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2014.10.26

シルクスクリーン印刷用のスキージ(ヘラ)を専門業者さんで作ってもらったら、格段に使いやすくて感動した件+無料サンプルが嬉しかった件

この秋以降、ひさびさにTシャツ等にシルクスクリーン印刷をガンガン施しまくることになったのを契機に、あらためてシルクスクリーン印刷についていろいろ調べていると、兵庫県尼崎市にある「三協転写」という、まさにその道でひたすら業務に邁進してるんやで的なすごい名前の会社のホームページに行き着いた。
サイトは(こちら)。

ずーっと前から、市販されているスキージ(ヘラ)よりも格段に短いサイズのスキージを探していて、いっそ自分でスキージをカットして自作しようかと模索していたのだが、このサイトで「スキージのサンプルを無料でさしあげます」なんてことが書いてあって、即申込み。

すると速攻でやってきたのがこれ。

R0024808

短辺が2cmほどのサンプルなのだが、何より私はまさに2cmほどの超極細のスキージがずっと欲しかったのである。
なので、「これこそが欲しかったんよおお! ありがとう三協転写さんんん!!」っていう気分になったが、ここまで嬉しいとサンプルだけもらっておくのも気が引けたので、せっかくなのでオーダーを受け付けている最小サイズの5cmのスキージ(ポリウレタン硬度90)を別途注文してみたのである。

それがこちら。

R0024807

まさに職人さんが作るハンドメイドのスキージなのである。

木の部分とパーツの接合部分にかけて全体にニスが分厚く塗ってあるので、水洗いをしても大丈夫。
白いプラスチックの板のところに見える丸いシール部分のところには、内側にマグネットが入っている(はず)。これにより、インクがついたままのスキージをいったん置いておくとき、作業環境を工夫すれば、鉄の部分にスキージを貼り付けて保管することができる。宙に浮かせてスキージを待機させることができるのは便利かもしれない。
別に宙に浮かせなくても、この写真のように横向きに自立するので、これだけでもインクをつけたまま置いておくには十分便利だったりする。

そして従来使っていたスキージとは違って、堅くて角張った先端部分が果たしてどうなのかと思ったのだが、これが非常にキレイに転写できるのである。サイトにも「インクの層をうすくするためにはゼッタイこれ。」と解説されているが、たしかにゼッタイこれ! これゼッタイいいよ!! と感じた次第。

たとえば大きい図柄の印刷で、部分的に色が乗らない場合があるが、そのときにこのスキージに持ち替えて、部分的に細かく修正がきくようになった。
もっと早くこういうのを使っておきたかった! と思った次第。

というわけで宣伝風になってしまったが、スキージでお悩みの方々にはぜひプッシュしたい逸品。
三協転写のスキージのページは(こちら)。

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