デイリーポータルZ「日常をタロットカード風に表現する」がすごかった+蒼室寛幸さんの記事も登場!!
タロットカードにはいろいろな種類があるが、最も一般的なバージョンとして「ライダー・ウェイト版」というのがあり、あまりタロットそのものは詳しくないのだが、そのカードの絵を描いた画家であるパメラ・コールマン・スミスという謎めいた人物については昔からちょっと気になっている。
この人の描くなんともいえない独特の作風には魅了されるものがあって、アメリカのペンシルバニアにあるBryn Mawr Collegeという大学には、このパメラ・コールマン・スミスの描き残した作品のまとまったコレクションがあるらしく、いつかまたアメリカに行く機会があれば、今度はここに行って、彼女の絵画を観てみたいと思っている。
さて、そんななか、「デイリーポータルZ」の林雄司さんのツイートで彼の書いた過去の記事がふと紹介されていて、テーマが「日常をタロットカード風に表現する」。
そういうネタが過去に紹介されていたことを知らなかったので、あらためて読むと、いや、もう、これが、最高にすごいのだ。イラストレーターとしての林さんのおそるべし本領発揮といったところか。パメラ・コールマン・スミスのあの独特のタッチを完璧に自分のものにして、好き勝手アレンジして自分の望むネタの方向へもっていっている。そしてあのちょっとメリハリのきつい色調の雰囲気なんかも上手に再現している。
ネタの面白さとかではなく、「いかにあの絵の雰囲気をコピー/サンプリングしたか」の部分で、「参りました!!」となった記事である(とくに『カラオケ』のカードが笑える。たしかにシダックスっぽい)。
とにかく、読んでみてほしい!(こちら)
そしてデイリーポータルといえば、つい先日、かの蒼室寛幸さんが記事執筆デビューしていた!!「知らないおじさんが居間の壁を金づちで連打していた話」(こちら)すごいすごい!!
とかく、ファンタスティックでエキセントリックなエピソードの多い蒼室さんのことなので、今後のアメージングな記事の嵐に期待大!!!
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