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2014.02.13

飛行機のフワッとした縦揺れの対処法

「飛行機 フワッ」というキーワードでネットで検索すると、わりと出てくる。あの、ジェットコースターばりに無重力っぽく揺れる瞬間が苦手だ、という話が。

私ももちろん好きではない。

で、その対処法については、「足を踏ん張る」という回答がしばしば見受けられるので驚く。私の方法はそれとは逆で、「足をあげて、背中もシートからはなし、おしりだけが座席に接触している状態をできる限り保つ」というものだ。体とシートが極力少ない面積で接触するようにすると、自然と体全体がバランスを取ろうとする動きになるわけで、「機体が揺れている状況を、自分の体のバランスを保とうとする動きにすりかえる」というコンセプトなのだ。つまり、「自主的にフワッとしておく」のだ。

私ははじめて飛行機に乗ったときにこの方法をあみだして、それ以来ずっとこの方法でやりすごしている。
おかげで私は飛行機に乗るのがむしろ好きになったぐらいだ(ついでに言うと、空港という場所はもっと好きだ)

つまり気流の乱れがひどくなると、私は背中を伸ばし、両足を少し浮かせるわけだ(笑)。

この方法が果たして本当に有効なのか試すべく、ときどきあえて体全体を座席にぴったり密着させて座ることがある。するとやはり、その場合だと機体の微妙な揺れもすべて体が感知していくような感覚になるのだ。そうなるぐらいなら、「おしりだけシートの上」の状態を保っておいたほうが、三半規管とかきっといろいろな要因により、揺れを揺れだと感じにくくなるんじゃないか。

そうして、私はいろいろな人に「この座り方を試してみて!」と言ったりしている。

この方法の短所は、「あまり長時間やると足が疲れてくる」というものだ。でも疲れてぐったりして眠ってしまえば、それが一番リラックスして空の旅を楽しめる最大のコツかもしれないわけだが。

あ、ちなみに当然ながら、シートベルトはいつでもちゃんと着けておきましょう。飛行機だけじゃなく、高速バスでも私はちゃんとシートベルトをつけないと逆に落ち着かない派です。バスはホントにたまに怖いぐらい急ブレーキ踏まれることがあるので。

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