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May 2015

2015.05.14

カルチュラル・タイフーン2015@大阪にて6/14(日)の「En-Zine(Zineの輪):反時代的対話醸成装置」のグループセッションに参加します

カルチュラル・スタディーズの研究者や興味のある学生、その他広くいろいろなパフォーマー・アクティビスト・その他いろいろな人々による、学会のような、研究会のような、カルチャーイベントのような、毎度不思議なイベント「カルチュラル・タイフーン」が、今年は大阪で開催される。

で、諸々のつながりや偶然が重なり、2日目の6月14日(日)10:30-12:00、場所は関西学院大学大阪梅田キャンパスにて「En-Zine(Zineの輪):反時代的対話醸成装置」と題したグループセッションに参加させていただくことに。

カルチュラル・スタディーズにおいて特に「サッカー文化研究」で著名な小笠原博毅さん、ZINE『未知の駅』のさぶさん(東京から参加!)、そして「ハルカナショー」でいつもトークをしてくださっている文化人類学者・西川麦子さん、わたしの4人が座談を行いつつ、オーディエンスの方々もまじえてZINEについて語り合う予定。いったいどうなるかは、当日にならないと分からない・・・まさにフットボール的な、ピッチ上の変わりゆく局面のなかでのパス回しのような、そういう状況なり時間が過ごせそう。

ZINEにおける「対話」とは。そしてなぜいま「ZINE」なのか、そういうところを自分なりに考えて臨みたい。

このイベントでは10年前に、自分の書いた修士論文のことを発表させていただいた。とても恩義を感じているイベントだけに、ふたたび今度はZINEやフリーペーパーのことで参加させてもらえるというのは感慨深い。

カルチュラル・タイフーンの詳細については(こちら)をチェック!
今回は1日目と2日目の会場が異なるので注意。我々のプログラムは2日目の朝なので、梅田駅から徒歩圏内にある関西学院大学大阪梅田キャンパスで実施します。

全体プログラムも先日リリースされた(こちら)。
ちょっと小難しそうなプログラムも並んでいる(気がする)けど、そんなに肩肘はらず、お気軽にお越しを!


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2015.05.10

カフェ「PARADISE GARAGE」のこと

 かつて京都の四条通から柳馬場通りを南に少しいくと、古民家を改装した「サラの樹」という雑貨や文具を扱うお店があった。そこにはオランダやドイツ、フランスなど海外から買い付けた珍しくて興味深い商品たちが並び、なにより店主のまさこさんの、雑貨への熱い想いや、僧侶をされている旦那さんとともにかつて歩んだ長い海外彷徨のエピソードの数々の語りがとってもおもしろくて、よく通わせていただいた

(ちなみに去年行った「古雑誌を用いた封筒づくりワークショップ」における「封筒の型どりを透明プラ板のテンプレートで行う」という方法は、もとをたどればこのサラの樹で出会ったドイツ製の雑貨の存在があったからこそである)

 その後お店を閉じられ、ちょっとしたブランクののち、約2年ほど前に、下京区の五条通と大宮通のちかく、下長福寺町に、旦那さんが「パラダイス・ガレージ」というカフェをオープンされたとのお知らせをいただいた。

 昼間は僧侶、夜はカフェ店主。
 またしても、面白い展開である。

 しかし私の悪いクセであるが、京都に住み始めてから「いつでも行ける距離」にあるお店には、結局行こう行こう、と思ったままズルズルと月日が流れてしまうことが多く、パラダイス・ガレージもなかなか行けずじまいになっていた。

 すると先日「パラダイス・ガレージ通信」というフリーペーパーをはじめられたそうで、わざわざ自宅に郵送していただいたのである。それを読んでいると「店主がチョイスした音楽をひたすらかける日」の案内があって、よりによって「ピンク・フロイドをかける日」があったので、あぁもうこれはなんとしても行かねば、となった。

 旦那さんとは1,2回ぐらいしかお会いしたことがなかったのだが、私の存在を覚えてくださっていてうれしかった。そのうちまさこさんもお店に来ていただき、ピンク・フロイド(だけ)がステレオで流れるなか、久しぶりにお話をさせていただいた。お二人ともまったく変わっていなくて、好きなことを探求しつづける人はみな、活き活きとしている、ホントに。

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 紅茶をいただいたカップが、やはりさすが!!と思える素敵なデザイン。こうした食器類や、この紅茶の葉っぱ(スリランカから取り寄せているとのこと)そのものも、いままでご夫妻が歩まれてきたさまざまな世界での、いろいろなつながりのなかで出会ったものが、このお店のなかに結実していて、ひとつひとつのエピソードを聞かせていただくにつれ、「あぁ、人生っていろいろな出来事がつながっていくんだなぁ」という感慨がわきおこる。

 なにより、お店の軒先に飾られているオランダの自転車が印象的。これは「サラの樹」時代にすでにあったもので、まさこさんがどうしても日本に持って帰りたい! となって悪戦苦闘して京都の古民家までがんばって運び込み、中庭にさりげなく置いてあったものだった。そのときは「ベストな置き場所がまだ見いだせていない」感じがあったのだが、こうしていま、カフェの入口という絶好のスペースに、白い壁をバックに深い緑色の綺麗なフレームが完璧にマッチしていた。
 ※写真を撮っていなかったのだけど、施工を手がけた会社のホームページをみつけて、とても綺麗な写真がたくさん載っていたので、ご参考までに(こちら)。

 どうしてここにあるのか、どうして私はこの店と出会ったのか、などなど、いろいろと考えると、こういうのもやっぱり「縁」のなせるワザだよなぁ、と実感。

 ほかにも常連の方で、還暦を迎えたとは思えないロックスターのような雰囲気(とテンション)の面白いお客さんとお話をしたりで、けっきょくピンクフロイドの『原子心母』、『モア』、『おせっかい』、『狂気』の4枚のアルバムがステレオから大音量で流れたぶんの時間、ずっと長居させてもらった。カフェでピンク・フロイドを聴きながら食べるおいしいオムライスやフレンチトースト、この味わいは独特だった。

 壁面にたくさんあるCDや、まさこさんが見いだした素敵な雑貨や旦那さんの絵画作品などを味わったり、そして時折麻雀大会や映画鑑賞会などもやっているとのことで、いろいろな楽しみ方ができる空間。いつかここで「封筒づくりワークショップ」もできたらいいなぁと思った。

Pgbassho
五条通と大宮通の交差点からすこし西にいったところにある。
18時~22時まで。木曜日が定休で、そしてお盆やお彼岸のときは臨時休業あり。

 これを読んだ人とお店との出会いがまた、あたらしい素敵な縁になってひろがっていけばいいなと願いつつ。


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