「命」になっているあたりがすごい。それでよけいにおかしくなってきた。

思えばこれは表意文字としての漢字文化圏だからこそできるパフォーマンスなんだなぁと改めて思った。だって「命」ですからね、ライフですよ。これはなかなか重要なテーマを、よくわからないポーズで表現できていますからね。

話が突然変わりますが、むかし「ライフ」という名前のF1チームがありまして。とはいってもヘビー級なほどのマニアックな存在で、予備予選でずっと落選していた、超弱小チームだった。当時ブルーノ・ジャコメリというイタリア人がドライブしていて、とにかくこのマシンが走らない。なにせ「予備予選で落ち続ける」わけで、つまり予選にすら出場できないわけだ。なのでカルト的存在。それでもこうして忘れられていないのは、F1が日本でブームだった1990年ごろには、そういうチームですらみんなよく知っていた。まったく走らないチームが、シンプルに「ライフ」なんですよ。まさに命からがら、って感じです。

で、ついでにこのライフF1のことをウィキペディアで調べてみたら、当時あまりにもオリジナル製のエンジンがうまくいかなくて、挙げ句の果てに最後にちょっとだけ別のメーカーのエンジンをもってきて走らせようとしたと。
そこまでならまぁ分かる話なんだが、でもエンジンにあわせてボディを設計しているから、その新しいエンジンにボディが合わなくって、そのことにあまり直前まで気付いていなかったみたいで、最終的にはボディをガムテープで固定して走らせたとのことで、衝撃的すぎる。F1レースだぞ。なんだガムテープって。それって「メガネのつるが折れたからセロテープぐるぐる巻きで補修した」っていうのとあまり大差ないレベルの話。

やー、知らなかったなぁ。ライフF1はしまいにはガムテープで固定されていたとは。そういうケースが他でもザラにあるものなのかどうか、さすがに知らない。普通に危なっかしい。そのまま走らせたチームもすごいけど、もっとすごいのはそんなマシンに乗って闘ったジャコメリですよ。「ガムテープでボディが固定されたF1マシンに乗ったことがある人」っていう、おそらく史上初の人間かもしれません。ジャコメリが無事でよかった。ていうかロクに走らないマシンだったから、危険でもなかったのか? あぁ・・・。


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2013.03.14

深夜営業の美術館があったら


深夜営業の美術館があってもいいと思うのだ。

これは「夜間も特別開館しています」的な意味での「夜営業」ではなく(そういうのは近年増えているけれども)、とにかく「深夜営業」に特化した美術館というものだ。

そもそもすでに音楽や映画などは、深夜に味わえる機会がそこかしこにあるわけだ。
それだったら美術品だって深夜に味わえる場所があってもいいではないか。
絵画や写真、彫刻とか陶器とか生け花とか書とかキルトとか、真夜中に鑑賞することでまた違った味わいになったりするはずである。

そしてむしろ、深夜だからこそ、味わいたくなる絵画だったり生け花があったりするかもしれないのだ。
眠い目をこすりながら、「あぁ、この枝の向きがいいねぇ、グゥー」とかいうのはアリだと思うのだ。作品タイトルが「ウトウト」だったりとか。

都市には美術館がたくさんある。それがこうして一律同じような営業時間であっていいのだろうか。
ひとつやふたつぐらい、居酒屋と似たような営業時間で運営されている、へそ曲がりな美術館があってもいいだろう。京都駅ビル伊勢丹に併設の「美術館『えき』」は、駅を名乗るぐらいなら、せめて終電の時間ぐらいまで開館しろよ。

たとえば美術愛好家は、旅行先で美術館めぐりをするわけだが、そういう深夜営業美術館があれば、旅先での夜は確実に立ち寄るであろう。
それに朝まで開いている美術館なんてあったら最高である。「カラオケでオール」とは違った選択肢が増えるのである。「ダリ展でオール」なんて、シュールの極みである。世界中のダリファンが集まるかもしれないぐらいの。

なにより、バーのあとにゆっくり夜の美術館めぐりなんて、それこそ都会のデートコースに最適ではないか。ほんと、誰かやらないか、深夜営業美術館。もう日本の都市部にこれ以上コンビニなんて要らないんだから、そのあたり文化事業に雇用を生み出していってほしいものだ。

まぁ、きっと、美術館が深夜営業に踏み切れないことの理由のひとつは、儲からないうえに「酔っ払いが来場するリスク」があるからだろう。館内でイビキをかいて横たわって「鑑賞」するスタイルが多発する。あるいはひとりで絵画にむかってつぶやきながら「気どってんじゃねぇよ!」って言ってからんだり。そこの問題をクリアすれば、たとえば朝焼けに照らされたイエス・キリストの彫刻が味わえたりして、ひたすら神秘的じゃないか。

そして美術館めぐりのお楽しみ、ミュージアム・ショップではマクラを売ってみよう。きっと、デパートよりもよく売れる。「シャガールの絵画の柄のマクラ」とか、欲しくなってきませんか。

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2013.03.09

ミニサイズの手作り封筒テンプレート

封筒を手作りするときに有用なテンプレート、最近では珍しくなくなってきているが、ものすごく小さいやつを見つけたので、おもしろそうだから買ってみた。367円。

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ぽち袋ぐらいのサイズが作れる。さらに小さいやつも作ることができる。

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あまり深い意味なく作ってみたが、こういうシュールな袋が好きなように作れる。


ちなみに念のためアマゾンで検索したら、同じものがもっと安く売っていて、なんだかちょっと悔しい。

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2013.03.08

滋賀県の習字教育、今年もあいかわらずテンション高い

以前「滋賀県下の小中学生への習字教育がアヴァンギャルド」というネタを書いたが(こちら)、上司のSさんが最近行われたという「大津市小中学校の書き初め展」を紹介したブログ記事のことを教えてくれた。

勝手に画像を拝借して紹介。

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この入り口の標識は、とても素敵な書体だと思う。これは普通にすばらしいと思った。

で、

展示されている作品たちが、やはり今回も、

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ガツン、とくる。
どうだ、といわんばかりの。

「へび」って、最初は分からなかった。そうかヘビの姿を表現しているのか。
「もち」がわりと好きだ。そうだ、これが「滋賀字」の真骨頂なのだ、きっと。

そしてもうひとつ写真が紹介されていて、

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いやはや。
「鶴舞」と「舞鶴」があって、なんだかよくわからないコラボレーションっぷりがうかがえる。
「吉祥」については意見が分かれるところかもしれない。この字の評価基準がどうしても自分にはよくわからない部分がある。
そして何より「強い信念」っていうのが、この展示の文脈だと「私は“滋賀字”には染まらないぞ」っていう決意みたいなものすらうかがえる。「希望に輝く春」も、こういう状況だとよりいっそう、ものすごーく上手に見えてくるわけだ。

こうして今年も滋賀県の習字教育は孤高の道を歩むわけである。

でもここまでくると、こういう滋賀県の書道の展覧会とか実際に行ってみたくなるな。ジワジワと来るものがある。


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2013.03.06

図・表へタイトルをつけるときの位置で迷ったときのための覚え方

「図表」と、ひとくくりに言っても、厳密には似て異なるものである。
図はつまりグラフとかのことで、表というのは、罫線で囲まれて文字や数字が入るものをいう。

で、報告書や論文といったたぐいのものを取り扱う機会がちょくちょくあるわけだが、「図」や「表」を記載するときに、その図表を説明するタイトルの文字を、どちらかは上に、どちらかは下に配置しないといけないというルールがあるわけで、いつもどっちがどっちだったか迷う。誰がいつ決めたのか分からないが、とにかく社会常識的なまでに語られている、よくわからないルールだ。

そこでライフハックだ。
この方法で、区別をつけて覚えておこう。

「表」は、タイトルが上に配置される。
なので、「ひょおおおお~」と、上向きに発音すると覚える。

「図」は、タイトルが下に配置される。
なので、「ずうぅぅぅぅ~」と、下向きに発音すると覚える。

Abechan

ライフハック~♪

・・・うむ、わたしは真剣だ。
こういう些細なワザが、好きなのである。

たとえば、エクセルで「行列」というとき、どっちが「行」でどっちが「列」だったかというときに、
「行」の漢字の右上が、「=」となっているので、これが上下にカウントできるラインを指し示してて、
そして「列」は、漢字の右側が「リ」となっていて、こっちがタテ方向の、左右でカウントできるラインであると覚えておくと、もう一生迷わないので重宝している。


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2013.03.03

Zine『DIY TRIP』第2版をLilmagさんで販売開始していただいています

Diytrip2ndedition

Zineやその他インディペンデントなモノゴトがいろいろ盛りだくさんの素敵なオンラインストアLilmagさんで、ひきつづき『DIY TRIP』の第2版も取り扱っていただいております! あらためて紹介文を書いていただき恐縮です(こちら!)。

今回の第2版は250部を印刷しました。
果たして売り切れることはあるのだろうか・・・そしてその頃がきたとして、その間にあのZineで書いたようなシアトルやポートランドの旅が再びできたりしていたらいいなと思いつつ・・・。

Diytripdsc07817
↑シアトルのZAPP。いまどうなっているのか。

自分が勝手に企画して勝手に実行した過去の旅が、自分の知らない人にとっても何らかの意義を(少しでも)生み出してくれた可能性があるのなら、Zineという表現手段を使って旅の経験を広く伝えようとしたことについては本当によかったと断言できるし、また同時に、本書で伝えたかったDIY精神の大切さそのものが、このZineがいろんな人に読まれるという出来事が増えるほどに、その意味がさらに重みをもってくる、というプロセスを日々感じつつあります。

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