小学校のときの、本を買う謎のイベントについて
ここしばらく「あれは何だったんだろう」と思うイベントのことを思い出している。
小学校のころ、たぶん年に1回か2回、「学校で本を買う」イベントがあった。
イベントというと大げさなのだが、とにかく何らかの出来事であり行事なので、「イベント」と言っておこう。
もうほとんど記憶にないのだが、かろうじて覚えているのは、購入する本を、リストから選ぶようになっているのだ。
そのリストがやたら文字が小さく印刷されていて、本の内容の紹介が書かれていた、はずだ。
だいたい、本なんて近所の書店にいって買ったらいいわけなのだが、どういうわけか、そのイベントのときはリストに書いてある本を自分が好きなように選んで購入する。
でもたぶんそのイベントは「わりと楽しい想い出」だったのかもしれない。リストから本を選んで買うというのが、ちょっと非日常感があってよかったのかもしれない。別に無理に本を買う必要なんてちっともないはずなのだが。
ひょっとしたら現物サンプルをみて買ったかもしれないが、私の記憶では「とにかく文字の小さい紹介文リストを読んで選ぶ」というものだった。
ただ、いずれにせよ、誰が何のために、そういうイベントを催していたのかは謎だ。地元の書店なのか、教育委員会の計らいなのか、よくわからない。
(そして、今でも類似のイベントがあるのかどうかも分からない)
どういう本を買ったのかは、それこそ本当に記憶にないのだが、でもそれなりに自分が食いついた本がいくつかあったわけで、きっと「実録・ドキュメンタリー・実用系」な本もそれなりにラインナップされていたんだろう。そういうオタクっぽいのしか読んでなかった気がする(笑)。
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