「イベントでZINEなどを売るブースの光景」というのはひとつのアートなのかもしれない、という話
↑ この二人の佇まい・装いもさることながら、パイナップルを机に置くセンスが最高にスパーク!!
今度の「EASY」のイベントでは、自分にとって久しぶりに「ブースでZINEなどを展示・販売する」ということをさせてもらえるので、机のうえにZINEなどを並べるイメージをあれこれと考えてみたりする。
ニュアンスとしてはフリーマーケットのそれとよく似ているのだろうが、ZINEのイベントは往々にして「机の上に冊子等を並べる」という部分がポイントになってくる。
そんななかで、グーグルの画像検索で、世界中で行われているZINEやアートブックのイベントの様子を検索したら、当たり前のことだが数え切れないほどのブースの様子が出てくる。
そういうのを見るにつけ、「イベントでZINEをブースで売る光景そのもの」も、またアートな雰囲気があるなぁとあらためて感じ入った次第。つまり、眺めているだけで、あっという間に時間がたつほど、かなーり面白い。
ネットで集めた画像を、ちょっと並べてみた。
どうだろう。いい感じではないだろうか。
ひょっとしたら、こういう写真集が、たとえば世界中のフリーマーケットを被写体に作られていたりするかもしれない。その流れで、こういう「ZINEの販売光景を集めた写真集」だって成立するかもしれない。
つまりZINEをブースで売る光景というのは、その作り手のパーソナルな部分もいやおうなく前面に漂うわけで、何をどう並べ、どういう人(読者)と出会うかを多少なりとも想定しつつそこに居続けることで、単なるガレージセールではありえないほどのセルフ・プレゼンテーション的な側面がでてくる。ZINEの本体そのものから、それを置いてデコレーションして、さらに自分自身の装いさえもトータルに、あらゆるすべてが「ZINE的な表現」としてつながっていく可能性があるわけだ。
ちなみに先月のドイツ旅行で、偶然フリーマーケットに出くわしたのだが、そこではモノを買うというよりも、私にとってはひたすら「フォトジェニックすぎて」写真を撮りまくって一人で盛り上がっていた。単に私は「いつもは何もないはずの場所に、人が何かを並べて売っている姿」が好きなのかもしれない。そのときのフリマでの写真もまた近いうちに紹介したいと思う。
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