「古雑誌を使った封筒づくりワークショップ@FOLK」実施報告(自分が一番楽しんでいたかも)
あらためて、FOLKさんでの展示イベントにお越し頂いた皆様には感謝申し上げます!
そして22日は、はじめて「古雑誌を使った封筒づくりワークショップ」をやってみました!!
が!
当初はほとんど申込みがなかったので、企画倒れかー! と思っていたのですが・・・・
直前にメールをいただいたり、そして当日に2名の方のお申し込みがあったりで、結果的に2回のワークショップで7名の方々に参加いただくことができました。ありがとうございますー!
記念すべき最初の回では、実に久しぶりにお会いした友人のMeineさんが9歳の娘さんとともに参加!(その傍らで7歳の次女ちゃんが上手なイラストを描いてくれていました)。
このように、透明プラ板(0.3mm)をレジュメに書かれた線にそってマジックでなぞり、それを切り取ったものを「テンプレート」とします。あとは雑誌のページの好きな写真などにテンプレートをあてがって、封筒の枠組みをなぞって切り取っていくわけです。
(今回使った古雑誌はFOLKさんのお店で扱っている女性ファッション誌などを提供していただきました)
貼り付けは、5mmの両面テープを使っていきます。封筒が空洞の筒状になるように注意しながら、のりしろを自分で定めて貼っていくのがちょっと難しいわけです。
実際、私はこのワークショップを子供向けにはまったく想定していなかったのですが、今回チャレンジしてくれた9歳の女の子は、このような見事な作品を次々と作りまくっていったのでした(家に帰ってからも黙々と作っていたそうで 笑)。
センスよすぎ! テンプレートをあてて、自分の望むバランス感覚で図像を切り取っていくというこの行為をすっかり自分のものにしていった感がありました。
こちらはMeineさんの作品。実際に封筒を使う場合に、「切手を貼る位置や、宛先を書いたりするスペースを意識すること」も大事になってくるので、そのあたりを意識しながら作っていたようです。
もうひとりの参加者の方の作品。特に右はしの、雑誌の説明図解的なページをうまくデザインとして切り取って作った封筒が斬新です。必ずしも写真ページだけが封筒に適しているとは限らない例として、すごく良い感じです。
2回目の回では、同世代ぐらいの男女4人で、いろいろお話をしながら封筒を作り続けました。
テンプレートの範囲でどこをどう切り取るかが腕の見せ所で、それぞれにドラマチックな雰囲気のヴィジュアルが出現します。
そして、このように登山をテーマにしたイラスト記事を封筒にして、
ページの裏側、つまり封筒の内側に富士山がのぞくような、味わい深い逸品も。
「裏地も楽しむことができる」というのはこの手作り封筒ならではの魅力かもしれません。
こうして、次々と素敵な封筒が量産されていき、いろいろと話をしていくなかで、たとえばクリエイターの方が自らの作品をポートレート作品のようにアピールするツールにも、このような手作り封筒の技法が使えるのではないかというアイデアなども出てきました。
封筒を作る、という意識なり「構え」で雑誌の写真やページを眺めることにより、普段とは違った感覚で雑誌の記事に向き合うことが、この作業の面白さかと思います。
雑誌を捨てる前に、気に入ったページを切り取って保管するというのは多くの人がやっていることかもしれませんが、そこから気軽に封筒を作る方法を自分のものにしておくと、新しい楽しみ方の幅が広がるわけです。
なによりこんな素敵な封筒でメッセージが届いたら、すごーーく感動したり驚いたりできるわけで。
(普通に切手を貼ってマジックで住所を書いたら相手に届く封筒になります)
いやーー、私もかなりこのワークショップを楽しませていただきました。
「これはまた今後もワークショップのネタとしてやってみたい」と思いつつあります。
ひたすら、この初めての試みに参加してくださったみなさまおよびFOLKさんに感謝です!!
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