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July 2014

2014.07.28

ブックオフで「ビームせどり」をしている「セドラー」の客に出くわす

 ブックオフにいったら、「美容・健康・ダイエット」コーナーで、明らかにそんな本を必要としているように思えない男性客が、端から一冊ずつ抜き出しては棚にしまっていた。よくみると右手に小型の機械を持っていて、値段のバーコードのところを照らしていた。

 一瞬その人は店員かとも思ったが、普通の格好をしているので単なる客であり、そして一番下の本棚に、その男のものと思われる荷物が置いてあって、一番上にはスマホが電源ONのまま置いてあった。で、スマホの画面をみると、あきらかに男がバーコードをチェックしている動きにあわせて、記号らしきものがリストに増えており、本のバーコードをスキャンしていることが確認された。

 つまりこれは古本業界でいう「背取り」のために、こういうツールが開発されたということなのだろう、とすぐに察しがついた。つい私のなかで眠っていた「探偵魂」(あったのかそんなものが)に火が付いたので、その男のすぐ横で、他の本を読んでいるフリをしてしばらく立ったままその様子を観察していた(『美容・ダイエット』コーナーの横は『人生論・生きかた』コーナーだったので、私がいても違和感はない)。おそらくその男にしてみたら私はうっとうしいヤツだと思われただろう。それでもひるまずに男はその棚のすべての本の値段をスキャンしたらしく、1冊取り出してはキープして、別の場所に行った。

 あとでネットで調べたら、たーくさんこの手のスマホのアプリやら道具やらが出てきた。そして私が見たのは「ビームせどり」と呼ばれるもののようだ(こちら参照)。

 そういう人を「セドラー」って言うそうだが、セルラー電話だかアドラー心理学だか分からないな。自己実現欲求か。

Ad
アドラー。


 たしかに店側にしてみたら、迷惑行為でもある一方で、一冊でも多く在庫が処分されるのであればありがたいので、むやみに禁止することもできそうにない。ブックオフは特に、本来高値でもいいはずの本でもありえない安値をつけてしまうが、それでも在庫の回転があがるほうが先決なので、こういう現象を招きやすいのだろう。

 ただ、まぁ、そのこと自体をどうのこうのは言わないが、
 ヒトコトだけ言わせてもらうと、

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「自分の荷物は商品棚に置きっ放しにすんじゃねぇよ」

ってことだ。うん。


 

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2014.07.23

チラシ作らせてもらいました(勝手にはじめるラジオ局講座@淡路島)

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クリックしたら拡大します。

「おかばあのぶろぐ」でOKABARADIO聴けます(こちら)。岡さんが語る、『ウルトラマン』にでてくる「深海怪獣グビラ」の話が遠因となり、自分なりの「グビラ」をチラシに描きこんでみた次第です。アンテナついてるのな。

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2014.07.13

「スポーツ観戦をしながらでも着用できる手作りお面」の分野なら、私も日本代表としてワールドカップに臨めるかもしれないと思った件。

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ケガからの回復を祈念して「ネイマールお面」をつけたお客さんが増えたり、地元新聞紙面にネイマールの顔が印刷されて「これをお面にしよう」という盛り上がりを見せていたが・・・


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しかし・・・


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ちがう!ちがうちがーーう!!

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目の部分をくり抜いてはならぬ!(海原雄山)


単に不気味なだけやん~こわいやん~。


くり抜くべきは、マユゲだ!


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こちら)の記事を参照。

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このネタ)を参照。


というわけで、「お面の作り方を私はブラジル人に教えたかった!」っていう、なんだかよく分からない地団駄をふむ。


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↑そういえばこんな人たちもいた。メルケル首相の場合は目の玉をくり抜いても問題なさそうに見えるのが、逆にある意味で怖い。



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2014.07.09

Harukana Showポッドキャスト:せんだいメディアテークの巻

イリノイ州アーバナ・シャンペンでお送りしている日本語ラジオ「ハルカナショー」で、先日せんだいメディアテークを見学させていただいた折に現地で録音したトークを含む回がポッドキャストでアップロードされています(こちら)。

メディアテークに来てスタッフさんや鷲田館長とお会いできたテンションの高ぶりのまま喋っています。

仙台で撮った写真のなかから。

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「3がつ11にちをわすれないためにセンター」の説明について、現地でみかけたこの図式の手書き感がとてもこの文脈では大きなポイントとなって効いている気がした。ここを手書きにするかワープロ打ちにするかは、とても大きいと思う。そして内容についても、いかに試行錯誤しながら進めているかが生々しいほどよく分かる。

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「考えるテーブル」。「本を黙って読んで終わるんじゃなくて、考えて考えて、そして誰かと対話をしよう」という姿勢を感じさせる仕掛け。

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閉まっているギャラリー部分も含めて、たくさんバックヤードを見せていただく。この真下に図書館があって、上にスタジオとかがある空間なわけである。文章で書くと普通に感じられるが、日本で類似の施設をほかに知らない。

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図書館部分の、このちょっとレトロモダンUFO的な照明器具がとてもクールで、間接照明フリークとしてはしびれる。

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ご馳走になりました・・・。

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ホテルで「ブラジル×チリ」を、結局PK.戦の最後まで観ていた。

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翌日、「仙台に来た記念に」という気分で、ようやく『HOWE』の新作を書き始める。このあと2回場所を変えて書くが、結局1ページぶんぐらいしか書けず。いつ完成するやら。

そしてもちろん、帰りの仙台空港でふたたび「ずんだもちシェイク」を飲んだ。

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2014.07.06

作業中のBGMとして最適なアンビエント系音楽ネットラジオの理想型を見つけた気分。「a.m.ambient」

ここ数年、アンビエント・ミュージックに関心が向いている。パソコンに向かったりしている作業中にずっと流すためのBGMとして最もふさわしいと思っているからだ。

たとえば「iTunes」には膨大なネットラジオのチャンネルがあって、多すぎて選べないのが実情だが、「アンビエント」のジャンルのなかでこれまでチマチマといろいろな局を聴きまくっていて、最近ようやく「これぞ!」という局にたどり着いた。それが「a.m.ambient」だ(こちら)。

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公式サイトはこんな感じ。画面上部の▲マークを押せば、すぐに音楽が再生される。

私が求めるアンビエント系ネットラジオのポイントはただ2点。それは「曲の合間にナレーションやCMの喋り声が入らないこと」と、「とにかく心地よい=空間に溶け込みつつ快適な気分をもたらしてくれる、まさにアンビエント音楽ならではの魅力に溢れた選曲センス」だ。

まぁ、上記の2つの条件を満たすアンビエント音楽系サイトは他にもたくさんこの世にはあるんだろうけど、「名前の覚えやすさ」とかも含めたら、たとえば旅先とかで「アンビエントなBGMがほしいな」となったときに、パッと思い出しやすい点もポイントだ。

「a.m.」って、たぶん文字通り「朝」のことかもしれないが、たしかに早朝早起きしてパソコンに向かうようなときには抜群に「ハマる」。その日を穏やかに、豊かな気分でスタートさせるうえで、強力なツールになりそう。

あまりにこのラジオの選曲がツボにきまくりなので、近いうちに「今後もがんばって!」とドネーションを送ろうかと思うほど。


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2014.07.02

「情報化社会における『じぶんメディア』づくりを語ってみる」というタイトルで語らせてもらった。

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今日、大学の授業にお邪魔させてもらい、上記のレジュメで話をさせてもらった(直前まで殴り書きのように速攻で上記のようなレジュメらしきものを作る・・・クリックすると拡大します)

「なんで青ペンでレジュメの文字を書いてんだ?」とか「よくみたら何かの裏紙に書いてるんじゃないか?」とか、変なところでツッコミどころがあるかと思いますが・・・

今回の発表の準備において、新しく思い至ったこととして、
「メディア×行動×イベント化」という組み合わせを自分は重視していることに気づいた。

これは、「メディアをつくる」といったときに、単にメディアの枠組みというか、その装置そのものを作っただけではあまり意味がなくて、そこに「行動=DIY的実践」が加わってこそはじめて動き出すような感じがしていて、そして理想を言えばそこに「イベント化する勢い」が付けばいいな、と。「イベント化」というのは言葉としてまだ不安定で、何と言っていいのかまだよく分からないのだけど、「自分のメディアを持つことで、毎日の生活のなかで何らかのネタやチャンスを捉えて、それをメディアづくりに反映させること」という意味を込めている。

で、今思いつく部分でいえば、それには2つのパターンがあって、
ひとつは「メディアづくりそのもの、をイベント化していく」ということ。たとえば「即興ZINEづくり」だったり、「製本作業をいろんな人とやる」といった「単純作業大会」と名付けているイベントだったり、メディアづくりにまつわる作業そのものの楽しみ方をあれこれと工夫をするものが考えられる。

もうひとつは、「メディアをつくる自分が、生活のなかでイベントを作って、それをネタにしてメディアに反映させていく」というパターン。こっちのほうは分かりやすい。たとえばゴルゴ13のお面を作って留学生を空港に迎えに行ったことや、父親との旅行のことをネタにして「HOWE」のフリーペーパーに書いていくことだったり。

いずれにせよ、せっかく「じぶんメディア」を持っているのであれば、それを「単なる発信道具」だけでなく、「日常生活にスパイスや面白さや意外な驚きをもたらす隠し味」のような位置づけで、メディアを捉えることを意識的に考え続けていくことが、より「じぶんメディアづくり」において有効なんじゃないか、ということだ。

今日この話を聴いてくれた8名ほどの学生さんたちが楽しんでくれていたらいいんだけれども。
とにかく今まで自分がやったこと、考えてきたこと、いまも悩んでいることをを洗いざらい告白しまくった気分で。これはこれでひとつのカタルシス。

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