考えてみたら「笑っていいとも」を生放送で視聴できる最後のチャンスだったかもしれず、そんな日のゲストがよりによって安倍首相だったこと
よりによって『うさぎ!』の連載をしている小沢健二がテレフォンショッキングに出て、その次の日のゲストが安倍首相だったことはオザケン的にどう思ったか。
よくよく考えたら祝日だったので「いいとも」の放送を生で観られる最後の日だったわけで、そこにあわせてテレフォンショッキングに安倍首相がくるという、まぁ、とにかく、「狙い通り」だったのだろうけど、何とも言いがたい展開だった。
タモリさんが「政治家はバラエティをバカにしていませんか」って聞いていたけど、それは意味の無い質問だったと思う。バカにできないからこそわざわざこんな舞台設定を整えて首相が出演したがるわけで。聞くべきは「政治家はバラエティ番組をみる国民をバカにしているでしょう?でもそれでオッケーなんですよね?」だった。首相が「いいとも」に出る行為のなかにその答えもあるわけで。
タモリさんも本当は違う話がしたかったかもしれないが、終始無難な話で推移していくし、この「やりきれなさ」のなかでこの国民的番組がフィナーレに向かっていったことを記憶に留めなくてはいけなくなり、なんだか悔しさとガッカリ感が残ってしまっている。
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さっきネットのニュースで「踊る客室乗務員に当局が警告、インド格安航空」っていうのがあって、まぁ副操縦士がスマホでダンスの様子を撮影していたのは確かにマズイとは思うが、私としては徹底したコスト削減が必須の格安航空会社であるにもかかわらず、わざわざプロのダンサーを呼んできて乗務員にダンスの訓練をさせていたというヒューマンな部分を評価してあげたい気分でもある。
そしてそれ以上に、このニュースをみるまで「スパイス・ジェット」なる名前の航空会社があることを知らなかった。このストレートすぎる名前のインパクト。日本だと「お米航空」みたいなフィーリングか。
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