「一生モノの出会いも、必修科目のひとつです」by甲南大学
ちょっと前に阪急電車でみかけた甲南大学の広告のコピー。
「一生モノの出会いも、必修科目のひとつです」
どうしてこのコピーを今まで誰も思いつけなかったのか。
たしか前にも甲南大学の広告のコピーを褒めたかもしれないが、このコピーは私がいままで触れた大学広報のあらゆるもののなかで、最高に優れたものだと思う。
(ひょっとして、ものすごく腕の良い広告代理店と組んでいるのかもしれない)
ヒネりを効かせた部分と、そして大学生活のもたらす本質的な意義みたいなものを、うまくこの一文に凝縮させていて。
たいがいどこの大学の広報物のコピーも、パナソニックの広告ばりに生真面目すぎてあんまり冴えないイメージがあるんで(苦笑)。言葉が投げ込んでくる印象とかイメージってマジで大事。なのでそのへんをあまりにもテキトーに処理したっぽい広報物をみるとガッカリしてしまう。
それで思い出したけど最近のJCBカードのコピー「買い物は、世界を救う」っていうのは、どうも80年代の臭いほうの匂いがしてしょうがない。今さら、なんだよ? っていう気分になる。まぁ、個々の感覚の問題にすぎないとしても。
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