オリジナルお面を作ってネタにするうえで気をつけるべきこと
「DIYオリジナルお面」についての記事なので、こっちのブログに書く。
3月にJリーグが開幕し、はじめてJ1リーグに昇格した徳島ヴォルティスのホーム開幕戦、つまり「四国初のJ1リーグ戦」という歴史的瞬間を見届けようとなり、F氏とともにバスに乗って徳島に行ってきたのである。
で、F氏とは昨年、あの名古屋での「ベンゲル監督&ピクシー監督のお面ネタ」を豊田スタジアムで敢行し、数え切れないほどの大勢のお客さんとの握手や写真撮影を楽しんだわけである(そのときの話はこちら)。
あのときの最高に愉快な想い出があったため、どうせなら今回も、「徳島ヴォルティスJ1昇格おめでとう!的なお面」を作ってスタジアムで付けたらどうか、となった。
そこで、徳島ヴォルティスといえば誰のお面を作ろうか、となるわけで、我々が出した答えがこれである。
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俳優の大杉漣さん、だ。
かねてから芸能界でも無類のサッカー好きとしても知られるが、なにより大杉さんは徳島出身で、徳島ヴォルティスの古くからのサポーターとして、Jリーグファンのあいだでは有名である。
(実際にご本人もこの日スタジアムに来ておられたようで、Twitterで目撃談が多く寄せられていた)
そういうわけで、2人とも同じ「大杉漣」に変身し、試合前のスタジアムをウロウロしてみたのである。
記念すべきホーム開幕戦の相手はセレッソ大阪ということもあり、大勢のお客さんがポカリスエット・スタジアムにいたわけだ。
ウロウロ・・・・
ウロウロ・・・
あ、ヴォルタくんだ・・・タヌキ・・・
・・・・ということで、結果として、
「 お 面 は 、 あ ま り ウ ケ な か っ た 」
うむ。
サッカーの試合そのものよりも詳細に分析を行った結果、いくつかの反省点が浮かび上がった。
どうしていまいちお客さんのリアクションが薄かったのか。
いくつかの理由が考えられるが、ひとつは、
「大杉漣さん=徳島ヴォルティス」のつながりが、ちょっとマニアックだったかもしれないことである。
そして、それが同時に二人とも大杉漣さんだったことで、どちらかというと不気味さだけが先行していたかもしれない。
でも最も重要な点はこれだ。
「外国人のお面でなかったこと」
である。
たとえば、これが大杉漣さんではなく、
ケント・デリカットさんあたりだったら、もうちょっと事情は変わっていたかもしれないと思うわけだ。
(たとえが古くてごめんよ。昭和生まれなんで)
これは自分がお客さんの立場になると、よく分かった。やはりケントさんだったら、「なにやってんですかー!」って気軽に声をかけにいくような気がする。
たとえば街中でセレッソの柿谷を目撃しても、あ!柿谷だ! とは思うけど、どうしてもそれ以上にはならない気がする。でもフォルランが歩いていたら、大阪のおばちゃんでも寄ってきてバシバシとフォルランを叩きながら「いやー、フォルランさんやー!」というノリになることもありえる。日本人としての外国人の方への親しみやすい距離感というのは、つくづく不思議なものがある。
(まぁ、どっちにしても私は、失礼なことをしでかしているんだろうけど)
そんなわけで、これからオリジナルお面を作ろうと思う方々のためにも、ひとつの事例として、勇気をもって今回この話をさせていただいた次第である。
「お面ネタは、外国人か、漫画のキャラに限る」
以上です。
<おまけ>
鳴門駅周辺でみつけた。
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